オーストラリア東部のアボリジニー埋葬地の冒涜は〝胸が悪く吐き気を催させる″とオーストラリア政府が非難しました。
ナチスのカギ十字やKKK白人の権力という文字が、ニュー・サウス・ウエールズ州北部のアボリジニーの人々の埋葬地のフィンガル・ヘッド墓地の壁やいくつかの墓石に刻まれていました。
冒涜行為は火曜日の朝起こったらしいと報じられています。警察が事件を調査しています。
州のアボリジニー担当大臣のドミネロさんは、その事件に怒りを表しました:「どんな文化や遺産をもつ人々にも最後の安らぎの場に選定されている場所の人種差別主義者の破壊行為は〝胸が悪く吐き気を催させる″。」
墓地はアボリジニー文化の聖なる場所なので、死者の名前を語ることさえタブーです。それは失礼な事と考えられているのです。
ある土着人は、1864年から1964年の間にアボリジニーが使っていた墓地の破壊行為は痛ましいと言いました。
「彼らが打ち壊して投げ散らかした写真がありました。それは家族にとって悲痛なものです」とケビン・スラブさんは報道陣に語りました。
地方のロングランド市長は、攻撃は地域社会を驚かせていると言いました。
「強い土着の代表で密接に組織された共同社会がそこにはあるのです。」
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どの国も超保守の若者が台頭しているようです。歴史は繰り返すと言いますが、彼らは何を主張したいのでしょうか。人種差別主義は時代の逆行でおぞましいことです。