「指示待ち人間」はなぜ生まれるのか?
これはなるほどですねぇ~
「なぜ勉強をするの?」…誰もが子供のころに一度は抱えた疑問に対する、ある母親の回答が素晴らしいと称賛の声が集まる。
なかなか的を得ない回答がでそうな質問ですが、この回答はいいですね(^-^)
多様な視点や価値観を持つ事は素晴らしい~
2歳の娘をもつ坂井恵美さん(仮名)。
保育園に毎朝、娘を連れていくのですが、困っていました。
娘が靴を履きたがらないのです。もちろん、靴を履かずに連れていくことはできず、
「靴を履いて」
というのですが、まったく履く気配もないばかりか、部屋に戻ってブロックで遊ぼうとします。
遅刻することもしばしば。ほとほと困っていた坂井さん。
ある日、ママ友から聞いた伝え方のレシピを使ってみることにしました。
娘に2つの靴を見せて、
「青い靴と、赤い靴どっちがいい?」
すると娘は「あおいくつ!」と指差し、じぶんから靴を履きはじめたのです。
娘としては、むりやり決められた靴を履かされるのはイヤだったのでしょう。
自分の意志で選んだことで、じぶんから靴を履こうという気持ちになったのです。
これは伝え方の切り口「選択の自由」を使っています。
「伝え方が9割 ②」佐々木圭一 著
いくつか選択肢を与えて、そこから選んで貰うというやり方ってコーチングにおいてもすごく大事な事ですね。(大事というより基礎というべきか)
スポーツでも、こうしろ、ああしろ、こうしなければならないといったように、がっつり型に嵌めて強制するタイプの指導者もいますが、受け手の方にやらされ感が出てしまい、うまくいかない事が多いと思います。(個人的にはこの手のタイプが最も苦手です)
そもそも答えなんて一つではないのですから。
例えばボクシングにおいてディフェンスが大事とひとくちにいってもガードだけではなく(勿論最初に習得すべき重要な技術ではありますが)、ヘッドスリップやダッキング、パーリング、ストッピング、肩でのブロッキングや距離で避ける方法など色々ある訳です。
その中から色々試してみて思考錯誤、何度も失敗した上で自分にあったものを見つけていけばいいと思います。
お気に入りの選手や憧れの選手の真似をするのがおすすめです。
“勝負脳”という言葉があります。
1,ライバルに勝とうとせず、自己記録の更新にこだわる。
2,常に自己ベストの3割増の力を出そうとする。
3,疲れたなど、否定的な言葉は使わない。
4,調子のよいときは休まず、アグレッシブにやり続ける。
5,プールと自分が一体化するイメージをもち、自分の世界を作る。
日本大学林成之教授が命名した言葉で水泳の北島康介選手にも伝授したと言われる「勝負脳」です。
最初は威力ないパンチ。最初は避ける事なんてできないパンチ。
ではどうすれば威力の乗ったパンチになるのか? どうすれば避ける事ができるようになるのか?
基本的な事ですがひとつのヒントが書かれています。
ボクシングのパンチは〇〇で打て!
