しろくまのいえ

しろくまのいえのまわりでおこるさまざまな出来事をつづってゆきます。

本)人殺し医療

2015-05-13 07:14:16 | 
2013年に書かれた本です → 
これまた、衝撃的なタイトルの本だということです。
知っていることもありつつ、具体的なことがわかると
ほんとに…って、気持ちになります。
江戸時代の医療体制が、今の世の中にも必要だと思います。

___ 以下本文より

・否定しているのは、あくまでも西洋医学にも基づく独裁的な「医療体制」であって、
決して西洋医学の技術や知識ではない。そこは、きちんと区別して読んでいってほしい。

・政府が西洋医学を導入したのは、絶対数の足りなかった軍医や研究者の確保が目的であって
国民の医療向けではなかった。

・結果的に庶民の医療は、相変わらず江戸時代から続く漢方、鍼灸、生態、薬草や
民間療法で賄われ、昭和中期、1950年台まで「庶民の医療」として機能してゆく。

・戦後、医療ギルドに支配されることで、日本最大の医原病ともいうべき「脚気」で、
のべ200万人以上を亡くならせた。

・1954年に導入された医師優遇制度は、医者(開業医)の全収入の7割を経費と認め、
課税対象は残り3割だけでいいというものだ。

*完成度が高かった江戸の混合医療
・鍼灸は慢性的な疾患に向いている。慢性疾患を即座に治す必要はなく、日常生活を営めれば
病気と長く付き合いながら治療してゆくとことになる。鍼治療は専門職だが、お灸は、薬草同様に
書物が普及していた。庶民にとって、もっとも安上がりな医療行為でもあったのだ。
・ケガの場合、頼りになるのは、骨接ぎ、整体師だ。
・鍼灸や整体では台頭できないひどい疾患のときは漢方医を頼り。漢方薬は、相当、高価で
庶民ではなかなか手が出せなかった。しかし漢方医の新の役割は「医食同源」にある。
食事療法のスペシャリストで、生活習慣の改善を指導してくれるところにあった。
病気をなおせなくとも病気を悪化させない方法などの知識が豊富で、そこに重要な価値があった。
・そして最後、突発的な大怪我や、すぐに処置しなければ死ぬような重篤な患者に対して、
蘭方医、そう、西洋医学が登場する。何度も述べてきたように西洋医学は応急処置、
外科処理がずば抜けて効果がある。
・生活習慣病や慢性疾患は漢方医、疫病や感染症は蘭方医、ちゃんと役割が分担されていた。
どちらが上でも下でもなかった。
・段階の応じて、やれることをやれる人がやる。これが江戸時代の医療体制を支え、
人々の健康を守ってきた。
・特に現代とまったく違うのは、当時の人は、病気や怪我に対して必ずしも「完治」
を目指していないところにある。まずは日常生活に復帰できる程度に回復すれば「よし」。
あとは普通の生活の中で、病気や怪我と付き合っていきながら、ゆっくりと完治を目指す。
完治は結果であって目的ではなかった。だから「やれる人がやれることをやる」というやり方で
医療が回っていたのである、これを「養生」という。
・江戸時代は250年続いた。必要に応じて蘭方医、漢方医、鍼灸師、整体師の数は
自然と需要バランスが取れていたことだろう。

本)まもなく日本が世界を救います。

2015-05-11 05:51:55 | 
2007年に書かれた本です。→ 
なんだかびっくりなタイトルですが・・・
こんな本が図書館においてあって、大丈夫なのかな?
内容は、かなり  です。

でも、なんか世の中はそんな風に回っているのかなというかんじも
一理あるので、あきらめ感も感じます。
なんでも、「かもしれないこと」を知っておくことも大切なので、
こんな現実もあるってことかと思って、日々生きてゆくのかな、と。
_____ 以下本文より、

●日本人はその植物に安らぎというか、親近感を抱いていますよね。植物こそ我々文化の基盤だという風に昔の人たちはさりげなく思っていたの。しかし、西洋は違うんです。植物ではなくて、植物を食べる動物、その動物の中でも動物を食べる肉食動物、その肉食動物の中の最強の動物という風に突き進んできてしまった。植物的な生命形態からどんどん離れるわけです。その狩猟牧畜、家畜制度というか、そんふうな文明システムと日本の基本的な違いがあったんです。

○欧米文明はそういう破壊、弱肉強食の原理で強くなってきた。ところが、いまそれが限界に達しているわけですよ。もう戦う場所もなく、無理してでっち上げてでも事件を起こして、9.11みたいなのをやる。それもなんとか戦争を捏造すると。

○江戸時代に国内での戦争がまったくなかったというのは、日本人が日本列島の自然に対してすごく、平和というか、自然との調和を保っていたので、人間同士の戦争もほとんどなかったわけなんですね。

