江東区内に沢山の運河がある話は、
前回までの記事でアップしましたが、
運河といえば船。
建物同様、最近は運河も綺麗になったようですが、
以前は、使われなくなってぼろぼろに錆び付いた船が、
岸に沢山停泊していました。
「錆」にことさら興味があった20年位前には、
運河沿いを歩くだけで錆心を満喫させてくれるので、
よく散歩したのを思い出します。
錆で塗り固められた甲板のハッチ。
ハッチの上には、ハッチの開閉をじゃまするように、
総錆の鉄パイプ。
江東区の運河には、
その場所柄クレーン船が沢山停泊していました。
クレーン船は海上作業のためのクレーンを運ぶ船ですが、
クレーンがないと、ただ分厚い錆び付いた鉄板が水面に浮かんでいるだけで、
とても船とはおもえないルックスです。
鉄板だけなので、もちろん自航もできず、操舵室もありません。
そんな鉄板が並んだ深川の運河を思い出します。
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