サーラ Notes

見えない世界から伝えられてくる
メッセージや提案を
より豊かで幸せな人生へのヒントにして頂ければ幸いです

感情ドラマからの解放 (1)~2

2014-04-25 | 感情ドラマ
Kさんが解放されていった感情ドラマは次の言葉にまとめられると思います。
『「認めて欲しい分かって欲しい」でも満たしてくれないから「腹を立て批判する」』
その原型は、主に幼い頃のお母様との関係の中で創られていったようです。


Kさんのお母様は、働き者で負けず嫌い、そして自分が正しいと思う生き方を貫く気丈さを兼ね備えた方に感じられました。
ただ、Kさんが幼い頃には、頑張って人並みな生活をしていくことを第一にされていたようで、
お母様に、Kさんの心を察しながら、話を聞いたり一緒に喜んだりしようという意識も余裕も少なかったようです。

そしてまた、Kさんのお母様には、自分の夢を諦めた青春時代があるように感じられて、ご自分の痛い心に蓋をするように、
頑張って生活していくこと、ご自分自身がちゃんとしていることに集中していかれたように見受けられました。

人間は、自分の心を感じることが出来る分、子ども(他者)の心を深く繊細に感じることができます。

Kさんが育っていかれた環境で多く与えられたものは、頑張り屋で気丈なお母様からの『ちゃんとすること』の提示と、
出来なかった時の叱責と駄目だしだったようです。

そんな中でKさんは、お母様に対して表現することが出来なかった思いを溜めていかれました。
…お母さんに誉めてもらえると思って頑張ったのに、誉めてもらえなかった虚しさ
…自分は自分なりに考えてやったのに、弁解も聞いてくれない腹立たしさ
…結果は出せなくても、自分なりに一生懸命やったことを認めてくれない悔しさ
……



思いはエネルギーです。
溜まり過ぎると大きな力となって、その人を動かしていくようになります。
分かってもらえなかった思いが大きくなっていくと、認めてもらいたい強い欲求を生み、
自分が正しいと主張させる衝動を生みやすくなります。
認めてもらえなかったり主張を否定されると、相手や対象への激しい批判へと転じていきやすいです。



Kさんという女性は、とてもエネルギッシュな方で、抱えられる思い(エネルギー)自体も大きく、
またお母様に似て一本気で一生懸命な方ですから、その激しい思いを一点に集中していく強い傾向を持たれていました。

この個性性質を抱えたKさんは、激しく揺れ動く心を抱いて、本当に大変だったと思います。

Kさんは、変わられました!

ご主人の会社へ行くようになられた当初は、従業員さんやご主人への激しい批判ばかりでした。
でもKさんは、前向きな意思と毎日の『ありがとう』によって、長年羽織っていた感情ドラマの衣を脱がれて、
心の奥に在った純粋な意思を表現されるようになりました。

『会社の役に立ちたい』
『主人の力になっていきたい』


これがKさんの心の奥にあって、Kさんを支え続けた意思です。
この意思の土壌には、幼い頃に満たすことができなかった『価値ある存在としての自分を感じたい』という欲求も在りましたが、
次第に大きな力を持つようになっていったのはもっと潜在的な部分にあった、
『人間として成長していきたい』『誰かの役に立てる人になっていきたい』という意思だと感じます。



『ありがとう』という新たな展開を開く力を持つ言葉が、Kさんの心を鎮めながら、感情のパターンと距離を空けていってくれました。
そして心は穏やかになり余裕が生まれて、Kさんが魂として持っておられる素晴らしい意思が現れてくるようになったのです。




最近のKさんからのメールです。

毎日会社に行く前に必ず「ありがとうございます」と、心で感じながら口に出して言えるようになりました。
私が穏やかになれば、家庭の中も穏やかになる事を、今本当に実感してます。

主人には感謝の気持ちで一杯です。
会社の人間関係や主人の実家のことや、まだまだだなと自分で感じることもあります。
主人には長い目で見てもらえるように、時間がかかると伝えました。
穏やかな気持ちや、一人の時間は、こんなに心地よいものなんだと感じる今日この頃です。



