昨日、初めて母がデイケアのお風呂に入浴出来ました。
母のお風呂をホームの方に手伝って頂けるようになり、ホッとしています。
母と暮らし出して、一年過ぎました。
母は、色々な面でこだわりがあります。
お風呂も家庭の風呂以外は断固拒否です。
入浴時間も、基本的に寝る前。
夜の9時から10時の間です。
入浴前の歯磨きや準備に半時間、入浴時間一時間、髪を乾かすのに半時間、二時間はかかっていました。
母を風呂に入れると私がクタクタにくたびれていました。
昼間や夕方に入浴時間を変更しようとしても、何だかんだイチャモンつけたり、直前になり寝たり、体調不良になったとかで、うまくいきませんでした。
しかし、今回、母が圧迫骨折を起こし、私が続いてギックリ腰になったのを機会にケアマネさんが、計画を立てて下さいました。
題して、お風呂作戦です。
圧迫骨折を起こしてから、一月半ほど、デイケアにも、もちろん行けず、自宅療養しています。
時折自宅に、ケアマネさんが顔を見に来て下さり、お風呂のお誘いをして下さりました。
しかし、断固拒否。
「風呂に入らなくても、死なない。」
「年寄りは、あまり風呂に入らない方がいい。」
「共同風呂は、嫌だ」
いい返事は、もらえませんでした。
頑張れば、私がお風呂に入れる事はできるのですが、体力的に負担が掛かる世話をすると治りかけた腰の調子が一気に悪化していきます。
ケアマネさんから、ホームに通うみなさんがお風呂に入るきっかけは、
「ホームのお風呂には入りたくないけれども、入らざるを得なくなり、仕方なく入るんですよ。」
という言葉をかけていただきました。
それに、これから、いつまで続くかわからない介護生活を考えると、今がその時、ホームのお風呂に入ってもらうチャンスです。と、、、、、
それからは、心を鬼にして、母の身だしなみのお世話を見て見ぬふりをする事にしました。
髪の毛や、足を洗うのをやめ、ザンバラ髪でウロウロしても、気づかないふり。
あったかいタオルで、顔を拭いてもらうのも、毎日ではなく、たまに、、、、、
母は、少々みすぼらしくなりました。
しかし、その甲斐あって、
成功しました。
ケアマネさんと相談して、
お風呂と考えずに、
「ホームで髪を洗ってもらいましょう。」との言葉に誘われて久しぶりの外出。
何とお風呂にも入って帰ってきました。
母曰く、「気持ち良かった。」🥰
大成功。
良かった〜〜〜。
ケアマネさん、入浴介助をしてくださった方ありがとうございました😊