金沢・野々市から・・発信 錦丘17期 305H 幹事の独り言

タイトル変更しました。
身近なことや、個人的な思い、趣味も発信していきます。

考えさせます。

2010年09月17日 20時43分58秒 | インポート

先週の土曜日、21世紀美術館にて開催してた「人体の不思議展」、友人家族と一緒に見学にいってきました。

たしか、一昨年にも開催してて、またもや金沢、なんで同じ催しを・・・と思いつつ、前回は、医療に携わるものとして、あんなもの、芸術とか、学問とか、興味とかそんなことで一般の人にお金とって見せるもんじゃないっと思い、見に行きませんでした。

続き(忘れてました。9/20再更新)

しかし、今回、PTAで知り合った友人が、ぜひ行きたいとのことで、お伴しまして、夫婦二人とチビを連れていきました。

たしかに、大盛況で、夜7時のラストに行ったのに、沢山のギャラリーが。

どう見ても、医療関係のひと、看護師の卵のグループ、芸術関係?、そんな人がちらほら見かけましたが、やはり、興味本位でわーきゃー言いながら見てるヤングや、アベックで、標本の変な部分を指差して冗談言ってる輩たち・・・なんとも異様なほんまにギャラリーが【不思議展】でした。

標本になっている人(間違いなくホンマ物の肉体でした)は、日本人でなく、日本では、このような形に残すのは法的に規制があり、不可能で、じつは、中国から、遺体を品物として輸入して作成している・・・・とのことだそうです。

どういったいきさつで亡くなった人かもわからず、中国で身元も何も分からない人の遺体が売買されていて、それが、「医療発展」のためにモノ扱いで輸入され、医療限定での利用を越えて、芸術? 見世物? としてこんな形で展示しているのに、なぜか悲しくなってしまう私でありました。

それぞれの標本(遺体)の表情が、悲しそうで、つらそうに見えたのは、私だけでないと思います。

「いろんな人にからだのしくみが解ってもらいたい・・」なんて理屈、模型でも、CGでも、本でもできること。なんで本当の、それも、中国人は人権関係ないし。・・・という理屈があてはまるのか? 勝手ないい分かもしれんけど、そんな見方をしてしまう雰囲気がわたしには漂っていました。一通り見終わって、不快な思いのなか、つい、人体標本に合掌していました。。

出口で、人体グッズが売られているのが・・・・なぜか悔しかったです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする