サーラ Notes

見えない世界から伝えられてくる
メッセージや提案を
より豊かで幸せな人生へのヒントにして頂ければ幸いです

最高の躾けは親の姿~2~

2013-01-13 | 子育への提案
この生々流転の世界にあって、人生の理想像や大切にしたいものを、自分で選択していくことが必要です。
自発力が発揮されるからこそ、内なる魂の力を呼び起こし、選択したモノを活用して、
自分らしい人生をクリエイトしていくことができます。

では、それを子どもさんに伝えていく時に大切なことはどんなことでしょう。
存在達は『成長の段階』ということをよく伝えてきます。


『子どもは内的な成長のタイムスケジュールを持っている。

多くの魂が、現実世界のことに意識を向け始めるのは、およそ誕生してから7年前後の時間を要する。

その頃になると、対象(人や出来事等)との関係を把握できるようになり、聞き分けられるようになってくる。

それまでの時間で、周囲の大人達に、現実へと意識を向けるように強要を受け過ぎず、
内的世界を耕すことが出来ていれば、無理なく、自然と意識を現実世界へと向け始める。

穏やかに健やかに成長を続けていく様子を、親が余裕をもって、楽しみながら見守っていれば、
子どもは伸び伸びと成長を続けていく。

すると余裕を持てる器が創られてくる。

大人も子どもも、自分に余裕があるからこそ、他者の話を聞くことも、思いやることもできる。』



親自身が、大切にしたいモノを大切にした生き方をしていれば、それは、自然に子どものものとなっていきます。
また特に具体的に伝えたいことも、それを聞き分けられる成長のタイミングを見る必要があるということです。
そしてそのためにも、余裕のある子に育てることが大切ということですね!
心の度量(余裕)は、やはり親御さんの愛、思いやりにかかっているのではないでしょうか。


親の思いやりの大切さを教えてくれる、二つの事例を紹介します。



*中学生(兄)と小学生(妹)の母さんから、お兄ちゃんの妹への思いやりが足りないという相談を受けました。

存在からの答えは~
『お兄ちゃんは、妹さんを思いやれる程、あなたから思いやられていない。
思いやりがある人になって欲しいならば、彼が自然に思いやりを表現するまで、彼を思いやり続けましょう。
子どもを思いやってもいないで、思いやれというのは、親であるあなた自身の我がままです。』

そして存在は次のようなことを伝えていました。
『本当の意味で思いやってもらって育ってこられていないあなたは、
子育てを通して思いやるということを身につけて行く必要があります。』



*小学校低学年の兄弟がすぐに激しいケンカを始めてしまうという相談を受けました。

このご家庭には幼い三男さんもおられました。
見ていると、それぞれの子どもさんを見るお母さんの表情が全く違うのです。
特にご長男を見られる時の、目は、とても厳しくて、冷たささえ感じるものでした。
口から出る言葉も「~しなさい」「~はちゃんと出来たの」「ダメでしょ~」が多くて…

存在からの答えは~

『お兄ちゃんは、あたなのことがとても好きです。だからあなたに認められようとして一生懸命に頑張っています。
そこを見てあげて下さい。そして、弟達のように抱きしめて甘えさせてあげて下さい。
彼の中に、お母さんは僕が大切なんだという実感が満ちれば、弟達にあたることはなくなってきます。
そして今のまま、あなたに心を開き続けてくれるでしょう。』




誰かにとても大切にされている、愛されているという実感は、生きていくための掛け替えのない力です。
その土壌があるからこその、躾けと言えるのではないでしょうか。






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最高の躾けは親の姿~1~

2013-01-11 | 子育への提案
年末年始の間に、年長の方々から子どもの躾けについて言われた方もおられたようです。
改めて存在さんに、この”子どもの躾け"について、聞いてみました。


『躾けとは、心を矯正することである。

その人の意識無意識の中に、それが正しいとか美しいとかいう考えのパターンを創り、行動や感情に規制をかけていくことである。

だからこそ、よくよく考えて選択していくことが必要である。』



子育てとは、結局は、思考や感情のパターンを身に付けさせていることですから、自分が親から教えられたり求められたり、
あるいは人生の中で大切だと感じたことが、大きく左右してくものです。

