さわやかな快晴。ハーフマラソン2'02'35秒でGOAL。さわやか気持ちのよい汗をかいた。2923位/6700人中。2時間をもう少しで切れるところ、よく走りきりました。GOALではQちゃんとハイタッチ。ランナーひとりひとりとタッチすることを念頭に入れている彼女の姿勢にみんな大喜びだ。
川原町の古い町並みはゆっくり歩くと風情があるだろう。ここで鮎焼きをほおばる。粋な計らいが待っていた。金華山のふもとでは鶯の鳴き声が・・・。木陰、木漏れ日、時折の涼風が体に心地よい。長良川の水が一段ときれい。
沿道では家族総出で応援の声。マラソンの嬉しさ、目頭を熱くする、感謝だ。このおかげで歩くことなくゴールできるのだ。
背中に「還暦走人」と入れたら皆さん声をかけていただいた。うれしい限りだ。なんとも楽しいさわやかなレース。思う存分楽しんだ。
東日本の皆さんにも思いは通じただろう。一日も早く普段が戻ってほしい。
明日の”高橋尚子杯ぎふ清流マラソン”の受付に妻と出かける。岐阜の市内を10,000人が走る。揖斐川のように当日では混乱するのだろう。30~40代が一番多く50~60代は少ないぞ!
その前に「パン夢」という金華山が目の前に位置するパン屋さんへ。
粉と水と塩だけが基本だが、なんとも弾力がありきめ細かく、こんな感触は初めてだ。
「心と心をつなぐのは今 Run for 東日本」が今回のマラソンのテーマ、応援メッセージと募金をした。会場に着いてだんだん元気が出てきた。明日は暑くなりそうだが金華山を眺め、長良川の右岸、左岸を走るコースが絶景。気持ちよさそうだ。
岐阜メモリアルセンターの芝生広場は金華山を目の前にし、チャリティブース、楽市楽座があり、走る前から賑わいを見せている。
同級生のsimoと「トラッドパーティやろうよ!」・・・と。始めて10年になる。2001.5.11が最初だ。Jazz liveに合わせ、お洒落して美味しいお酒と食事を楽しんだ。Blazeの原点でもある。この時から女性ヴォーカルの魅力にも引き込まれた。Jazzとの本格的な出会いだったし、スタンダードナンバーとトラッドは溶け合うものだと感じた。
東京、大阪、九州各地から名古屋のパーティーへ集まり、トラッドの熱い思いは名古屋から発信といっても過言ではない。dankaiパンチへの投稿は毎回の掲載となり、ここで文章を書く楽しさ、緊張感を味わった。
マガジンハウスへの投稿からパーティーの様子が両開きの紙面に掲載されたことは記憶に鮮明にあり大きな喜びであった。
昨年は今までの思いが集大成となり、恋文大賞・特別賞のご褒美をいただいた。六本木のパーティー、みゆき通りをみなで歩きトラッドを存分に味わった。当初の目的、楽しみは十分に達成。
時の流れと共に趣も変わる。10年一区切りとはよく言ったものだ。
出会いに感激、着続けて感謝~トラッドに感謝!
トラディショナルが愛される理由はどこにあるのだろう。それは身に着けることから得られる”心地よさ”ではないだろうか。長い間着続けられているそこには、着る側の思い入れもあるでしょうが、トラディショナルが持つ独特な存在感、シンプルな佇まい、基本というものがあるにもかかわらず自然に受け入れられるその懐の大きさだ。
ボタンダウンのシャツ、お気に入りのレジメンタルタイ、そしてネイビーのブレザーに袖を通した時、誰もが出会う”心地よい緊張感”それがその時を楽しくしてくれる。こうした積み重ねが、トラディショナル=伝統なのだ。
特に服装における変化のサイクルは早い。トラディショナルもその中において少しずつ変化をしている。しかし基本となるもの、本質は変わることはない。
基本がしっかりとあるからこそ、”変化の中にあっても、新しい着こなしを楽しむことができる”と、トラディショナりストは確信する。
トラッドは生き方、装いは楽しみ、今日もボタンダウンのシャツに袖を通し一日が始まる。
これはトラッドパーティーの案内文として書いたお気に入りの文章である。(2002.2.9)
トラッドの出会いに感激、着続けて感謝! Blaze Button down Boy Always TRAD