(写真)「移民受け入れ体制は崩壊の危機にある」と語るサルコジ氏
フランスのサルコジ大統領は、フランスには外国人が多過ぎる、外国人の受け入れ体制は更に広がり更に悪化していると語りました。
テレビ討論で、サルコジ氏は来月再選したら移民の受け入れ人数を半分に減らす計画であると語りました。
サルコジ氏は、社会党の候補者フランソワ・オランド氏に世論調査で負けています。
彼は、極右のマリン・ル・ペン氏が率いる国民戦線党とも保守派の票を争っています。
大統領は、移民はフランスにとって利益ではあるが、在住許可をより厳しい内容にする必要があると言いました。
父親がハンガリー人の移民だったサルコジ氏は、10年以上フランスに滞在している移民への給付額を制限したいとも語りました。
彼は、しばしば人種や移民問題に関して物議を醸す発言をして国の意見を二分しています。
彼は、大統領として、すでに論争の的になっているロマ・ジプシーの国外追放を含む新移民法を推し進めています。
火曜日に、フィロン首相は、動物の宗教的虐殺は時代遅れだとしてイスラム教徒とユダヤ人の間に失望をもたらしました。
テレビのドキュメントが、先月、パリ地域の食肉処理場だけが宗教的に合法な肉を生産すると放送した時に議論が始まりました。
これまでのところ、選挙運動への選挙民の影響は比較的少ないようです。
火曜日にCSAが行った最近の世論調査では、社会党のオランド党首がサルコジ大統領をリードしています。
又、5月6日の2回目の投票では54% 対 46%でオランド候補が勝利することが確実だろうとしています。
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今年は選挙の年です。フランスも来月大統領選挙のようですね。オランド候補に負けそうな現大統領は何とかして保守層を取り込もうとして移民に対して強硬姿勢を見せているようです。勝敗はいかに!?