この時代のこの国の、この家系のこの両親に誕生するという条件だけで、ある程度の考えのパターンの枠を自然に身に付けていきます。
でも大人とされる年齢まで生きて来られたら、親や社会とは矛盾する考えを、皆さんはお持ちではないでしょうか。

だからこそ忘れないで頂きたいのは

『子育てとは、自分の考え方や価値観を問い直し、改めて自分を育て直す機会である』
ということです。

あなたの子どもさんは、あなたを親と選んで誕生されてきました。
それならば、ご自分自身が経験してきて大切だと感じるモノを、子育てに活かされることが何よりもお勧めです!

親子と言えども所詮、やり残したこと、成長したいものがあるからこそ、誕生してきた者同士です。
上手くいかなかったり、違っていたなと思われたら、その時に謝ったり軌道修正したりすればいいだけです。

多くの親御さんにお会いして、皆さんが余りに”完璧な親”を求め過ぎられると感じます。
”完璧な親”ではなくて、”人生に真摯に向き合いながら悩んだり歓んだりして生きる人間”を、
子どもさんに見せようとされてはいかがでしょうか?

今に真っ直ぐ取り組みながら、自分の人生の意味を求めながら、子どもの幸せも模索しながら……
その姿こそが、価値あるものだと思われませんか?



『子どもに何を育んでいけたら、子どもの人生の最高の貢献となるでしょうか。

それは逞しさです!

起こってくることに、ちゃんと向き合い、ちゃんと考えたり悩んだりして、自分で選択し、
そして選択したことに力を尽くしていけることが逞しさです。

逞しさとは、自分を信じる力でもあります!

ぜひあなたの人生(日々)の在りのままの行程を見せてあげて下さい。

すると子どもは人生というものが分かってきます。

そして諦めず自分を信じるあなたの姿を、自分の姿としていくでしょう。』



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育まれていく母の愛

2012-12-03 | 子育への提案

ブログで紹介させて頂いているお母様方のことを読まれて、自分を不甲斐なく感じたというメールを頂くことがあります。
でも子育てとは、変化・成長を続けたい魂が引きつけた、もっと豊かな人(魂)へと成長していく機会なのです。



『子育ては、子どもという魂との関わりによって、変化・成長していく機会です。

だから、親となった最初から豊かな愛を持っている人は、ほとんどいません。

長く地道な子育ての経験が、親自身を育てていきます。

そしていつしか、無条件の愛と呼ばれる、
何の見返りも期待することのない愛を、子どもへと注ぐことが出来るようになるのです。』



”親の愛”を尊いものとして、語ったり描いたりしているモノが一般的には多いですが、
幼い子ども達が親に向けている、”無垢な愛”や信頼は、親より優っていると、仕事をしながらいつも感じています。

子どもから受取る”無垢な愛”や信頼こそ、親として育っていく心の基盤を創ってくれるものだと思います。

転生を繰り返す中、今生の親子は、他の人生でも出会っている場合がほとんどですから、過去生における
上手くいかない関係を色濃く持ち越していて、赤ちゃん側からの愛が大きく現れて来ない時も稀にありますが、
でも、赤ちゃんは親を選んで誕生してきています。


目の前にいる子どもが、親として選んだのは、間違いなくあなたです!
あなたらしく在りながら、子どもと一緒に成長していこう、幸せになっていこうとすることが、
その子(魂)の意図する人生の条件を整えるのではないでしょうか。

お母様方、気負わず、焦らず、自分らしく、子どもと共に在る人生を楽しまれますように!



