ドクダミに白い花が・・

雨降る中 用事思い出し出かけた

水溜まりをよけ　道の脇へ　するとドクダミに

白い可憐な花が咲いていた

雨にうたれているので　色鮮やかに

匂いが きついが　薬用草として使用されている

そういえば　ドクダミの茶を　主人が飲んでいた

よく漢方薬店へも　足げに　通っていた主人

わざわざ車で　２時間もかかる所へ

大髙酵素を　求めて行ったりもしていた

遠い昔の事だけど　ドクダミを見て思い出した

そう　星野富弘詩画集に　ドクダミ詩が

　　おまえを大切に　摘んでゆく人がいた

　　　　臭いと言われ　嫌われ者の　　お前だったけれど

　　道の隅で　歩く人の　足許を見上げ


　　　　　ひっそりと　生きていた　いつか　おまえを

　　必要とする人が　現われるのを　待っていたかのように

　　　　おまえの花　白い十字架に　似ていた


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