久しぶりに沖縄へ行ってみた。
といって、ももう20年ぶりくらいだろうか。
もう梅雨に入っていたせいか、
天気もそれほどよくなかったので、
海以外のものを見て回ることにした。
まずは名護市庁舎。
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市庁舎というにはあまりにも市庁舎らしからぬ建物は、
国道を走っていても、遠くからその存在がわかる、
見てるだけでも楽しくなる建物。
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1981年に象設計集団によって建設された建物は、
沖縄という土地柄をふんだんに反映した、
不思議な市庁舎だった。
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なんと言っても海側壁面の一面に配置されたシーサーは圧巻。
各々が全部違う形でしかも全て味のあるシーサー。
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真横から見ると、一段と凄いです。
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顔も体も、みんな個性的です。
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このシーサーなんかは花が咲いちゃってますが、
30年の年月のせいか、だいぶくたびれてもいますね。
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建物の内部も不思議な造り。
雁行状に作られたテラスの屋根は細かく抜けていて、
おそらく強烈な沖縄の日差しを、
和らげる効果があるんじゃないでしょうか。
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テラスを上から見ると、
近くは確かに特殊な抜け構造をしているのがわかりますが、
遠くを見ると、
赤瓦と白い漆喰で作られる沖縄独特の屋根のように見えます。
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ところどころ天井一面コンクリートのところもありますが、
画像の様に、色々な色ガラスが埋め込まれ、
細かいところまで遊び心が感じられます。
鉄筋コンクリートの建物ながら、
沖縄の風土や文化をふんだんに取り入れた名護市庁舎。
沖縄という特殊な土地の、強烈な主張を感じます。
◆ シリーズ 沖縄 ◆
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といって、ももう20年ぶりくらいだろうか。
もう梅雨に入っていたせいか、
天気もそれほどよくなかったので、
海以外のものを見て回ることにした。
まずは名護市庁舎。
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市庁舎というにはあまりにも市庁舎らしからぬ建物は、
国道を走っていても、遠くからその存在がわかる、
見てるだけでも楽しくなる建物。
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1981年に象設計集団によって建設された建物は、
沖縄という土地柄をふんだんに反映した、
不思議な市庁舎だった。
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なんと言っても海側壁面の一面に配置されたシーサーは圧巻。
各々が全部違う形でしかも全て味のあるシーサー。
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真横から見ると、一段と凄いです。
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顔も体も、みんな個性的です。
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このシーサーなんかは花が咲いちゃってますが、
30年の年月のせいか、だいぶくたびれてもいますね。
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建物の内部も不思議な造り。
雁行状に作られたテラスの屋根は細かく抜けていて、
おそらく強烈な沖縄の日差しを、
和らげる効果があるんじゃないでしょうか。
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テラスを上から見ると、
近くは確かに特殊な抜け構造をしているのがわかりますが、
遠くを見ると、
赤瓦と白い漆喰で作られる沖縄独特の屋根のように見えます。
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ところどころ天井一面コンクリートのところもありますが、
画像の様に、色々な色ガラスが埋め込まれ、
細かいところまで遊び心が感じられます。
鉄筋コンクリートの建物ながら、
沖縄の風土や文化をふんだんに取り入れた名護市庁舎。
沖縄という特殊な土地の、強烈な主張を感じます。
◆ シリーズ 沖縄 ◆
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バブル建築の匂いがしますね
アミューズメント的な雰囲気に造られた外観かと思いましたが、
いかがでしょうか。
ただ、バブル時代の建築には、
虚構の世界を表現した建物が多いので、
そういった意味では、
この建物はまったく別物の様な気もいたします。