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本音を言わせてくれるお母さん

2012-11-27 | 子育への提案

前回に続き、”尊び合う関係”を、子どもさんとの間で育んでおられる、Mさんを紹介します。

Mさんは、小学校1年生のAちゃんと、3歳のBちゃんという、二人の女の子のお母さんです。
Mさんがお忙しい毎日を過ごされているということもあり、お姉ちゃんのAちゃんは、
普段から、家事のお手伝いや、妹さんのお世話などをして、お母さんをよく助ける娘さんです。


そんな Mさんに、ある日、こんなことをお伝えしました。
『 Aちゃんを、お姉ちゃんとして誉め過ぎなところがあるよ。
誉め過ぎると、真面目な Aちゃんは、そうしなくちゃならないような気持ちになるから。』

すると Mさんは言われました。


「A へありがとうを伝える事、確かに、おねぇちゃんだから…というのはおかしいですね。
普段、何の気なしに使う言葉ですが、今後は気をつけていきたいと思います。」


そして、日頃の生活を振り返られて、改めて次のようなことに気付かれました。

「そういえば、A は甘え足りない所があるみたいです…
時々、A はブーブーと不機嫌になり、些細な事も絶対に譲らない時があります。
尋ねると、普段、いっぱいいっぱい我慢している…と言うのです。
主に B に対して、譲る我慢らしいです。
それも、もしかしたら無意識に、おねぇちゃんとして見ている部分が
あるかもしれないので、気をつけたいと思います。」


私はお聞きして、本当によい親子関係だなと感じました。

いつも良い子でいがちなAちゃんが、いっぱいになった時には、在りのままをお母さんにぶつけています。
そして、お母さんはちゃんと気持ちを尋ね、その問いに Aちゃんは本音を言えています。
これは、Aちゃんの心に、お母さんは自分を愛してくれているという信頼が培われている証です。



『あなたの大切な子どもは、あなたに弱音を吐くだろうか?

生きていたら、誰でも感じる、嫌だとか辛いとかいう感情を、素直に伝えているだろうか?

それは親と子の間に、どれだけの信頼関係が築けているかという、一つの指標になる。』




『そうやって Aちゃんが辛い気持ちを表現した時や、我慢しているなと思った時には、
しっかりと抱きしめてあげて、気付かなかったことがあったら謝ればいいよ~』
と伝えると、Mさんは、次のような実感を伝えてくれました。


「我慢してるんだろうなと思った時、後でありがとう!と抱きしめるのってとっても素敵ですね。
抱きしめる事、まだまだ足りないと感じました。増やしていきたいと思います。」


Mさんは、とても純粋な心の持ち主です。
そしてその純粋な心が、豊かな愛を育み続けています。




*ここに紹介させて頂いている個人的な内容は、ご本人に了解を得て掲載しています。



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尊びあう関係

2012-11-26 | 子育への提案
前回のブログで紹介させて頂いた Yさんに関して、私との会話の中で、存在が伝えてくれた言葉を紹介します。


『彼女の、我が子への純粋な愛が、彼女の人間性を育み続けている。

彼女は、子育を通して、人間にとっても最も大切な、”尊ぶ”ということを学んでる。
自分を尊び、他者を尊び、そしてお互いに尊び合う関係!

”尊ぶ”とは、その人が、素晴らしい価値を有している存在だと知っている態度である。

素晴らしい価値とは、そこで生きているだけで価値ある存在だということだ。

何ができても、できなくても、
どんなコトが好きでも、嫌いでも、
今、どんな生き方をしていても、
この世界は、その人がいることを求めているということである。』




私は、この言葉を味わっていて、私が持つ神々への信頼のことを思いました。

私は、生きて来てこれまで、神様から見放されたとか、裏切られたという経験をしたことがありません。

幼い頃の私、思春期の私、それからの私も、とても我がままでした。
神様が開いてくれた縁を、我がままで台無しにしたこともありますし、
神様にお願いしたことを、さっさと放り出してしまったこともあります。
約束を破ったこともあります。

でもどんな時も、神樣方は、次に繋がっていくメッセージや力をくれました。
具体的な願いが叶わなかった時には、必ず、その願いが叶うよりも幸せな道が開かれてきました。

私が神々への信頼を自然に持てているのは、長いお付き合いの中で、ずっと変わらず、
どんな時の私でも、価値ある存在だとして相対して下さっているからだと思います。


神々のような心を向けて、すべての人に接することは、なかなか難しいかもしれないですが、
でも、身近で一緒に生きている”大切な人"に対しては、そう在りたいと思われる方も多いのではないでしょうか?


