インナーチャイルドと一緒に

今回は、あなたの中のインナーチャイルドに元気なってもらうために、簡単にできることをお伝えします。

誘導瞑想で現実とは違う次元にいるインナーチャイルドにダイレクトに会いにいく方法もありますが、
今回紹介するのは、その意思さえあれば、すぐにお一人で始めて頂けるものです。

インナーチャイルドとは、あなたがこの社会で認められるための価値観やノウハウを身につける前の、幼い頃のあなた自身です。
今回の提案はその『幼い頃の自分を思い出しながら、自分自身で愛しなおしていく』というものです。




★～二つのポイント～

二つのポイントは、思い出の両極と言えます。
この両極の思い出(心)を開くことは、より豊かなあなたらしさを開いていくことになります。
それぞれには、いくつか期待できる効果もあります。

『嬉しかったこと楽しかったこと等を思い出して感じる』
・幼い頃の生き生きとした喜ぶ心を思い出すことで、自分の中にある”生きることを喜ぶ”波動と繋がる。
・大人として生きている今の自分は忘れている、自分らしい好みや好奇心を思い出し、自分の中心との繋がりを増す。


『辛かったこと悲しかったこと傷付いたこと等を思い出して感じる』
・大人になった自分自身で、辛い経験をした幼い自分を癒していくことで、幸せを制限しているトラワレを手放す。
・生きる人間の土台となる心が癒され愛が満ちることで、生きる意欲や生命力が回復する。



★～効果的に行って頂くために～

＊／幼い頃の写真を見えやす場所に飾る／
より多くのことをより深い部分から思い出しやすくなります。

＊／期間を決める／
一週間から1ヶ月の間と全体的な期間を決められたら、時間が取りやすい曜日も決められていると行いやすいです。
まずは三日間継続されることから始められてもいいです。

＊／音楽を二種類選んで利用する／
”明るい”気持ちになる曲と、”穏やかで優しい”気持ちになる曲や”癒される”ような感じのする曲を選びましょう。
そしてその日その時の気分でどちらかの曲を選んで、その曲を聞きながら思い出していきましょう。
音楽を利用すると、その曲をかけるとすぐにそのモードに入っていくことができます。

＊／そのための時間を取る／
10分でも構いませんので、音楽をかけて目を閉じて振り返る、自分のための時間を取りましょう。
すると深い部分の心が動きやすくなり、自分を取り戻していっているような実感も得やすいです。
決められた期間では、仕事や家事などの合間にも幼い頃のことが浮かんできやすくなります。
そんなふっと浮かぶ瞬間も大切にされてください。




次のような優しい気持で始めてみてください！
すると色々なことが思い出されてきて、幼い頃の自分自身への愛おしさを感じやすいと思います。

『幼い頃の自分を思い出していこう。
そして好きだった自分も嫌いだった自分も、受け入れて愛していこう。
楽しかった出来事は、楽しさを思いだしながら、一緒にいた人たちに感謝しよう。
辛かった出来事は、ゆっくりと時間をとって改めて辛さを感じながら、それでも生きてきた自分を抱きしめて誉めてあげよう。

あなたはもう大人と言われる年数を生きてきた。
その長い年数は、あなたに人と分かち合うことの素晴らしさを教えてくれたはずだ。
嬉しい出来事は、一緒に喜んでくれる人がいるとさらに大きくなり～
辛い出来事は、辛い気持を受け入れながら一緒にいてくれる人がいると、それを越えていく力が出てくることを～

そんな大人のあなたの気持を持って、幼い頃のあなたを思い出していこう。
幼い頃のあなたは、大人の今に負けないくらい、色々なことを感じて考えていたことを思い出すだろう。
誉めてもらいたかったことも、悲しかったことも、誰にも言えなかったことも思い出すだろう。
そんな幼い頃のあなたを、あなたはどう思うだろうか。
子供の頃の純粋な気持ちを思い出しながら、優しい大人の気持ちで出会っていこう。』




インナーチャイルドと過ごされる時間が、あなたの中へいっぱいの愛を満たしていく機会となりますように。

コアの光～グランディング～

コアへと意識を向けていくことで、あなたの中に安定感のような強さが増しているでしょうか？
もしそうならば、人生へのグランディングが増しているということです。

今回は、さらに人生へグランディングしていくために、
あなたの中のインナーチャイルドと触れ合っていきませんかという提案をお伝えします。


人生へグランディングしているという状態を、存在に聞いてみました。

『自分のすべてを今へと向けて経験している状態であり、
それは、生きることが好きかどうか、ということに大きく左右される。
生きることを喜びと捉えている意識(波動)が増すほど可能となる。』