Kさんには、二人の子どもさんがおられます。
当初は、会社での出来事を家へ持ち帰ることになり、子どもさん達へ優しい心を向ける余裕がないことをよく悔やんでおられました。
そんなKさんですから、子ども達と過ごす時間に自分が穏やかでいれることを、本当に喜んでおられます。

ご自分のお母さんとの関係では、辛い思いをしたことが多かったKさんだからこそ、人一倍子どもさんには心を配られています。

Kさんはいつも、誰もいない家へ帰ってくる子どものためにオヤツを置き、
お腹をすかしている子ども達にすぐに夕食を出せるようにと、夕食の下準備をされてから会社へと出掛けられるそうです。



子ども時代に自分がしてもらえなかったことをする~
見えない世界に様々な感情パターンを創っていく人間にとっては、意思と力が要ることです。

Kさん、本当に素晴らしいです!







*ここに紹介させて頂いている個人的な内容は、ご本人に了解を得て掲載しています。





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感情ドラマからの解放 (1)~1

2014-04-23 | 感情ドラマ
今回から数回に渡って『ありがとう』という言葉によって、感情ドラマから解放された方の実例を紹介させて頂きます。

人間という存在の実態は、見えない世界に在ります。
見えない世界に蓄積されていく感情が、いつしか同じような経験を引きつけるようなパターン作り上げていきます。



Kさんは、40歳前半の女性です。
ご主人がお父様から会社を引き継がれてから、Kさんも会社へ通いながら仕事を手伝うようになられました。
ご主人と一緒に会社をもり立てていきたいKさんからのご相談は、ほとんどが従業員さん達との関係でした。

従業員さんには、お父様の代から長年勤めてこられた方も多く、Kさんは思うように発言できない気を遣う立場です。
暫くするとKさんは、従業員の中に、仕事をされているようには見えない人や、頑固に自分のやり方を押し通されて
会社全体の動きに支障をきたしているように見える人達が、気になるようになっていかれました。

Kさんはそんな従業員さん達に対して悶々とした気持ちを溜めては、爆発させるという、
大きく波立つ辛い心を味わい続けられました。
感情を爆発させる相手はほとんどの場合ご主人だったので、家庭においても気持ちを切り替えることもできずに、
本当に辛い日々だったと思います。

そのKさんには、ご主人と従業員さん一人一人を浮かべながら毎日『ありがとう』を繰返すことをお勧めしました。



出来るならば『ありがとう』を心の奥深くにまで響かせながら繰返すと効果が大きいのですが、
その時のKさんには無理なことだったので、
感謝なんて感じなくてもいいから、ウソでもいいから、
何しろ自分の気持ちが楽になっていくことが大切だからと、『ありがとう』を繰返すことをお勧めしました。

紆余曲折を経ながらもKさんは、気持ちを前に向け直しながら『ありがとう』を続けられました。
さて数ヶ月後、Kさんにはどんな変化が起きたでしょうか~



以前はすぐに従業員さんへの不満や腹立ちでいっぱいいっぱになられて、その感情に翻弄されていましたが、
今では、従業員さんへの色々な気持ちを抱いていても、落ち着いて従業員さんの話を聞くことが出来るようになったそうです。
そして、従業員さんの個性や力量等を感じるようになられて、腹を立てても仕方がないと自然に感じている時もあるそうです。

そしてKさんの心には、会社に毎日通って来て働いてくれている従業員さん達に、感謝が自然に湧いてくるようになったそうです。
『ありがとう』という言葉を素直に心に感じながら、繰返すことが出来るようになられたのです!
するとさらに大きな変化が起こってきました。

「会社の事とかで悶々としていた前に比べて、今考えても仕方のない事なんだと、
悶々とした思いを手放す事ができるようになり、気持ちが楽になってきました。
ある従業員が辞めることになったり、新しい人が加わったりしています。
それに、取引先の銀行の担当が変わった途端に流れが変わってきたようです。
流れに任せようと思えるようになりました。」




人間関係という環境まで変わったというのは、つまりKさんが本当に変化されたということです。
現実を映し出している見えない世界が、新しい整いになったという訳です。

前向きにご自分を立て直し続けられて、心に起こってくる不満や腹立ちから自由になっていかれたKさん、
本当に素晴らしいですね!

さて、Kさんはどんな感情ドラマから自由になられたのでしょうか~?!






*ここに紹介させて頂いている個人的な内容は、ご本人に了解を得て掲載しています。





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心を育む~自発的…~追伸

2014-04-12 |  ├ 事例
前回のブログを読まれたMさんからメールがきました。
多くの方にとって示唆に富む内容だと感じましたので、再びブログでのシェアリングをお願いしました。


ブログを読んでいてこの間、Aに言われたことを思い出しました。
『父さんも母さんも、どうしてもっと私を信頼しないのか?
今まで私なりにある程度考えて、ここかなぁと思う大学を出したつもりだ。』

このAちゃんの言葉に、Mさんは次のように返したそうです。
『それはAが、母さん達を信頼させるような態度じゃないからよ』

そしてお父様も、Aちゃんのことがよく理解できないようで、コミュニケーションの不足を感じておられるそうです。



ここで皆さんには
『信頼するとはどういうことなのか?』ということを、改めて見つめ直してもらえたらと思います。

この社会で学歴や点数や肩書きに重きを置くことに慣れてきた人間には、ハッキリ分かる態度や言葉で安心したい傾向があるようです。
ただ親御さんの中には、態度や言葉ばかりを求めることによって子どもさんを追いつめて、素直な心を言えなくしている方が在ります。
そして親の意見を押しつけられたり心を傷つけられたりしないために、子どもが壁を作らざるを得ない状況にしている方も在ります。

先ずは、安心したい親の心の中に、親自身の個性に彩られた
「安心できる子ども像」があることを知っている必要が
あるのではないでしょうか。そしてまた「口ばっかり」とか「人が見ているといい格好して」の表現に見るように、
態度や言葉が余り当てにならないことも思い出してもらえたらと思います。



★子どもと心の交流をして、子どもなりに自分の将来を考えている”姿勢”を信頼していく


今回『子どもを信頼する』ために、最も皆さんにお勧めしたいことは『子どもと心の交流をする』ことです。
それは、
人間は頭(思考)で満足して落ち着く存在ではなくて、心で満足を感じて落ち着いていく存在だからです。

心の交流とは
『心で感じていることを言葉にして伝え合う』ということです。

Aちゃんのように口数の少ない子どもさんには、先ず親側の”素直な心”を言葉にしてみてはどうでしょうか。

「Aがちゃんと考えていることは分かるし、これまでのAの過ごし方を振返ってみると、Aをもっと信頼していいんだと思う。
ただ親だって人間だから、察することだけで安心するというのはとても難しいことなんだ。

大学選択になると学部的にも地域的にも一気に広がるし、将来を考えることでもあるから、
Aにはよかったなと感じる大学に進学してもらいたい。
だからこそ心配も大きくなるし、もちろん経済的なことも考えていかないといけない。

Aが、大学生活というのをどんな風に考えていて、今、受験したいと思っている大学をどうして選んだとか~
学校のみんなや先生はこう言っているけど、Aはどう思っているかとか~
そんな会話をしてくれたら、お父さんやお母さんは、もっと安心して見守っていられると思う。
それにAより長く生きてきているお父さんやお母さんだからこそ、言ってやれることや、
応援してやれることに気付けるかもしれない。」


子どもと心を開いた会話をする時にとても大切なことは、自分の考えを分かってもらおうとし過ぎないことです。
子どもの心を知っていこう感じていこうとして行う会話であることを忘れないことです。
そして<<心を育む~言葉~>>でも紹介したように、心で感じていることを素直に言葉にして、
子どもの心に届けようとすることです。



★言葉の向こう側、態度の向こう側を、察しながら感じながら想像しながら、
今の自分なりに懸命に答えを出そうとしているその”姿勢”を信頼していく



心を交流させる会話というのは、自分の心を感じながらそれを言葉に置き換えていく作業ですから、慣れが必要です。
幼い頃からこんな会話を積み重ねていると難しくはないですが、そうでなければ親にしても子どもにしても慣れていく積み重ねが必要です。
またAちゃんのように、自分のことを饒舌に語るタイプではなかったら、親側の『察しようとする』心が尚いっそう大切だと思います。