『尊ぶとは、愛することの到達点。

求めていれば、誰でもその状態に達することが出来る。』


多くの人が、尊ぶという状態まで愛を高めていけたら、この地球上に戦いが現れてくるはずはないでしょう!




*ここに紹介させて頂いている個人的な内容は、ご本人に了解を得て掲載しています。



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成長へ向かう子供の力~母の立場~

2012-08-28 | 子育への提案

子供の年齢が高くなるに連れて、母親が実際に手を添える機会は減ってきて、見守るという立ち位置が増えてきます。
ただ、お母様達にとって、この見守るということは、なかなか難しいことのようです。

S君の夏の経験を見守られた、お母様(Yさん)のことを紹介させて頂きます。

Yさんも、子供さんへの溢れる愛により、自分自身を変化・成長させてこられた方です。
もちろんいつも「今、子供にとって大切なこと」を求められていて、
本当の意味で、子供を愛する親になりたいという意思力が、Yさんを導き続けてきました。


「子供が自分自身を信頼できないのは、私のせいでしょうか…」
「何で私の子ばかりがこんな経験をするのでしょうか…」


今回、Yさんが尋ねられたことで、印象深かったことです。
導きの存在達からは、次のようなことが伝えられました。



「子供が自分自身を信頼できないのは、私のせいでしょうか…」

『子供のせいでも、あなたのせいでもない。

ただ、二人の弱さを克服する機会が巡ってきたということだ。

だから、あなた自身も、不安感や自信のなさを、安心感と自己信頼へと置き換える機会として、

日常の生活の中での自分の心をチェンジしていって欲しい。』



「何で私の子ばかりがこんな経験をするのでしょうか…」

『そう考えてしまうあなたの中には、まだ、不幸感が残っている。
そう感じるあなた自身に、その不幸感は思い違いなんだと教えてあげて欲しい。

他者や他の子供が、実際にどんな経験をしているかなんて、誰にも分からない~
大人でも子供でも、もっと上手くなりたい、もっと優秀になりたいと意思するならば、そこに至るために必要な出来事が起こってくる。
起こってきた出来事を、不幸と捉えるか、幸せと捉えるかは、その人の度量にかかっている。

ただ、肉体に起こってくる状況というのは、見方を変えれば、幸せなことだよ~
なぜならば、分かりやすいし、向き合わざるを得ないから。

彼が望んでいる充実感のある人生にしていくには、どこかで越す必要のあるハードルだと言える。
だからこそ、今、越えていくことが望ましい。

あなたの息子は恵まれている。
子供の幸せを願う母親に見守られながら、越えていけるから。』



子供の年齢が上がり、手を添える機会がなくなってきても、
「自分の幸せを心から願って、応援している人がいる」とうい実感は、
その人を支える大きな力です。

Yさんの息子さんは、本当に幸せだと、私もいつも感じています。




*ここに紹介させて頂いている個人的な内容は、ご本人に了解を得て掲載しています。



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成長へ向かう子供の力

2012-08-28 | 子育への提案

子供には、高い階段を上るように、成長する時があります。
今回は高校2年生の男の子S君の、この夏の経験をご紹介します。

S君はバスケット部員です。
高校進学の時も、進学後も、S君の一番の願いは、
バスケが上手くなって、レギュラーメンバーとして活躍することでした。

そして今年の夏の始め、いよいよ3年生が引退し、S君世代が中心となる時がやってきました。

でもレギュラーメンバーが選ばれる時が近づくにつれて、
S君は、足の強い痛みを訴えられるようになりました。

右足のカカトからフクロハギそして膝の辺りまでの痛みを訴えておられましたが、
遠隔させて頂くと、腰の安定に必要な力が入らないことが大きな原因のようでした。
身体全体のバランスも崩れていました。

身体は心の状態を現しています。

S君の身体は、自分に自信を持てないS君の心を素直に現していました。
運動神経にも頭脳的にも、そして向上心にも恵まれているS君ですが、
幼い頃から、自分に対する自信(信頼)を、心に積み重ねることが出来ずに成長されてきました。

