しろくまのいえ

しろくまのいえのまわりでおこるさまざまな出来事をつづってゆきます。

本)本に書いてあることがすべて正しいわけではない!?

2015-09-02 16:40:11 | 
興国とは、1 国の勢いを盛んにすること。2 新しい国家を 建てること。建国。
平成24年10月に発行された本です。
堂々たるタイトルの本なのですが、一部びっくりするような部分もあり
「本に書いてあることがすべて正しいわけではない」という意味で
とても勉強になりました。

著者渡辺氏の本をはじめて読んだので、どのような方かはこれから調べてゆくのですが、
原発に関しては、ちょっと言葉が乱暴かなぁと思いました。世間一般的には、原発は危険
というイメージですが、この方はちょっと逆を行っておられる…
「ほんとは原発って、安全なの?と」いう疑問を持ったので、自分なりに原発について
勉強しないといけないと思いました。

___以下本文より

原発事故は福島に大きな被害をもたらした、被害の大きさを考えれば脱原発は当然、あるいは仕方がない、と考える人がいるなら、そういう人こそ頭を冷やしていただきたい。福島の被害という。では、原発事故で志望者は何人出たのか。ゼロである。放射能を被爆して体調を崩したり入院したりした人が何人いるのか。そんな話は聞いたことがない。
中略)
除染という。事実、巨大な費用を投じて何箇所かで除染が行われた。では、原爆が投下された広島・長崎で除染が行われたかといえば、まったくそんなことはない。広島の原爆の放射線量率は、福島の一千七百倍(一千七百倍ではない)だという。原爆の直撃で体調の焼死者があり、また一時的に大量の放射能を浴び亡くなった方もおられる。だが、幸運にも生き残った人も多いし、被爆直後に現地に入った人も大勢いる。そういう人々は除染されない地域で過ごしながらその穂健康に生活したことは、多くの調査や研究ではっきりしている。

前略)
自然エネルギーが原発に取って代わることは難しい。それは明々白々であるにもかかわらず、脱原発の声は膨らむばかりである。