法務省が「性犯罪に関する刑事法検討会」立ち上げ
法務省は、性犯罪に係る事案の実態に即した対処を行うための刑事法に関する施策の在り方について検討を行うため「性犯罪に関する刑事法検討会」を立ち上げ、第1回会議が2020年6月4日に開催され、大臣挨拶、座長及び委員の自己紹介、議事の公開等について協議、意見交換が行われた。
性犯罪に関する刑事法検討会開催趣旨
「平成29年(2017年)刑法一部改正法附則9条に基づき、法務省として、性犯罪に係る事案の実態に即した対処を行うための刑事法に関する施策の在り方について検討を行うため、法務大臣の指示に基づき、被害者心理・被害者支援等関係者、刑事法研究者、実務家を構成員とする検討会を開催し、法改正の要否・当否について、幅広く意見を伺って論点を抽出・整理し、議論を行う。」
性犯罪に関する刑事法検討会委員名簿(敬称略、五十音順)
座長
井田良・中央大学教授
委員
池田公博・京都大学教授
金杉美和・弁護士(京都弁護士会)
上谷さくら・弁護士(第一東京弁護士会)
川出敏裕・東京大学教授
木村光江・東京都立大学教授
小島妙子・弁護士(仙台弁護士会)
小西聖子・武蔵野大学教授
齋藤梓・目白大学専任講師・臨床心理士・公認心理師・被害者支援都民センター相談員
佐藤陽子・北海道大学教授
中川綾子・大阪地方裁判所部総括判事
橋爪隆・東京大学教授
羽石千代・警察庁刑事局刑事企画課刑事指導室長
宮田桂子・弁護士(第一東京弁護士会)
山本潤・SANE(性暴力被害者支援看護師)(一般社団法人Spring代表理事)
和田俊憲・東京大学教授
渡邊ゆり・東京地方検察庁検事
開催に当たって各委員から提出された自己紹介及び意見(PDF)
「私たちが求める刑法性犯罪規定改正案」ヒューマンライツ・ナウ
NPO法人ヒューマンライツ・ナウは2019年11月21日に「私たちが求める刑法性犯罪規定改正案(叩き台)」を公表したが、2020年6月11日、改訂版を作成し、「私たちが求める刑法性犯罪規定改正案(改訂)」を発表。
「私たちが求める刑法性犯罪規定改正案(改訂)」(ヒューマンライツ・ナウ)
『「『同意ない性交』処罰化を」NGOが刑法の改正私案公表』毎日新聞
塩田彩・毎日新聞統合デジタル取材センター記者は「性犯罪に関する刑法改正を巡り、性暴力被害者支援などに携わる弁護士らが参加するNGO『ヒューマンライツ・ナウ』は(6月)11日、同意のない性交への罰則規定や性交同意年齢の引き上げなどを盛り込んだ改正案を発表」、そして改正案を「性犯罪に関する刑事法検討会」に提出し、「議論を喚起していく」と報じた。
また、ヒューマンライツ・ナウ改正案は「現行刑法の強制わいせつ罪にあたる『不同意性的行為罪』「強制性交等罪(旧強姦罪)にあたる『不同意性交罪』」「準強制性交等罪(旧準強姦罪)にあたる『同意不能等性交等罪』」などを導入し、さらに「現行法で13歳とされている性交同意年齢を16歳に引き上げ、16歳未満が被害者となった各罪の法定刑の下限を引き上げる形で加重している」と伝えた。(毎日新聞電子版、塩田彩・統合デジタル取材センター、2020年6月11日配信)
『「『同意ない性交』処罰化を」NGOが刑法の改正私案公表』毎日新聞
法務省は、性犯罪に係る事案の実態に即した対処を行うための刑事法に関する施策の在り方について検討を行うため「性犯罪に関する刑事法検討会」を立ち上げ、第1回会議が2020年6月4日に開催され、大臣挨拶、座長及び委員の自己紹介、議事の公開等について協議、意見交換が行われた。
性犯罪に関する刑事法検討会開催趣旨
「平成29年(2017年)刑法一部改正法附則9条に基づき、法務省として、性犯罪に係る事案の実態に即した対処を行うための刑事法に関する施策の在り方について検討を行うため、法務大臣の指示に基づき、被害者心理・被害者支援等関係者、刑事法研究者、実務家を構成員とする検討会を開催し、法改正の要否・当否について、幅広く意見を伺って論点を抽出・整理し、議論を行う。」
性犯罪に関する刑事法検討会委員名簿(敬称略、五十音順)
座長
井田良・中央大学教授
委員
池田公博・京都大学教授
金杉美和・弁護士(京都弁護士会)
上谷さくら・弁護士(第一東京弁護士会)
川出敏裕・東京大学教授
木村光江・東京都立大学教授
小島妙子・弁護士(仙台弁護士会)
小西聖子・武蔵野大学教授
齋藤梓・目白大学専任講師・臨床心理士・公認心理師・被害者支援都民センター相談員
佐藤陽子・北海道大学教授
中川綾子・大阪地方裁判所部総括判事
橋爪隆・東京大学教授
羽石千代・警察庁刑事局刑事企画課刑事指導室長
宮田桂子・弁護士(第一東京弁護士会)
山本潤・SANE(性暴力被害者支援看護師)(一般社団法人Spring代表理事)
和田俊憲・東京大学教授
渡邊ゆり・東京地方検察庁検事
開催に当たって各委員から提出された自己紹介及び意見(PDF)
「私たちが求める刑法性犯罪規定改正案」ヒューマンライツ・ナウ
NPO法人ヒューマンライツ・ナウは2019年11月21日に「私たちが求める刑法性犯罪規定改正案(叩き台)」を公表したが、2020年6月11日、改訂版を作成し、「私たちが求める刑法性犯罪規定改正案(改訂)」を発表。
「私たちが求める刑法性犯罪規定改正案(改訂)」(ヒューマンライツ・ナウ)
『「『同意ない性交』処罰化を」NGOが刑法の改正私案公表』毎日新聞
塩田彩・毎日新聞統合デジタル取材センター記者は「性犯罪に関する刑法改正を巡り、性暴力被害者支援などに携わる弁護士らが参加するNGO『ヒューマンライツ・ナウ』は(6月)11日、同意のない性交への罰則規定や性交同意年齢の引き上げなどを盛り込んだ改正案を発表」、そして改正案を「性犯罪に関する刑事法検討会」に提出し、「議論を喚起していく」と報じた。
また、ヒューマンライツ・ナウ改正案は「現行刑法の強制わいせつ罪にあたる『不同意性的行為罪』「強制性交等罪(旧強姦罪)にあたる『不同意性交罪』」「準強制性交等罪(旧準強姦罪)にあたる『同意不能等性交等罪』」などを導入し、さらに「現行法で13歳とされている性交同意年齢を16歳に引き上げ、16歳未満が被害者となった各罪の法定刑の下限を引き上げる形で加重している」と伝えた。(毎日新聞電子版、塩田彩・統合デジタル取材センター、2020年6月11日配信)
『「『同意ない性交』処罰化を」NGOが刑法の改正私案公表』毎日新聞