これまでも何度か、自信を持つための出来事(チャンス)は起こり、
それを前向きに乗り越えて来られていました。
ただ、S君の身体が教えてくれている通り、今回は高いハードルでした。


S君に伝えられたことは~


足の症状は自分に対する自信のなさの現れだ…
逃げないで続けていく(自分はダメだとは思わない)…
出来ると繰り返し思う…


そして

アファーメーションとイメージトレーニング
も提案されました。


7月末にS君から、一軍に選ばれたという喜びのメールを頂きました。

病院に通いながらのバスケ練習となり、痛みがヒドくて練習に加われないこともあったそうです。
でも、大好きなバスケのレギュラーになりたいという強い意思のもと、
高校2年生の夏を、大きく成長される機会として、乗り越えられました。

何よりも素晴らしいのが、足の痛みを、プレイが上手くできないことや、
練習が思うように出来ないことの、言い訳にされなかったことです。
それどころか、何とか痛みを緩和して、練習に参加していこうとされ続けました。

本当に素晴らしいことだと思います。
そして、大好きな道を持っているS君は、とても幸せだと感じます。



『人生には大切な鉄則がある。

それは、自分を信頼している人ほど、実り豊かな人生を味わうことが出来るということ。

自己信頼~

それを幼い頃に身につけさせてもらった人は、幸いである。

その人は、人生という機会に、自分ができる最高の選択と経験を得る、基盤をもらったようなものだから!

~幸せを開くことを導く存在~』





*ここに紹介させて頂いている個人的な内容は、ご本人に了解を得て掲載しています。




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怒りに気付き心を開く・追記

2012-08-17 | 子育への提案
前回のブログに紹介させて頂いたOさんについて、少し書き添えさせて頂きます。

子供さんの反抗をきっかけとして、自分に真摯に向き合い始められ、自分自身への愛を満たしながら、
人間への理解を深め、そして深い気付きを得られるまでに変化されてきた、Oさんの数年間に渡る経験です。


Oさんは、ご主人と二人の子供さんと暮らされている40歳半ばの女性です。
厳格な考え方をされるご両親に育てられたOさんは、普通と言われるレールからはみ出すこともなく、
良識的な大人として成長されました。
出会った頃のOさんは、そつない態度と笑顔が印象的な、よき母よき妻といった感じの方でした。

そんなOさんに、大きな気付きと変化の機会をくれたのは、子供さんでした。

優秀で良い子だったはずの子供さんが、次第に激しい反抗を繰り返されるようなりました。
子供さんを反抗へ追い込んだ、主な原因が、子供に押し付けてきたご自分の理想像だということを、
Oさんは最初、受け入れることが出来ませんでした。


そんなお母さん達に、導いてくれている存在達がよく伝える内容を、改めて受取ってみました。


『子供は、あなた自身を見せてくれる鏡だよ~
反抗している子供達は、お母さん自身の考え方(価値観)では、苦しくて生きていけないと訴えている。
お母さんの考え方(価値観)を越えて、もっと大きくなっていきたいと訴えている。

これを、子供という魂が与えてくれている、あなた自身の成長の機会だと捉えてみよう。
そうして子供が嫌だと言っている、あなたの考え方(価値観)を見つけてみよう。

すると分かってくる~
子供が嫌だと言っている考え方(価値観)に、あなた自身も縛られていて、
心の奥の方では、その考え方から自由になって、もっと大きくなりたいと望んでいることが!』



Oさんは、辛い時間の多かった数年を、もがきながら苦しみながら、
最終的にはいつも前を向いて立ち直り、乗り越えてこられました。


『私が母親ですから、私が投げ出すことはできません。』

Oさんが口癖のように言っておられた言葉です。
Oさんを支え続けてきたのは、子供さんへの愛だということです。
素晴らしいです!