グランディングのためには『生きることを喜び』と捉える自分を大きくすればいい訳ですが、
そのために重要な鍵を握っているのは、あなたの中のインナーチャイルドと言えます。
それはインナーチャイルドが『喜びとひとつ』で生きる存在であり、自分らしい可能性とひとつの存在だからです。

淡々と元気に、自分らしい人生へと踏み出し続けておられる方は、大人としての自分のすぐ隣には、
生き生きとしたインナーチャイルドの自分を持っておられるものです。




＊＊インナーチャイルドとはどんな存在なのか、少し詳しくみてみましょう。


インナーチャイルドとは、簡単に説明すると、すべての人の中に生きている、子供心の自分自身と言えます。
子供心というと、幼いくて未熟な感じがするかもしれませんが、そうではありません。

インナーチャイルドとは、あなたの中で、最も純粋で清らかで、飾らないあなた自身です。
自分がやりたいこと、自分が好きなこととひとつのあなたです。
そのことが好きか嫌いか、楽しいか楽しくないかと、ひとつのあなたです。

そしてまた、インナーチャイルドとは、幼い頃に受けた傷と一緒にいるあなた自身でもあります。

幼い頃のあなたは、とても無防備で、自分を傷つける言葉や態度から自分を守る術さえ知らなかったのではないですか？
傷つくまま、傷つけられるままで過ごしていた頃はありませんでしたか？

優しく守ってくれている誰かがすぐ側にいたのならば、その傷は癒されたでしょう。
でももしそうでなければ、インナーチャイルドは今でもその傷を抱き続けているはずです。



＊＊インナーチャイルドに元気になってもらうには、幼い頃のあなたをあなた自身で愛し直すことが必要です！


インナーチャイルドは、本来は『喜びとひとつ』で生きる存在です。
でもダメージを受けていくと、その本質を発揮できなくなっていきます。
ダメージが大きいと、現実を生きている大人のあなたの心の中には、不安感や怒りが募りやすく
そんな気持ちに翻弄されて今に力を注ぎにくくなってしまいます。

コアの力を、丹田やハートに呼び起こし、人生へと活かしていくことがスムーズに動いていく方もおられます。
でも大小の差はあっても、どこかに遮断するようなモノを持っておられる方も多いです。
それを取り払っていくためには『喜びとひとつ』のインナーチャイルドに元気になってもらうことが必要です。

インナーチャイルドの持つ傷を癒したり愛したりすることで、ほとんどの場合、コアの力の流れを遮るものはなくなっていきます。
大人になってから受けたダメージの根本の原因は、幼い頃に受けたダメージに起因していることが多いからです。





大人の自分が子供の頃と、大きく違う点は、この社会の中で生きていきやすいような、
様々なノウハウや価値観を身につけているという点と言えます。
でもこの社会の中を、夢を抱き自分の力を活かしながら、元気に生きてくには、
子供心のあなたも必要だということを感じて頂けたでしょうか。

次回は、インナーチャイルドに元気になってもらう誰にでも出来る方法を紹介させて頂きます。

コアの光～呼び起こす～

今回はコアの光(力)を呼び起こしていく簡単な方法をお伝えします。
すべての人が持っている創造の力を活かした、コアに意識を向けて感じていくだけの簡単なものです。


まず存在に、コアの光を呼び起こしていくということは、どんなことか尋ねてみました。

『コアの光と親しんでいく過程は、あなたがあなた自身を思い出していく過程です。

「私は私でいいんだ！」という実感が増し、
「私は誰でもない、私で在りたい！」という気持ちも増していくでしょう。
そしてスッキリと、あなたという喜び一つで生きる状態へと繋げてくれるでしょう。

それは今を愛し、自分を愛し、人生を信頼している状態です。
こんなに清々しく心地よく生きることが可能なのだと、より多くの人に知ってもらいたい。』


コアの光を呼び起こし生きることは、天使達のように生きることだと伝えられているようです♪
天使達、妖精達は、自分という本質の喜び一つで存在しています。
それ以外はないから、迷いも不安もなく、揺ぎなく自分でいるのです。