「ちゃんと考えているようだ~」
「今のAなりに答えを出そうとして考えているようだ~」
「将来といってもまだまだ漠然としているだろう。でも自分なりに将来の仕事に繋がる学部を選ぼうとしているんだな~」
「やみくもにレベルの高い大学を目指そうとするのではなくて、自分らしく在れる学校を探そうとしているんだな~」


こんな実感が心に広がれば、ハッキリした言葉や態度がなくても心は安定へと動いていくはずです。



思春期は、自分とはどんな人間なのか、生きていくとはどんなことなのか等を知っていこうとする時期です。
そんな時期に、自分の幸せを願ってくれている身近な人と、素直な心で色々な話ができるというのは、
人としての豊かで安定した土壌を作っていく大きな一助になります。

私は、Aちゃんと数回お会いしてお話したことがあります。
どんな問いかけにも、その場逃れでも表面的にでもなく、自分にとっての本当のことを伝えようとして、
一所懸命に言葉を探して応えてくれます。瞳の奥にいる私に焦点を合わせるようにして、私の目を見つめられます。
高校三年生にして自分を持っているだけではなく、自分を大切にするということを身につけておられます。

冒頭のAちゃんがお母様に言われた言葉、みなさんはどう感じられたでしょうか?
…自分なりに考えているからもっと信頼して欲しい…

我が子が、こんなことを伝えてくる高校三年生に成長していたら、嬉しくはないでしょうか?






*ここに紹介させて頂いている個人的な内容は、ご本人に了解を得て掲載しています。






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心を育む~自発的な動き~

2014-04-08 |  ├ 事例
心を育みましょうという子育てへの提案は、今回で終了です。
最後にあたって、子どもの『自発的な動き』を大切にしましょうという提案です。


自発の力とは、内側から動き出す力、何かしようとする力、なんとかしようとする力です。
それが「ねばならない」「~した方がいいだろう」という頭(思考)からの強制や判断ではなくて、
ハートからの欲求として起こってくることが大切です。

ハートは深い自分(魂としての自分)と繋がる場所ですから、そこから動くからこそ、他者や周囲に翻弄されない、
自分らしい人生を創っていくことができます。


ここであるお母様Mさんからのメールを紹介します。
Mさんからは、4月から高校3年生に進学された娘さんAちゃんに関する相談を頂きました。


Aですが、ドライブがてら、目下のところなんとなく考えている地方の大学を見に行ってみようかと言っています。
無駄になるかもしれませんが、旅行気分なら気楽に行けるかなぁ~と思っています。

私からは、とてもいいことだと思うという返信をさせて頂きました。
それは何よりも、Aちゃんの中に『来年は大学なんだ』という意識を高める、一つのキッカケになるからです。
すると『どこを受けようか』という自発的な意思が高まり、大学を身近なものとして探し始めることにもなるからです。
また、色々な大学を見たり雰囲気に触れることは、大学を決めていく時に大切な内的な感覚を目覚めさせますし、
入学した後の心の充足感や安定にも繋がることだからです。

すると次のような返信をMさんが送ってくれました。

正直、Aの腰の重さについつい、苛立ちをおぼえてしまいます。
のんびりしたAを適度に促すのは、なんだか難しいです。
とりあえず、サーラさんのアドバイス通りに時間を見つけて、色々見に行ってみます。



このMさんの返信メールを読んで、皆さんはどう感じられるでしょうか?
強く伝わってくるのは、MさんのAちゃんのこれからに対する不安と、今のAちゃんの態度に対する不満足です。
そして何とかAちゃんを動かして、お母様自身が自分の中の不安と不満足を消していこうとされているのが分かります。

子どもが活き活きとした自分らしい人生を創っていくには、何よりも
魂としての内的な力に結びついた『自発力』が大切です。
そのためには幼い頃からの
『自分で感じて考えて、選んで決めて、そして動いて経験していく』ということが必要です。
これは何度もお伝えしていることです。
<<自発力(2012/05/03)>>
<<僕に必要なこと(2012/05/03>>

