Sing Listen Travel 〜歌って、聴いて、旅をして〜

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山口安紀子さん 町田イタリア歌劇団のコンサート初登場

2020-10-09 22:36:00 | 町田イタリア歌劇団
今日は山口安紀子さんが町田イタリア歌劇団のコンサート初登場で市民フォーラム。
立川トゥランが延期、町イタ初登場も中止で半年待たされての、初山口さんでした。

口開けはレオンカバッロの4月。
おお、これが!
もう1曲朝の歌。なんとイッタリアンな!
ヘンデルのオンブラ、でリキ入ってきて。
次はしっとりと落葉松。沁みる。

つきぬける高音、響き渡る声量。豊かな表現。
なるほどこれが山口さん、というのは気が早すぎて。
ここからが本領発揮でした。

トラバトーレの穏やかな夜。
トスカの歌に生き。
熱唱にぼくもホールもどんどん熱くなって、ブラヴァーの禁を破り。

ヨーロッパで一番歌ったという、蝶々夫人ある晴れた日に。
なるほど、だから欧州でやれたんだ。

ルサルカ月に寄せる歌は大好きな曲だからグッときて。
アンドレアシニエ母は死に。素晴らしい。
アンコールの私のお父さんにうっとり。
最後はトゥランのこの宮殿。すごい。

土屋さんとの息もぴったりで。
なんと濃密な95分だったろう。
技術はもちろんだが、このパワー、凄いパッションで最高潮に盛り上がったコンサートでした。

前々から、山口さんが来ます、来ます、と煽りまくってた柴田さんだからか、今日はいつもより、ちょっと緊張してトークは控え気味だったかな。でも尻上がりに笑いとってた。
今日からめでたく180席解禁。
柴田さん、ホントよく頑張ったと、町イタサポの先輩、高原明兄と一緒に激励しました。

高原さんと、山口さんって刈田享子さんと神戸の大学で同窓なんだ云々って話してたら、その刈田さんから声かけられて。
山口さんと同窓なんですね、って言ったら、そうなんですよ、って嬉しそう。
なんか、いいね。こういう繋がり。

今日は悪天候だったけど、また1人忘れがたい歌手ができた、良い日になりました。























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