三通りのエネルギーワークを紹介します。
まず共通の留意点です。

★コアへ意識を向ける時には『肉体よりもエネルギー体よりも丹田よりも、深い次元に存在しているコア』へ
意識を向けるということを知っていてください。すると真っ直ぐに意識がコアへと向けられていきます。

★位置的には、ミゾオチとおヘソの間くらいの、少しおヘソ寄りのお腹の奥です。
そこへ意識を向けて感じていきます。小さな光をイメージすると行いやすいです。
コアは元来個性的な色彩に輝く光ですから、まずは透明な光をイメージされることがお勧めです。

★より気軽に臨機応変に楽しんで頂きたいので、瞑想の start と end にお勧めの通常の次の所作は除いて紹介しています。
余裕がある時には取り入れて試してみてください。

( start ) お水を飲み、背筋を伸ばし身体の力を抜く。そして、三回の呼吸を繰り返す。
( end ) お水を飲む。




＜＜ コアへ意識を向けて感じる ＞＞

意思宣言『コアの光と親しみます』or 『コア(私の中心)へ意識を向けます』

目を閉じてコアへと意識を向けて感じます。

／数秒～5分位



＜＜ コアとエネルギー体を交互に感じる ＞＞

意識を向けるエネルギー体は、最も高い波動の大きなエネルギー体です。
まるで金色に輝く卵型の光のボールの中に肉体が存在しているようなイメージです。
卵型は通常は両手を伸ばした位にまで広がっていて、金色の光は卵型全体も身体の内部も満たしています。

意思宣言『コアの力が私の身体中で輝きますように』

目を閉じたら、コアとエネルギー体へと交互に意識を向けながら感じていきます。
エネルギー体は、金色に輝く卵型の淵の部分へ意識を向けます。

／数秒～5分位



＜＜ コアの光を大きくしていく ＞＞

意思宣言『コアの光に親しみながら、その光が今へと現れてきますように。』

目を閉じたらコアへと意識を向けます。
そしてコアの光が輝きを増して広がっていくようにイメージします。

コアの光を広げていくのは、握りこぶし位からお腹から少し出る位、そして身体をスッポリと包み込む位まで、
臨機応変にその時々の自然な流れで楽しまれてください。

コアの光～ハートと繋がる～

今回は私の個人的なコアの光の探求についてお伝えします。
少しでもコアへの興味を増して頂き意識を向けて頂けたらと思います。

それは以前のブログでお伝えしたハートの探求の途上で起こってきたもので、
ハートの奥の光と繋がっていた時に響きてきた、次の言葉がきっかけでした。

『心根(こころね)を変えよ』



その頃の私は、すでにハートの奥で高い波動の光と出会うことが出来ていて、
その光からもたらされるメッセージや提案は私の指針となっていました。

『心根を変えよ』という響き自体が、ハートよりも深い次元にあるコアへと意識を向けることを促していました。
それからはコアというものが何であるかを腑に落とすために、意識をコアへ向けて感じることを大切にしたり、
存在達に勧められたエネルギワークを行っていきました。

それを続けているだけでも、コアの光は大きくなり、丹田は安定し、ハートがよりパワフルに開かれてくるのが分かりました。
すると今度は『真光(しんぴ)に出会え』という言葉が響いてくるようになりました。
それで私はコアの光の中に入ってみることにしたのです。


存在の導きによってコアの光の中に入って、私が見たもの感じたものは、私が生まれて今ここに在る理由でした。
私はそのスペースで、人間同士のように出会うことはなくても、この宇宙に共に存在しているスピリットの仲間達と出会いました。

その仲間の光達は、同じ大きな目標のために、それぞれの場所で力を尽くしていることが分かりました。
そしてその仲間達には、同じ源から常に光が注がれ続けていることも知りました。

すべての魂(スピリット)には、転生の枠から外れた時に、ひとつになっていく仲間の光がいることは聞いていました。
そしてひとつになった仲間の光は、さらに大きな仲間の光とひとつになっていくとも‥
私はコアの光の中で、それが本当であることを知ったのです。



