さていよいよレストアのまとめに入ります。
第一弾はネットワーク。
ちなみに言っておきますが、「チューン」ではなく「レストア」ですのでお間違えなく。。。
レストア内容はコンデンサーと端子です。
例のクソ電解コンデンサーだけは必ず交換した方が良いし、あのショボい端子もあり得ないですから。。
詳しくはまとめを見てください。
ただしPROやSTUDIOや10MXや10MTは元々良い端子が付いているので交換する必要は無いと思います。
まずネットワークの取り外しですが、スピーカーを外してリード線を外します。
ケーブルを交換するのであれば切断すれば良いのですが、ケーブルをそのまま使うのであれば半田を吸い取って切断せずに外します。
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何故かと言うと、古いケーブルを切断して再び半田付けしようと思っても、被覆をむくと芯線が見ての通り錆びてます。。
この状態ですと新しい半田が付きにくいので新しいケーブルに交換して下さい。
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グラスウールを引っぱり出す時は必ずビニールの手袋をして作業をして下さい。
結構チクチク来ます!
ネットワークを固定している6個のM4ナットを外してネットワークを取り出します。
ツイーター用電解コンデンサーのリード線を切断してテスターで容量を測定してみて下さい。
古い機種だと多い容量を示すと思います。
測定器によって示す値はバラバラですが、容量専用測定器でもかなり多めを示します。。
接続
回路はこの通り12db/oct クロスオーバー2KHzです。
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端子交換
端子の取り外しですが、接着剤の裏にM4ビスの頭が隠れていますので、接着剤を除去してネジを外せば簡単に取り外し出来ます。
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新しい端子は同じくM4ネジタイプにすれば無改造で取り付け出来ます。
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問題のコンデンサー交換!
コンデンサーはリード線を切断し、ビニールの被覆カバーをカッターで切断して中身を取り出します。
後から接着されたカバーを引きはがします。
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コンデンサーはフィルムまたはバイポーラ(両極性)の電解コンデンサーを使用します。
ツイーター用は2.7μFを2個並列で5.4μFとして使用していますが、2.7μFのバイポーラだなんて滅多に売られていないと思われますので、自分は2.2μF+2.2μF+1.0μFの合成で5.4μFにしました。
後半のレストアでは4.7μF+0.68μF=5.38μFにしました。
誤差が有りますが、電解コンデンサーなんて誤差10%~20%が普通ですので、問題は無いと思います。(元々が酷い誤差ですから・・・)
フィルムコンデンサーと電解コンデンサーの選択肢が有りますが、価格とサイズ以外はすべての項目に関してフィルムコンデンサーの方が優秀です。
但し電気的特性が良い方が音が良いのかと言われると・・・不明??
この辺は両方を比べて見れば良いのですが、私はやっていません。
とりあえず私は電気的特性に優れたフィルムを使用しました。
コンデンサーの耐圧ですが、50Vも有れば電気的には問題無いと思うのですが、耐圧の大きい方がESRが低くダンピングファクターの点で有利になりますので、200V以上を使った方が良いです。
ちなみにツイーター用U-CON製コンデンサー(標準の物)は耐圧160Vです。
ウーファー用が50Vです。
私は630Vと400Vを使用しました。
まぁダンピングファクターが大きいとNS-10Mの音が良くなるのかと言われると??ですが。。
出来上がり
シズキとpanasonicのフィルム
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こんなバージョンも
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4.7μF+0.68μF=5.38μF時代
新しいコンデンサーは接着剤で固定する事も忘れないように!
RとLを間違えないように取り付けて下さい!!
第一弾はネットワーク。
ちなみに言っておきますが、「チューン」ではなく「レストア」ですのでお間違えなく。。。
レストア内容はコンデンサーと端子です。
例のクソ電解コンデンサーだけは必ず交換した方が良いし、あのショボい端子もあり得ないですから。。
詳しくはまとめを見てください。
ただしPROやSTUDIOや10MXや10MTは元々良い端子が付いているので交換する必要は無いと思います。
まずネットワークの取り外しですが、スピーカーを外してリード線を外します。
ケーブルを交換するのであれば切断すれば良いのですが、ケーブルをそのまま使うのであれば半田を吸い取って切断せずに外します。
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何故かと言うと、古いケーブルを切断して再び半田付けしようと思っても、被覆をむくと芯線が見ての通り錆びてます。。
この状態ですと新しい半田が付きにくいので新しいケーブルに交換して下さい。
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グラスウールを引っぱり出す時は必ずビニールの手袋をして作業をして下さい。
結構チクチク来ます!
ネットワークを固定している6個のM4ナットを外してネットワークを取り出します。
ツイーター用電解コンデンサーのリード線を切断してテスターで容量を測定してみて下さい。
古い機種だと多い容量を示すと思います。
測定器によって示す値はバラバラですが、容量専用測定器でもかなり多めを示します。。
接続
回路はこの通り12db/oct クロスオーバー2KHzです。
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端子交換
端子の取り外しですが、接着剤の裏にM4ビスの頭が隠れていますので、接着剤を除去してネジを外せば簡単に取り外し出来ます。
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新しい端子は同じくM4ネジタイプにすれば無改造で取り付け出来ます。
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問題のコンデンサー交換!
コンデンサーはリード線を切断し、ビニールの被覆カバーをカッターで切断して中身を取り出します。
後から接着されたカバーを引きはがします。
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コンデンサーはフィルムまたはバイポーラ(両極性)の電解コンデンサーを使用します。
ツイーター用は2.7μFを2個並列で5.4μFとして使用していますが、2.7μFのバイポーラだなんて滅多に売られていないと思われますので、自分は2.2μF+2.2μF+1.0μFの合成で5.4μFにしました。
後半のレストアでは4.7μF+0.68μF=5.38μFにしました。
誤差が有りますが、電解コンデンサーなんて誤差10%~20%が普通ですので、問題は無いと思います。(元々が酷い誤差ですから・・・)
フィルムコンデンサーと電解コンデンサーの選択肢が有りますが、価格とサイズ以外はすべての項目に関してフィルムコンデンサーの方が優秀です。
但し電気的特性が良い方が音が良いのかと言われると・・・不明??
この辺は両方を比べて見れば良いのですが、私はやっていません。
とりあえず私は電気的特性に優れたフィルムを使用しました。
コンデンサーの耐圧ですが、50Vも有れば電気的には問題無いと思うのですが、耐圧の大きい方がESRが低くダンピングファクターの点で有利になりますので、200V以上を使った方が良いです。
ちなみにツイーター用U-CON製コンデンサー(標準の物)は耐圧160Vです。
ウーファー用が50Vです。
私は630Vと400Vを使用しました。
まぁダンピングファクターが大きいとNS-10Mの音が良くなるのかと言われると??ですが。。
出来上がり
シズキとpanasonicのフィルム
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こんなバージョンも
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4.7μF+0.68μF=5.38μF時代
新しいコンデンサーは接着剤で固定する事も忘れないように!
RとLを間違えないように取り付けて下さい!!
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