○国家の質として日本が世界でも優れている理由は、西洋と東洋の利点、両方を兼ね備えているから。ほんとに西洋諸国と東洋諸国の両方から信頼されている国は日本しかない。だから東西の融合をする役割を、日本は果たすべきだと思っているんですよ。

●日本人の現代まである程度継続している真理、精神というか、基本的な発想というのは、ごく短い言葉で表現すると「一寸の虫にも五分の魂」という言葉。一匹の虫にもちゃんと魂があるということ。

○生き物は、もうある意味では35億年行き続けた「生命全体」なんですよ。ところが、今問題なのは、世界を支配している秘密結社の裏の連中は、地球丸ごと全部、自分たちで使うためのもであると考えている。だから環境破壊も人類絶滅も意のままだとしている。

●世界を救う日本の力は、縄文以来の日本の歴史、伝統、日本文明、要するに日本の思想なんですね。
 

きぬさやとスナップエンドウ

2015-05-09 12:50:59 | いただきもの
旬のお野菜・・・この季節は、お豆がおいしい!
いつもいただいて食べるのですが、いつか自分の手で、
育ててみたいなぁ、と思っています。

お豆の種まきは、なんと10月!冬を越して、4,5月に収穫!
なんだか、じっくり時間をかけて育てるのですね。
きぬさやの栽培方法
スナップエンドウの栽培方法

「しんば」新鮮なお魚料理をいただきました

2015-05-06 11:16:20 | おいしいものたち
旭に行くといつもお世話になっている「しんば
いつもと変わらぬ雰囲気です 

季節のメニューもたくさんあります

このお店は、頼み方はいろいろですが、おばちゃんに「おまかせで」
というと季節のものをひととおりだしてくれます。
今回には、煮魚、お刺身定食のおまかせコースです 

かれいとタイの煮付け

ひらめ、まぐろ、初がつお、たこの4点盛り

お味噌汁にはあんきもが入ってました。

とにかくいつもと変わらず おばちゃんも気ままに元気そうで
何よりでした。また、行きますね~ しんば 

天然記念物はまぐりのパスタと謎の貝しったかの塩茹で

2015-05-05 14:40:05 | 手作り
海からいただいた自然の恵み… はまぐりさん  

その日の夜に、さっそくいただきました 

はまぐりのパスタにしました 
人の手が加わらず自然の中で育った食材は、すごいですね。
はまぐりからすばらしい出汁がでて、とてもエネルギーのある
料理になりました。ありがたい…そんな気持ちになりました。

そして、もう一品は、「しったか」の塩ゆで
なんだか 全部が、かたまりになっていますが・・・

潮が引いた後の岩場にひっついている貝で、一個が2cm位です。
貝と違って、逃げもカクレもしないので、あっという間に
たくさん採れてしまいました。磯の香りがします。

茹でるときは、水から弱火で茹でます。
急に熱を加えると貝が殻の中にぎゅっと入り込んでしまうからです。
まぁ、人間が食べるための都合なのですが…
お湯が人肌くらいになったら、少し火を強めて沸騰するまで
加熱して出来上がりです。

爪楊枝で、くるりとすると以外と簡単に身が出てきました。
日本酒にあう、ちょっと苦味のある味でした。

「しったか」というのは、方言みたいなもののようですが、
小さな貝は、丸っこいのとかいろいろいるみたいです。

飯岡・旭で海の恵みをいただきました

2015-05-04 16:56:40 | おでかけ
潮見表によると今日の干潮は、10:30頃です。
現地到着は、9:00…雨の心配はないようですが、雲が気になります。
そして、風が強くて、ちょっと肌寒い…こんなんで海に足をつけて
大丈夫か心配しつつ 波打ち際に向かいます 

海に到着してわずか30秒で ハマグリ ゲット

うーん 次の貝がみつからない…気配もない…  

みんな はだしで砂浜をさぐって 貝を探してます。


ハマグリさんが、ぽこっと顔を出すのをぼんやりまっていると、
近くの地元の(だぶん)おじさんが、ハマグリを3個バケツに入れて
すーっと立ち去ってゆきました  すみませーん…

飯岡と旭の海で貝をさがしつつ、たくさんの海の恵みをいただきました。
波がいろんな意味で余計なものを洗い流してくれました。
アジサシが人間の目の前で海に垂直に飛び込んで、狩をしていました。
海だけではなく、その恵みにあやかる自然の営みも豊かです。
人間なんてちっぽけです。海の偉大さにはかないません  

ここまできたら必ず立ち寄りたい 飯岡灯台 です。 
景色もいいけれど、ここは高台で空に近いし、空気もきれいなので
すがすがしい気持ちになります。天気もよくていうことなしです

太平洋が一望です。陸地も島もみえません。 
その海の先にはなにがあるのでしょう…