この経験は、私の生きる姿勢も生きるという行為そのものを変えてしまいました。
今の私は、現象界にいる私と深い次元の私が、今という時でひとつに結ばれているという実感で生きています。
ハートは、深い部分から響いてくるような充足感充実感に満ちています。

ハートの奥から響いてきた『心根を変えよ』とは、『コアの意思を生きよ』ということだったと思います。

これは私の個人的な経験です。
そして私の経験はいつも途上です。
この私の未完成な個人的経験が、みなさんの今にお役に立てれば幸いです。




＊～ハートの探求についての以前のブログ～＊

＜＜新しい流れの中で～中心-心1＞＞(2014-08-08)

コアの光～自発的力の泉～

自然界では、新しい芽や蕾が開いていく時期を迎えています。
人間にとっても、現象の世界へ新しい動きを表現していく時の始まりです。

この時に淡々と自然に、求める方向へと踏み出していくためにとても大切なことがあります。
それは、あなたの中心であるコアに繋がっていることです。
このコアについて、これから数回に渡ってお伝えしていく予定です。

以前のブログ(＜2013-07-03＞)では、主に身体的な中心の位置としてのコアについてお伝えしました。
今回は、人間としての人生を始める原点としてのコアについてお伝えしていきます。



＜＜ コアの光とは？＞＞

コアとは中心、中核という意味です。
人間としてのコアも、ある人間としての人生を始める時の核となる部分です。

コアとは何かという私の問いに、存在はこう伝えてくれました。

『あなたらしい力(光)の泉であり、あなたのすべての喜びの源です。
あなたが今世で使うことにしている愛や夢や喜びの波動(光)が湧き出でてくる場所です。
コアとは、その個性的人生を経験したいという、魂(スピリット)の生きる意思(喜び)そのものなのです。』



＜＜ コアから創造されていく身体 ＞＞

肉体という私達が慣れ親しんでいる身体は、コアの光が何層もの仕組みによって、
まるで映し出されるようにして創造されているモノです。

コアから放たれた一つの喜び(創造の意思)は、まず丹田・ハート・頭上・身体下のエネルギーポイントを創り出します。
そして地球の力や太陽から注がれている光等を活かしながら、7層のエネルギー体を創っていきます。
その7層には、肉体の鋳型を持つ層や、感情体や精神体と呼ばれている層もあります。
そうしてこの7層のエネルギー体によって、最終的に具現化されているのが肉体なのです。

見えない世界へより繊細な感覚を開いている方の中には、エネルギー体部分を整えたり変化させることが、
肉体を整えるには最も有効であることを実感されている方も多いと思います。


現象の世界に現れてくるモノはすべて、この肉体のように見えない世界から起こってくるものです。
『大切なことは見えない世界で動いている』という存在の言葉が、より実感を持って迫ってくるのではないでしょうか。



＜＜ コアの視点から見た幸せや健康 ＞＞

とても深い次元で輝き続けているコアですが、丹田やハートの中心にも肉体を構成している細胞の中心にもコアの光は現れてきます。
コアと繋がりその光に輝いているほど、人間は魂としての今の意思を真っ直ぐに生きていると言えます。
肉体的にも、誕生した時の個性はあるでしょうが、元気に繋がり健康であるはずです。

コアから放たれた喜びにより生きていると、ハートの中心が輝きますから、手応えのある充実感(幸せ)を感じているはずです。

逆のことを言うならば、コアとの繋がりを無くしていくと生きる意欲や自信を失い、
コアの光を無くした場所に病気を創り出していくと言えます。





コアのことを簡単に書いてきましたが、すべての人の中には、その人の源と呼べるコアの光があることを知って頂けたでしょうか。
今生の経験だけに因らず転生の中で、コアとの繋がりを無くしたり拒否している方もおられます。

でもコアに繋がるというのは、つまりは『自分であることの喜びにあふれて生きる』ということです。
そこには心配も不安もなく、今を十分に生き切って意図した地点へ達していくという人生です。
一つの意図を生き切ると終息期を経て、新たな意図が生まれてきます。
そんな生き方を、私的にはとても爽快で清々しいと感じていて、より多くの方に実感して頂きたいと思っています。

これからコアとの繋がりを回復していくための簡単な瞑想ワーク等もお伝えしたいと思います。
コアとの繋がりを強めていきたい、あるいは魂としての個性をもっと知っていきたい方など、ご興味がある方はご一読ください。