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中国が死刑囚からの臓器提供を止める

2012-03-23 | Weblog

  

(写真)中国の臓器移植の大半は死刑囚監房の囚人から

 中国は、5年以内に処刑囚から臓器を取り出すことを止めると国営メディアが報じました。

政府役人は、代わりに臓器移植の新たな提供制度をつくると言います。

国営メディアの推定によると、中国の臓器移植の3分の2は囚人からのものです。

人権団体は、死刑囚監房の囚人は臓器を提供することを強制されていると言います。政府は否定しています。

中国は、長い間、臓器提供を死刑囚に頼るのを減らすと言っているが、必要な臓器の量は設定された時間枠での移植実施を困難にしていると記者は伝えます。

健康省の公式数字によると、およそ150万人が移植を必要としているのに、年間10,000人しか実施されていないと国営新華社通信は伝えます。

健康省の副大臣が、いくつかの地域では国民からの臓器移植の試みがなされていると語ったと新華社通信が伝えました。

「死刑囚からの臓器提供を廃止する計画は、政府の決意を意味する。」と彼は言いました。

常に感染率が高く移植された人々の長期の生存率に影響を与えるので、囚人からの臓器提供は理想的ではないと彼は付け加えました。

人権団体は、中国は年に数千人の囚人を処刑すると推定しています。

北京のBBC記者によると、公式数字は国家秘密になっているといいます。

人々は無傷のまま埋葬されることを望む文化的信念のために多くの人が臓器を提供したがらない理由などがあって、中国では臓器提供者が少ないと彼は付け加えました。

このことが闇取引の原因になっています。政府は、5年前に臓器売買を禁止しましたが、まだ行われています。

中国赤十字社も、故人の臓器提供者の遺族を経済的に支援して不法な臓器売買を抑制するガイドラインが作られるだろうと言いました。

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無傷なまま埋蔵されることを望む国民性の故に、中国では臓器提供者が少ないようです。対応策として死刑囚から没収しているというのは問題ですね。

日本も提供者が少なく、アジアから高いお金を出して提供を受ける人が多いと非難されたことがあります。それを受けて法的には改善されたことになっていると思いますが、現実はどうなのでしょうか。