(写真)ラングーン南西部のKawhmu地方区の議席を求めているスー・チーさん
ビルマの野党党首のアウン・サン・スー・チーさんの選挙キャンペーンのメッセージが、水曜日の午後、国営メディアで放送される予定です。
スー・チーさんのメッセージは、1日前にリークされ、インターネットにアクセスした人々に内覧されました。
彼女は、演説の中で、民主改革が必要だと強調しています。
補欠選挙で争っている党には、ビルマで新しくできたテレビ‐ラジオ部門で15分の時間が与えられています。
数年間自宅軟禁されたノーベル平和賞受賞者の彼女は、ラングーンの南西部Kawhmu地方区の議会選に立候補しています。
リークされた彼女のスピーチのビデオは、ユー・チューブやフェイスブックなど種々のウエブサイトに配置されました。
ビデオの中で、スー・チーさんは、彼女の党の国民民主連盟(NLD)の赤い旗を後方に立て机の向こうに座って、キャンペーンの核心部の幅広いテーマを強調しています。
彼女は、抑圧的な手段は廃止されなければならず、司法は独立すべきで、メディアに自由が付与されなければならないと語りました。
ビルマの古い軍事政府について言及し、更に新しい政治制度も厳しく批判しています。
また、4分の1の議席を軍人に割り当てながら文民政府と称している2008年の憲法の規定に言及しています。
これは現議会が選挙で選ばれていない人々で成立していて、民主的でないことを意味しているとも言いました。
4月1日の補欠選挙は、最近ビルマ政府が約束した民主改革を試す機会とみなされています。
48議席が争われますが、NLDは一人が失格したので47人を立てています。
たとえNLDが全議席を獲得しても、軍事支配の政府はそれでも議会で指導的優位を得るでしょう。
彼女の党は、軍部が支配しながら文民政府と称する軍事政権に抵抗して2010年11月の選挙をボイコットしました。
それ以来、新政権は改革の道を歩み始め、NLDに政治参加を認めました。
西側諸国は、ビルマは改革の過程を制裁の動きに合わせるだろうと言っています。
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ビルマの民主化への動きは期待できるものなのかどうか、世界が見ていることでしょう。4月1日の選挙が問題なく行われるかどうかをしっかり見ていものです。
今夜は7時頃夜空を見上げました。すでに一昨日より離れていたので、あとは離れる一方かもしれません。ここ数日晴天が続くのでつい夜空を見上げてしまいます。(笑)
↓ここ数日晴天が続くので海に行きました