現在、Oさんの家庭は、子供さんが、自由に伸び伸びと自分を表現できる場です。
子供さんもすっかり落ち着かれて、自分探しの毎日を楽しんでおられます。

子育中のOさんからは、今も子供さんのご相談を受けることがありますが、
Oさんの心はいつも、『子供にとって本当によいこと』を求めておられます。


『子供を、本当の意味で応援できる母になりたいです。』

Oさんの言葉です。


子供さんへの愛が、ご自分自身への愛をも満たしていくことに繋がりました。
自分への愛が満ち安定し、そして、ずっと気付くことができなかった怒りの感情にも向き合うことができました。
子供さんへの愛が導いてくれた、素晴らしい成長の軌跡だと、私は感じています。

Oさんは今、日々の幸せに感謝されながら、もっと自分を愛で満たしていきたいと意思しておられます。
そして、ご自分の人生をさらに充実していきたいそうです。




*ここに紹介させて頂いている個人的な内容は、ご本人に了解を得て掲載しています。



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ハートで感じる言葉の力

2012-05-27 | 子育への提案
子育中のお母さん達によくお会いする。

そして、お母さんが子供に発している言葉を、
改めて自分に掛けられた言葉として、感じ直して欲しいな~とよく思う。

子供の本当の意味での力になっていくような言葉を、
ご自分のハートで感じ分けて、選んで欲しい。

「大丈夫、大丈夫!」
「ありがとう」
「行ってらっしゃ~い! 今日も楽しんでね♪」
「今日もいい日だよ~!」
「お母さんは、上手に出来ていると思うよ~」
「よくやったね~」
「よかったね!嬉しいね!」

「ダメね~」
「頑張って」
「気をつけて」
「ちゃんと挨拶してね~」
「ちゃんと分かったの?」
「ちゃんとよく見てやってよ~」
「早くしなさい」
「もう少し頑張れるんじゃない」




『言葉それぞれには、独特の響きがある。

高い波動の言葉は、心が軽くなり広がっていくような響きを持っている。
そんな言葉ほど、やる気という、自発力を呼び起こしやすい。
自発力とは、その魂の持つ能力を開花させていく力である。

心が閉じていくような、緊張していくような響きの言葉は、
やる気や生命力が湧き出る部分を閉ざし、
持っている力を現しにくくする。』



ハートで感じようとしていくと、
ハートの感受性は開かれて、
次第にハッキリと、それぞれの言葉の響き(力)を感じるようになる。

/ゆっくりとした時間に、目を閉じて、右手を胸に当て、
/深い呼吸を3回繰り返して気を整え、
/ハートで言葉を繰り返しながら感じてみる。


言葉ひとつで、心は明るくなったり強くなったりする。
自分の言葉ひとつで、子供の人生を応援していくことが出来る。
お母さんとは、本当に価値ある仕事だと、私はいつも思っている。



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子供の心に寄り添う

2012-05-09 | 子育への提案

『誰かが自分のことを分かってくれている』という実感は、心を強くしてくれます。

親となった方々にも、辛い時や悲しい時に、自分を分かってくれている人の存在に、
支えられ慰められた経験をお持ちの方も多いと思います。

ただ、こんな人間の在り様を教えてくれる貴重な経験をしていても、
親としての役割に活かすのは、なかなか難しいようです。

「なんでこんな態度をとるのか…」
「こんなこと言うなんて…」
こんな言葉をお母さん方からよく聞きますが、結局は、自分の思うようにしてくれない子供に、
腹を立てておられる場合が多いようです。

お母さん達の心の奥には、子供への愛を感じるのですが、それが上手に子供に届いていないようです。

心に寄り添うとは、
『その態度や言動を生み出している、心情を理解する』ということです。

心情を理解するとは、その心情に賛成するということではありません。
…かな~と、想像しながら察して、感じるということです。
自分が同じような状況に出会っても、そんな経験の仕方はしないにしても、
その人の今の心情を、感じるということです。

この子供の心に寄り添うということに関して、改めて存在に聞いてみました。



『子供は、あなたの人生に現れてる、あなたの一つの表現である。

だから、あなたが変われば、子供は変化せざるを得なくなる。
それは、同じモノが引きつけ合うという、この世界のエネルギー構造から見ても、
子供は、あなたの一部であり、あなた自身でもある訳だから。

