我輩は凛太郎である/そしてその母紗夢猫(しゃむねこ)である+ワン!

凛太郎♂(18歳)ミニチュアダックスとハク♂(13歳)和犬雑種+その飼い主ニンゲンの皮を被ったネコ婆♀が繰り広げる日常

母は見た

2005-06-29 00:17:25 | 我輩は凛太郎
 凛太郎は鼻のアタマにホコリや砂をくっつけている時があるが、本人は気にならないのか、つけたままでウロウロしている。犬というものは動いていないものは感知できないということを聞いたことがあるが、自分の鼻のアタマに何かついていたら感覚でわかりそうなものだが、見えないのかなー、気にならないのかなー、感じないのかなーとかねがね不思議に思っていた。

 今夜の食事時、彼の好物のご飯粒が鼻のアタマについているのを母は目撃した。彼は好物は何としても食いたかったようで、一生懸命それを鼻から取ろうとしていた。

     し か し、手 が と ど か な い。

 ミニュチュア・ダックスはご存知のように手が短い。その短い手を必死に動かし、鼻のアタマのご飯粒を取ろうとしているのだが、いかんせん届かない。自分の鼻に自分の手が届かないというミニュチュア・ダックスの哀しい業を母は見たのだった。
 でも、めちゃくちゃ可愛く面白い。ひょっとしたら、どのダックスも手が届かないのではなくて、カオのデカイ凛太郎ならではなのかもしれないが。

 こうして、鼻のアタマについているモノは何であれ、ついているのはわかっているようだが、取りたくても取れないのが実情だということを知った母であった。