パンチをよける為には視界の一点だけではなく〇〇を見よ!という事です。
よく言われる動体視力よりもこっちの方がよっぽど大事なのだと思います。
「まずは基礎を、つまり他人と同じことをやっていけばいい。本当の個性とは、他人と同じことをやっていく中でこそ、明らかになってくるものなのだ」
「型にはまることによって、『自分の個性が消えてしまう』なんて思っているようでは、話にならない。それで消えてしまうような個性なんて、しょせんその程度のもの。個性と呼べないレベルでしかない」三田紀房
過去に何度か触れていますが、「守・破・離」について改めておさらい。
日本の芸道や武道には、「守・破・離」というものがあります。
まず、師匠に弟子入りし、師匠の教えを忠実に守って、ひらすらそれを反復、繰り返し修練するのが、修行の最初の段階で、これが「守」です。
この段階で、「私には私のやり方がある」と考え、我流に走ってしまうと、十分な基礎能力を身につけることができません。
「守」の段階を徹底してやり抜き、基本の型を完全に体得すると、免許皆伝を貰い、次のステップに進みます。それが「破」の段階です。
この段階では、今までの教えを基礎としながらも、それをさらに洗練させたり、他流派を研究し、取り入れたりして、自分の個性の発揮の道を模索します。
そして、ついに「離」の段階に至ります。これまで教わった型や知識にいっさいとらわれることなく新機軸を開き、自分の境地を確立する段階です。
この「守・破・離」のプロセスで、最も年月を要するのが「守」の段階です。
この「守」の段階において、基本の型を何年も繰り返し実践して、基礎能力を身につけることが、後に才能や独創性を開花させる「土台」になるのです。
逆に、この「守」の段階をおろそかにして、早くから我流で独創性ばかりを追及すると、「破」や「離」の境地にたどり着けないわけです。
一貫して「守・破・離」の「守」の部分について書かれていて、「成功への近道は型を極めること」と、「個性」至上主義的な現代の風潮、ゆとり教育等に疑問を投げかける本書。
よく言われる事ですが、やはり、
「型」があってこその「型破り」。
まぁやはり何も身についてないのに「個性」もクソもないですね。
何事も最初から「個性」を求めるなんて事は無茶な話であって、全ては基本となる「型」が身についた上で、それでも滲み出てくるものが「個性」というものなのだと再確認致しました。
以前、深いぃ話で以前やっていた話。
ゴルフで、自分のショットの時、「入れ」と思うのは普通の事だと思います。
ですが、あのタイガーウッズは、相手のショットの時も「入れ」と念じるのだそうです。
なぜなら、最高の戦いの方が観客も喜ぶし、何より自分のパフォーマンスも上がるからだそうです。
脳の本能には3つしかないといいます。
①生きたい
②知りたい
③仲良くしたい
この本能に反する事を行うと、脳のパフォーマンスが圧倒的に低下するのだそうです。
なので、ライバルや誰かに勝とうとするのではなく、自己記録の更新にこだわることこそが「勝負脳」を活かす事に繋がるのだそうです。
僕が好きでよく読む麻雀で20年間無敗の雀鬼こと桜井章一氏はこうも言っています。
「負けの99%は自滅である」
ボクシングでもよく言われる事ですが、
まさに・・・
「自分との闘い」です。
仕事、家庭、人生、
人それぞれに、闘いのステージがあるかと思いますが、
「敵」は「己の中」にあり。
自分に負けず、
日々精進、切磋琢磨していくしかありませんね☆
昨日、「人体科学ミステリー アノ有名人のカラダを最新科学で大解剖SP」という番組を観ていたら、
うとうとしてきて寝てしまいそうになったのだけれど
「ボクシング」というフレーズが聞こえてくると、ン?と起きました
すげぇ~
本能ですねw
内容は、井岡チャンプが試合で打たれない秘密を科学的に解剖するというものです。
非常に興味深い内容なので、すぐさま録画ボタンを押してUPしてみました。
やはりというか、動体視力というものが特に重要なのではなく、また別のところが優れているのですねぇ~
しかし、それは反射神経というものでもなく、空間認識能力かぁ~。
脳の空間認識能力が男性と女性でかなり違う事は本を読んだりで知っていましたが、井岡選手は同じ男性でもある、普通のボクサーともここの使い方が全く違う訳ですねぇ~
これは意識して使えるものなのだろうか? もしくは持って生まれたものでしかないのか?
どちらにせよ、やっぱり「距離感」というものが特に大事なスポーツという事がいえますね。
やらない人ほど理屈をこねる
ある美術学校でのエピソードである。陶芸の授業のとき、最初に教師はクラスを2つに分けた。そして、アトリエの左半分の生徒には作品の量によって、右半分の生徒には作品の質によって採...
「人生はすべて実験である。実験の数は多ければ多いほどよい。失敗したら、もう一度起き上がればよい。転んだって何ともない。」エマーソン(作家)
「失敗」
というと、何か悪いもののようなイメージがどうしてもありますが、
最初から上手くなんてできっこないし、
どんどん
失敗していくべきですね☆
失敗、
失敗。。
また失敗。。
失敗しまくりの私は思うのです。
どんどん失敗していけばいいんじゃないかと。
こちらが出来ることといえば、
失敗できる環境を作ることくらいかもしれません。