しろくまのいえ

しろくまのいえのまわりでおこるさまざまな出来事をつづってゆきます。

「糖質制限」について勉強してみました

2017-06-15 23:12:49 | 
糖をとらない、とる必要がない・・・なんてことを本で読んで
それってどーなの?と思って図書館で本をいろいろ借りてみました。

「糖質制限の真実」(やまださとる著)
・そもそも糖質とは何か
炭水化物は、1グラムあたり4キロカロリー以上をもっているものと、もっていないものに分けられます。
1グラムあたり4キロカロリー以上持っているものが糖質、持っていないものが食物繊維と呼ばれます。
糖質と炭水化物、この表現が世の中でごちゃごちゃに使われて混乱していますが、炭水化物というのは、
糖質と食物繊維を足したものであると考えてよいでしょう。
・ブドウ糖、脂肪酸は日常における人間の体のエネルギー源。
細胞によって好みがわかれ、たとえば心臓は脂肪酸が大好き、脳と赤血球はブドウ糖が大好きで、
赤血球は完全にブドウ糖しか使えません。普通の脳はブドウ糖しか使っていませんが、ある一定の状態になると
ブドウ糖を赤血球に譲り、肝臓が脂肪酸を使って作り出したケトン体を使うという状態になる。

「ロカポで食べるとやせていく」(やまださとる著)
低糖質を英訳した「ローカボハイドレート」通称「ロカボ」
糖質を1食20~40g、それとは別に1日スイーツ10g、間食を食べて1日70~130gの糖質摂取量にしましょう、という方法。

「炭水化物が人類を滅ぼす」(なついまこと著)
・「人類と食」という問題について考えるなら、弥生時代ではなく縄文時代を知らなければならないことがわかってくる。
「縄文時代は狩猟採集生活に終始した石器時代で、弥生時代にイネの栽培が始まったことから農耕文明が開化し、
日本国成立の基礎がつくられた」という説。世界各地の歴史を紐解くと、コムギやイネといった穀物の栽培開始が、
人間の増加をもたらし、社会を複雑化されるにいたった原動力であることは、議論の余地の名真実であり、日本もその例外ではない。
食生活の質という面では、じつは狩猟採取時代(縄文時代)のほうが、農耕時代(弥生時代)より豊かだったのだ。
穀物は天の恵みだったことは間違いないが、反面それは、文字どおりの「甘い罠」でもあったのだ。

「糖質制限」は危険!」(いしはらゆうみ著)
・人間60兆個の細胞のエネルギー源は、ほぼ100%「糖」に依存しているからこそ「低血糖発作」は存在するが、
「低たんぱく発作」や「低脂肪発作」は存在しない。
・肥満の原因は「糖質」ではなく「食べすぎ」
・糖質制限は「寿命」を縮める

「ケトン体が人類を救う」(むねたてつお著)
別のページ参照


全部医者が書いた本だから、なんかヤな感じだけど、患者さんが困っている姿に
真剣にむきあってくれているかんじで、古い常識にとらわれていないところが
いいかんじです。

なついまこと氏以外は、糖質をへらして、とか食べないほうがい、と
いっているわけですが、病気になる人たちは、基本「食べ過ぎている!」という
ことです。(太っている人も)特に糖質を多くとる食生活がよくなくて、
米・イモ・甘いものをセーブすることが大切で、極端な話、食べなくてもよいそうです。



虫歯の原因は 糖が酸に変わるから

2017-06-15 22:00:26 | 
たまたま歯間ブラシをしていたときに歯にかぶせていたものがとれてしまい
20年ほど前からみてもらっている近所の歯医者に行きました。

いままで不信感や不快感をおぼえることなく、適切に短時間で治療や処置をしてくれていたし、
今回もなにごともなく 虫歯も歯周病もないと言われ1回の通院で終わったわけですが、
これを機会に歯医者についてちょっと調べてみようと思い、本を読んでみました。


「歯医者が虫歯を作っている」

「歯医者が難病になってわかったこと」

「歯医者の99%は手抜きをする」

こんなタイトルの本を書いている歯医者さんが千葉県千葉市稲毛区にいます。
予防歯科に力を入れている保険診療ではない歯科医院です。

・虫歯は摂取した糖が酸に変わることで起こる疾患なので、
 原理的には糖を摂取しなければ虫歯にならない
・すべての歯科疾患の根本原因は食にあり、食を正すことが予防歯科である


のだそうです。

この先生は、潰瘍性大腸炎になってしまったわけですが、こんな病気になるなんて
どれだけ自己管理ができていなかったのだろうか・・・とちょっと思いました。
なんだかちょっと身から出た錆的な感じですが、これをきっかけに体に耳をかたむけて
ゆくなかで、本業の歯のことと自分の病気のことがつながった感じみたいですね。

ちょっと極端な感じがしたのは、「一切砂糖をやめる」ということです。
なかなかここまで徹底できない今の世の中ですが、ここまでやらないと虫歯は治らない!
ということなのですね。それはわからなくなし、やればやってもいいけれど、その代りとなる
タンパク質の確保・・・ジビエなんかはきらいじゃないけど、そこまでできない感じがしました。

それでも、この先生のスタイルを自分の生活を照らし合わせてみると、
自分は、タンパク質をもっと食べなければいけないことがわかりました。
・・・勉強になります・・・