![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/95/b3821bdc5a0ce1b52f3385c7f3b1d687.jpg?random=b7cdaba48f5e908377793c56c9c634b5)
1月24日付佐賀新聞に「軍事工場の負の遺産」という記事が掲載されました。
佐賀県伊万里市にある巨大造船所跡-川南工業浦之崎造船所-の記事です。
元々硝子工場であったものが、戦時下に軍事物資の製造等で躍進するものの、
戦後まもなく閉鎖された工場で、閉鎖後約50年経った現在は、
当時の面影を偲ぶものはなにも無く、さながら古代遺跡の様相で伊万里湾の畔に佇んでいます。
オープロジェクトでも新作『萌の季節』ではこの造船所を大幅にフューチャーし、
データ・コンテンツにもその激動の歴史を入れ込みました。
勿論この記事でも、造船所の持つ負の歴史は語られていますが、
それよりなによりびっくりしたのは、
この造船所が法律上「土地ではない場所」に建っている事でした。
現在この造船所が建っている場所は、法律では土地ではなく、
海に流れ込んだ土砂という扱いになっているらしいです。
しかもこの土砂の利権者が何人もいるため、造船所の処分が宙ぶらりんになっている
と言うことでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/98/1715787957140607dda2cbe74a261e45.jpg?random=dcde8316be7174b4872502d9f460987e)
夏には植物が鬱蒼と生い茂り、鳥たちのさえずりが木霊する川南造船所。
確かにその激動の歴史は負の遺産に値する重みを持っていると想いますが、
まさか現代に於いても問題を抱える場所であったとは。
この廃墟、2階部分への階段が既に崩壊していましたね。
脚立でも使用しない限り、上がるのは不可能でした。
上からの眺めが見たかっただけにそれだけが心残りです。
ネットで最近の様子を見ましたが、
どうやら柵が作られたみたいですね。
去年のGW頃はどうだたんでしょうか。
以前行った時は、
北側の壁面に、2階へ上がるロープが垂れていましたが、
かなりたよりないロープだったんで、
まだあるかどうか。
脚立かスライド梯子があったほうが確実ですね。
柵はなかったですね。
どうぞご自由にお入り下さい状態でした。
ロープは気がつきませんでした。
しかし、廃墟でロープに身を預けるのは勇気がいりますよね(苦笑)
GWにはまだ柵がなかったとすると、つい最近なんですね。
ただネット上で見る限り、厳重な柵という印象もありませんが。
ロープはもうなくなったのかもしれませんね。
確かに頼りないロープに身を任せるのは考えちゃいますね(^^;
木型を持ち出されてたというお話を聞くと、当時の資材がまだ残ってもいたのですね。
私が最後に訪れたのは解体後すぐの2年前の夏で、
その時はまだ更地でした。
廃土が持ち込まれていたということは、何らか、再利用されるのでしょうか。。。
※「秀真(ホツマ) 太郎)」さんのお名前の投稿もまったく同じ内容でしたので、削除させて頂きました。
跡地の利用案をお考えとのこと。
VRでの再現はぜひ体験したいと思います。
廃墟の時代はもちろん、
操業していた時代の様子も体験できたらいいなと思いました。