(写真)警察に特定された6人の容疑者
ブラジルの警察は、サンパウロで誘拐や強盗を繰り返しているほとんどが金髪の若い女性を探していると言います。
犯人はショッピングセンターで裕福な女性を狙っている、とサンパウロの誘拐撲滅警察隊は言います。
犠牲者は車に誘導され、銃を突きつけられてカードが盗まれます。その間にギャングは犠牲者のクレジットカードを使ってぜいたく品を買います。
警察は、"ブロンド・ギャング"は若くて教育を受けた中間層の女性達だと言いました。
サンパウロの誘拐撲滅隊長のアルヴェスさんは、「一人か二人はいくつかの言語を話し、何人かは海外で教育を受けている。」と言いました。
「彼女達は、実際かわいい女の子たちで、身なりもいい、」と彼は言いました。
ギャングは、自分達に似ている女性を標的にする傾向があります。そうすれば、犠牲者のカードを使う時にごまかせるからです。
彼女達は、3年間このような事を行ってきて、少なくとも50人が犠牲になりました。
警察は、ギャングを分断することから始めて、男を含む3人を逮捕したと言いました。
犠牲者を数時間捕まえて、その間に彼らの銀行通帳やクレジットカードを使う、いわゆる、"急行誘拐"はラテン・アメリカでは一般的な犯罪です。
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可愛くて教養のある中産階級のブロンド・ギャング!6人揃えば怖いものなしということでしょうか。急行誘拐と訳しましたが、犠牲者を捕まえておく役割とカードを使う役割を分担し、それを大急ぎでするということでのようです。警察はそれを分断することで逮捕しやすくしようとしているようです。ラテン・アメリカではこれが茶飯事とは驚きですね。