出血性潰瘍の患者を対象に行われた実験がある。
患者を二つのグループに分け、一方のグループには、「新しく開発された劇的に効果のある薬」を、
もう一方のグループには、「まだ実験段階で効果は定かではない薬」を飲んでもらうと説明する。
すると、最初のグループでは70%の患者で潰瘍が良くなったが、第二のグループではわずか25%にしか改善が見られなかった。
どちらのグループも薬効のない偽薬を飲まされたのにである。
さらに驚きなのは、これは身体にいいと言って、何らかの有害物質を薬として飲まされた人に、まったく症状が現れないという研究結果が多数あることだ。
「一瞬で自分を変える法」アンソニー・ロビンズ 著
結局は自分自身が何を「信じる」のか。
人間、「気持ち」の部分が占める割合って大きいですね。
よく占いとかで言う、「いい事は信じて、悪い事は信じない」って、最近、実はすごいいい事なのでは?って思います。
いい事も悪い事も、その人が「信じた通り」になるような気がします。