我輩は凛太郎である/そしてその母紗夢猫(しゃむねこ)である+ワン!

凛太郎♂(18歳)ミニチュアダックスとハク♂(13歳)和犬雑種+その飼い主ニンゲンの皮を被ったネコ婆♀が繰り広げる日常

桃ちゃんと一緒

2005-09-24 23:42:49 | 我輩は凛太郎
 今日、ボクの家に桃ちゃんがやってきた。ボクはこんなに長いこと桃ちゃんと一緒にいたのは初めてだ。8時間半も一緒にいた。
 桃ちゃんは最初、どうしてここに連れてこられたのと、ずっと門の前にいた。でもしばらくしたら、庭の探検を始めた。探検よりも出口を探していたのかもしれない。ボクの家の庭はぐるっと塀で囲まれていて、どこからも出られなくなっている。
 そのうち探検をやめて、ボクと追いかけっこをしてくれた。ボクは家の中と庭とをボク専用のスイングドアで自由に出入りできるのだけれど、桃ちゃんはドアの音が怖いみたいで出入りができない。そのうちかあちゃんが何やら大きな音を立て始めたのでその音も恐かったみたいだ。ボクはかあちゃんが何をしているのか見に行ったり、桃ちゃんのところに行って、大丈夫だよと言ったり、桃ちゃんとかあちゃんの間を行ったり来りして疲れちゃった。
 そのうち桃ちゃんはボクの登れない台の上に上がってしまった。そこからだと網戸を通して表がよく見える。降りてきてくれないし、かあちゃんは庭にいてボクを上げてくれない。ボクが情けないこ声を出していたら、見に来てくれ、台の上に上げてくれたけれど、すぐに出ていってしまう。そしたらボクはまたかあちゃんの傍にいなきゃというボクの使命に駆り立てられて降りてしまい、かあちゃんの傍に行ってしまった。するとかあちゃんは「桃ちゃんはお母さんが帰ってきはるまで淋しいから傍にいてあげ」と言う。で、ボクはまた桃ちゃんの傍に行くのだけれど、上に上がれない。
 桃ちゃんは高いところでも平気で飛びあがれるから、ボクはとても羨ましい。でも、ひとつ新しい発見があった。表で音がしたら、一緒にワンワン吠えてかあちゃんに知らせるのだけれど、ボクは庭に飛び出て音の正体を確かめに行くのだけれど、桃ちゃんは家の奥に行ってしまってワンワン吠えていた。桃ちゃんはボクより強いと思っていたけれど、怖がりさんだったんだ ということを今日知ったのだった。ボクにとっては忙しい1日だったよ。かあちゃんと桃ちゃんの間をいったりきたりの1日だったような気がするワン。ああ疲れた。

感電しちゃった

2005-09-24 20:11:11 | 里山暮らし
 8月下旬から9月上旬に寝こんでしまったことは前に書いたが、その間に庭と畑は草が生え放題、室内はカビが生え放題となっていた。
 カビに気がついたのは、ふと台所(リビングと書いた方がカッコいいのだけれど、そんな優雅な住まいではない)のコルクマットをめくって掃除をしようとした時だった。愛犬凛太郎が足を滑らすので、フローリングにコルクを貼りたいと思っていたが、フツーに業者さんに頼んで貼ったら、私の経済事情からは許せない出費になる。ご近所からいただいている新聞の折り込み広告で見つけたコルクマットを敷き詰めるのが一番安く上がるということがわかったので、昨年末に清水の舞台から飛び降りるつもりで120枚ほど買って、台所に敷き詰めた。愛犬のためならなんだってできるおバカな紗夢猫である。
 と話はそれたが、カビを見つけた時はゾッとした。今年は梅雨時に雨が少なかったので、カビは生えなかった。けれども寝こんでいた間に2回の台風があり、その間の晴れ間にも、家をほとんど閉めきったままでいたせいか、シンク下もカビ臭く、なんと食器棚までカビ臭い。シンク下がカビ臭くなるのは毎度のことなのだけれど、食器棚の中がカビ臭くなったのは初めてだ。ゾーの3乗くらいの気分になった。絶対この下にもカビが生えているに違いない。確信に近いものがあった。
 畑も庭も室内もすることは山積みだけれど、優先順位で行くと、種の蒔き時を逸したくない畑が再優先となり、畑の草を抜いて耕すことから始め、やっと食器棚に行きついた。
 台所のすぐ傍という食器棚の置き場所が悪いのかもしれない。この際移動してしまおうと、私にとっての一大イベントを実行することにした。食器を次々と出し、テーブルの上に並べていった。お気に入りのアフリカ松の一枚板のテーブルに並んだ食器は、ちょっとした雰囲気をかもし出し、お店屋さんのようだ。ちょっとだけ楽しい。
 そして、食器棚を動かしたら、やっぱりびっしりとカビがいた。白カビ。フローリングの目地に沿って溢れるように生えていた。歯ブラシに酢をつけて擦って落とし、少量の酢を入れた水で絞ったゾーキンで拭いていく。この方法が良いのかどうかはわからないけれど、そこそこ気持ちいい。
 さて、食器棚の移動先には外付けのコンセントがあって、そのコンセントは生かしておきたいが食器棚を置くと使えなくなる。そうだコンセントを移動させよう。
 かくして、道具箱からペンチやねじ回しなどを取り出し、外しにかかった。「これ素手で触ったらアブナイやろうなー」と思いつつ、作業をしていたらビリびりっ。うわぁ感電してしもた。アブナイなー。電気屋さんはこんなんする時どうしてはったやろー。コンセントの内部を剥き出しのまま、厚いビニールで覆われた線を外しにかかるが、これがなかなか外れない(今考えたら、かなりアブナイ作業だったかも)。渾身の力をこめてやっと外れた。新しい場所にコンセントを設置するには、線を切除して、付け直さなくてはいけないが、感電せずにできる方法ってあるんだろーか。そして蛍光灯のようにやっと閃いた。「そうや、ブレーカーを落としたらええんや!」
 青と白のビニールでそれぞれ覆われた線を慎重に剥いて取りだし、ネジにまきつけコンセント完成。「私ってすごい!」とちょっと感動。
 生まれて初めてコンセントというものに挑戦。壁にとりつけ、冷蔵庫のプラグを差し込み、漏電せえへんやろか、これでほんまに大丈夫やろかと一抹の不安は残ったけれど、ちゃんと通電。エライぞ私!1日がかりのイベントでした。