試しに、目につく子供の態度を、あなたにも探してみるといい。
同じ態度を見つけたら、あなたの心を見つめてみよう。

すると、子供がその態度をとる心を、あなたの中に見つけることができる。

見つかったあなたの心を、自分への思いやりとともに理解してみよう。
すると、あなたの心は穏やかになり、目についていた態度が違って見えてくるはずだ。

そしてあなたの心が、その態度をとる必要がなくなると、
子供のその態度もなくなってくるものだ。

子供の心に寄り添っていくというのは、
つまりは、親である自分の心を理解していく、愛していくということでもあるのだ。

~地球をサポートしている意識体~』




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僕に必要なこと

2012-05-03 | 子育への提案

子供が年齢を重ねていくと、親が子供に、具体的に手を添えることは少なくなっていきます。
そして見守るしかない場面が増えてきます。

子供を信頼して見守っていくことを、難しく感じておられるお母さんへ、
何か力になる言葉はないかと、リクエストして受取った詩を紹介します。

次の世界を創り開いていく大きな役割を持っているのは、今生きている子供達(魂達)です。
見えない世界には、この子供達が誕生した目的(意思)を守り、サポートしている存在達(天使達)がいます。

この詩は、その存在達(天使達)から受け取った詩です。
成長・成熟していきたい意思を持つ子供(魂)の、心の深い部分からの声として、聞いて頂けたらと思います。





〜 僕に必要なこと 〜


「お母さん、僕には時間が必要です

自分で決めて、
自分の力で動いて、味わって、
自分への自信を積み重ねていくために。


「お母さん、私には経験が必要です

上手くいく経験と、
上手くいかない経験の両方が、
白紙の未来へ、恐れず踏み出す私を創るから。


「お母さん、僕は大丈夫です

僕の中には、自分を信じる心が呼び起こす、
無限の力が眠っている。
僕は、その力を最高に活かせる場所を選んで生まれた。
だから心配は要らない!


「お母さん、私には愛と信頼が必要です

大切だからこそ、心配したり怒ったりするのだろうけど、
愛を、私への信頼で感じさせて欲しい。
他の誰も気付かない、私の良さを見つけて欲しい。
それが、自分の力で人生を歩む土台となるから!



お母さん、僕は幸せです!
今、生きているから

お母さん、私は幸せです!
今ここにいるから



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自発力

2012-05-03 | 子育への提案

自発力は、子供(魂)の持つ大いなる力の現れだそうです。
そんな意識を持っていれば、
子供の意思や気持ちを尊重することが出来るのではないでしょうか。

冷静で威厳のあるエネルギーの存在が伝えてくれたものです。
私達人間が行っている子育てに、厳しい眼差しを向けているようでした。
でも、こう伝えてくれました…

自分達は、人間(魂)達の成長への意思と情熱を知っているから、
サポートを続けながら見守り続けている。




人の真の自発力は、魂(スピリット)の内鳴る力の源泉から生まれてくる。
魂の生きる意思の現れなのだ。

その人(子供)の、自発的な力がどの方向を向いた時にわき上がってくるかを見ていると、
その人(子供)の人生の目的も個性も、分かるようになってくる。
だからこそ、自発力を引き出してやることこそが、その魂の目的の人生への応援になる。

人(魂)は、幸せになるために生まれてくる!
自発力は、その人(魂)にしか実現できない幸せへと導いてくれる力である。

もし、我が子の幸せな人生を願うならば、子供の自発的な意思や行動を尊重して欲しい。
あなたの子供は、自らの意思で転生を繰り返しながら学び続ける魂(スピリット)である。
今生の姿は、転生の中の一つの役柄にすぎない。

そのことを忘れないでいれば、
あなたの思いや採用している価値観で、子供を縛ろうとはしないだろう。

親子という役柄を通しての、つかの間の学び合いが、
それぞれの魂(スピリット)にとっての、更なる飛躍へと繋がることを、
私達はいつも見守っている。

      ~偉大なる意思により転生を繰り返す魂を見守っている存在たちより~



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