「見に行きたい大学があったり、お母さん達に出来ることがあったら何でも言ってね~」等と、応援している気持ちを表したり、
キッカケを作ってあげる様なこともお勧めできることです。
でも、行動するよう先回りし過ぎたり、お尻を叩くようなことばかりしていたのでは、子どもの生きて行く力は育ってはいきません。


『自発の姿にも個性があります』

自発というと伸び伸びと、活き活きとそれを表現する子どもをイメージされるでしょうが、でも、子どもには個性があります。

周囲からよく分かるように表現する子も、自分の心に持って他には見せない子どももいます。
また、態度や言葉で表現するといっても、迷っている途中の自分の心との会話を、親との会話で行う子どももいます。
こんな場合は、その時々で変わっていく子どもの話に翻弄されてしまったりもします。
だからこそ、自分の子どもの個性や表現の傾向を分かっていることは、とても大切なことです。

Aちゃんの場合は、ゆっくりとゆっくりと味わいながら考えを深めながら、着実な歩みを進められるお子さんです。
だからAちゃんのようなお子さんの場合、他者や世の中に振り回される度合いが少なく、ご自分の心で納得される選択をされますから、
一度決めたら揺らぐことも少ないです。

お母様のMさんは、何でも早く白黒をつけていきたい傾向が強い方ですから、Aちゃんは「腰が重いのんびり」に見えると思います。
でも私から見ると、Aちゃんは高校生活の中で、自分という個性を見つめながら味わいながら、
一歩一歩しっかりと自分の意思で歩みを重ねてこられています。思春期の理想の過ごし方です。
これまでのAちゃんの歩みを振返れば、お母様さんは、これからの歩みを信頼して見守れるのではないかと思います。




四月から高校三年生となられたお子さんをお持ちの方も多いと思います。
高校卒業後の進路を考えることは、自分が大人になった時の生き方を考えていくことです。
子どもにとったら『自分の人生に真摯に向き合っていく』という経験を重ねられる、得難い機会なのです。

どうぞ子どもの『自発力』が動いて、子どもらしい人生を見つけていくことを楽しみにされながら、
気長に見守られていかれますように!





*ここに紹介させて頂いている個人的な内容は、ご本人に了解を得て掲載しています。



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心を育む~ゆっくりと~

2014-04-03 |  ├ 心を育む
子育てに関するブログには、いつもよりも多くの反響を頂きます。
そんな中でいつも痛感するのが、お母様方の生真面目さと一生懸命さです。

その性質を持つからこそ、子どもにとっての最良の在り方を求めていけるのでしょうが、
もっと、ゆっくりのんびりいきましょう。

あなたという人の価値観(考え方)や、言葉使いや、他に向ける態度はこれまでの時間で創られてきました。
それに家系的に引き継いでいるモノを考えると、今日明日で何とかできるものではないです。

そしてその家を目指して誕生してきた、魂としてのあなたには、そこで生きることで果たすことのできる
人生の目的という、長いスパンでしか分からないことがあります。

魂は子どもを通して、自分と向き合っていきます。
だからこそ子どもに望むことは先ずは、自分に望むことが大切ですが、
ゆっくりのんびり、今を楽しみながら進んでいこうとすることこそ、軽々と変化していくということです。




自分の心を素直に表す、優しい言葉を伝えられるようになればいいな~♪

もっと人生を信頼して、軽々と安々と生きていけるようになればいいな~♪

人生で起こってくるどんなことも、淡々と楽しみながら進めるようになればいいな~♪

そんなことを、ふわァ~と思いながら~

気負わず、気楽に、楽しみながら、ゆっくりと今を味わっていきませんか~♪




子どもがあなたに優しいなら、あなたが子どもを思いやってきたのです。

子どもが自分自身の心の声を聞こうとしているなら、あなたが子どもの心と意思を知ろうとしてきたのです。

子どもが悩んだり試したりしながら、自分の心が満足する人生を見つけようとしているなら、
あなた自身が人生の価値を見出しているからです。

そして、子どもがあなたの気持ちや身体を大切にしてくれるなら、いつもあなたに価値ある存在として接してもらってきたからです。



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