オオワシをだき抱きかかえているなんですごーいことなのですが、
野生動物のお医者さんは、ただ傷を治すだけではない たくさんのことに
かかわっています。
たくさんのこと、とは・・・
街中でよく見かける動物病院は、動物と人間がいっしょにくらせるようにかかわってゆきますが、
野生動物のお医者さんは、人間のせいでケガをしたり病気になった動物たちを治療し、
自然環境にもどれるようにかかわっています。
だから、愛情を持って仕事をしているけれど、過保護にしてはいけないのです。
治療が終わると、なぜ野生動物が ケガをしてしまったのか調査し、原因明らかにします。
そして、同じことを繰り返さないように、対策をたてて、原因の除去をしたり
たくさんの人(人間)に呼びかけて、理解、協力をしてもらえるように働きかけます。
野性動物のお医者さん自身が、予防策を実行したりもします。
お気づきのように、野生動物たちの治療 だけではなく、
野生動物と人間の生活がまじわってしまうことで トラブルが起こらないように、
野生動物も人間も安心・安全に暮らせるように 環境を整える
という仕事もしているのですね。
すごく幅広く 活動していることに感心しました