突然ですが、質問です。あなたの人差し指と薬指は、どちらのほうが長いでしょうか?
薬指が長ければあなたは“男性脳”、人差し指が長いならあなたは“女性脳”です。さて、これはいったいどういうことなのか、今から説明していきます。
■まず、“男性脳”と“女性脳”とは
アラン・ピーズ氏の『話を聞かない男、地図の読めない女』は日本でもベストセラーになりましたね。
この本では、“狩場を把握して獲物をとらえる能力”が要求される“男性脳”と、“母性と他者とのコミュニケーションをはかるための会話力”が重視される“女性脳”について、説明されています。
「男らしい」や「女らしい」と軽はずみに言うとセクハラになりますが、人の社会学的・生物学的行動に、性別による違いがあるのは事実です。そして、これは脳が作りだすものだと考えられています。
妊娠15〜24週のあいだに、胎児が大量のテストステロンにさらされると、からだの性別は男性になります。そして、脳の性別もまた、テストステロンによって出産直後から20週前後に決まるとする意見が根強くありました。
しかし、これらはマウスの脳を使った動物実験によって研究されたことで、同じことを人で証明するのは極めて困難だったのです。
■“二本指の法則”でわかること
そこで、イギリスの心理学者であるジョン・マニング氏を中心に、“二本指の法則”と呼ばれる“指の長さ”を使った研究が精力的に行われています。
マニング氏によれば、胎児のときに大量のテストステロンを浴びると、薬指が長く、もしくは人差し指が短く成長します。
メカニズムは複雑ですが、まとめると“テストステロンの効き目を低くする遺伝子の量が多いほど、薬指が短く、人差し指が長くなる”という疫学調査を根拠としているようです。
つまり、多くの場合では、男性では人差し指より薬指が長く、女性では薬指より人差し指が長くなるのです。しかし、マニング氏の説はそれだけでは終わりません。
行動学にもとづいた研究をつづけた彼は、人差し指より薬指が長いならば、たとえ女性であっても、攻撃性が高い“男性脳”であるとしました。もちろん、その逆が“女性脳”です。
ちょっといかがわしい研究のようですが、海外では大人気です。イギリス公共放送BBCは、この“二本指の法則”について、2008年に15万人を対象とした大規模なインターネット調査を行っています。
その結果はかなりセンセーショナルでした。まず、人差し指より薬指が長い男性脳の男女は、そうでない人たちと比較して支配欲が強かったのです。そして、“男性脳の男性”と“女性脳の女性”は、ともに性的に興奮しやすく、子どもの数が多いこともわかりました。
また、株式トレーダーを対象にした別の研究では、男性脳の男女は“リスクを省みない行動様式”をとることが多く、損益比が大きくなりました。結果として、男性脳の男女は、そうでない人と比較して、年収が10倍も多かったようです。
この“二本指の法則”は、自閉症やアスペルガー症候群とも関連するため、いろいろな病気の性差を探る側面もあります。ここ日本でも、医学的に大真面目な研究が行われているのです。ぜひ、今後に期待したいですね。(NEWS ポスト セブン)
あれ、勘違いしてました(・∀・) 人差し指が長い方が女性脳で草食系みたいですね。
どうみても人差し指のほうが長いです(笑)
私ってそうなんですね…コーチも…。(笑)
意外です。。
昨日見たらK川さんもかなりの草食系だったし。。(笑)
これの結果今のとこなんか意外な感じですけど(笑)
まぁたしかに支配欲とかはないですが(笑)