長崎愛宕エステ &香水作り体験🌿BLUME☆お庭係りのブログ

グリーンピールエステとパリジェンヌフレグランスのサロンを開いた娘を応援する為のブログが趣味ブログに変化してしまいました

父の日に寄せて

2020年06月20日 | 歴史
明日は、父の日です。

ちょっとだけ、センチメンタルになりました。
思い出話にお付き合いください。


父は、電機メーカーで、エレベーターの設計をしておりました。
だからか、電器屋さんが大好きで、街にお出かけの際は、必ず、立ち寄っておりました。
又、新商品が発売されると、いち早く、我が家に並んでおりました。


今も、父がいたメーカーのエレベーターに乗ると嬉しくなり安心します。


転勤を辞退し続けて、出世とは縁遠い父でしたが、同期の中で、一番長生きでした。
自分の出世よりも、親兄弟、家族との時間を大切に思っていたからの選択だったのではと、今になると思ったりします。
長男坊だった父は、二十歳で、父親を亡くし、残された母親と五人の弟妹を育て上げました。
だから、余計に長崎の地を離れ難かったのでしょう。


自分の内在神を大切に良心に従って生き切ったと思います。


退職後に我が街の歴史にはまり、公民館で歴史散歩の講座を受け持たせて頂いたり、タウン誌にコーナーを持って、連載させて頂いたり、本を出版して、好文堂さんに置かせて頂いたり、幸せな晩年を沢山の仲間に囲まれながら過ごしておりました。


歴史にのめり込むきっかけは、生家が、「お菊さん」で有名なフランスの作家ピエール・ロチが、彼女と出会った百花園という料亭跡だったからかもしれません。

料亭をたたんだあとは、改装されて、長屋になっておりました。
父が住んでいた所は、庭に面した一番いい場所の住居でした。

ほんとに綺麗なお庭でした。


父亡き後、娘の夢に出てきたそう。
沢山の古い書物に囲まれて、執筆していたそうです。

「忙しい」と話してたそう。
あの世で、執筆を続けているのでしょう。
最後は、歴史散歩の集大成の本を出すのが夢と語っておりました。






父が出版した本の一部です。

長崎市内の図書館や公民館に所蔵されております。
見かけられましたら、ぜひ手に取りご覧ください。
父も喜ぶと思います。

足で実際の場所を歩いて書いた本です。
皆様のお役に立てれば幸いです。



もし、興味ある本がございましたらブック船長さんに問い合わせください。
在庫がある分につきましては、対応することができます。






最後まで読んで下さりありがとうございました。
















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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは(^^♪ (のり)
2020-06-20 11:02:21
お父様の事を語って頂き有難うございました。 立身出世や世間の目を気にせず、ご自分の内なる神に忠実に、ご家族を大切に過ごされ、晩年はご自分の道を探り当て、長崎の貴重な歴史をご自分の足で調べ上げて、本に纏められた功績は本当に素晴らしいです。
本当に、心から誇れるお父様ですね!!
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Unknown (sakanoue)
2020-06-20 17:17:37
のりさん、メッセージありがとう😊
天国から、えへへと、嬉しがっていそうです。
苦労したけれども、それを表には見せずに、サラッと流して前向きに生きてました。
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Unknown (シュシュ母)
2020-06-22 12:16:20
強くて、優しくて、本当に尊敬できるお父様ですね。感動いたしました。
本を残してくれたおかげで、いつも身近にお父様を感じられて、それも素晴らしいことです。お父様も本も宝物ですね。
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Unknown (sakanoue)
2020-06-23 10:53:21
シュシュ母さん、コメントありがとうございます。
そうなのです。父を身近に感じるのです。
寡黙な人で、いつも、畑か書斎にこもり、ゴソゴソやってました。
入院した時も、ただ黙って一緒に同じ時を過ごすだけ。
だから、墓参りに行くと、掃除が終わり線香を立てたあと、椅子に腰掛けて、長崎の街並みを眺めていると、父と一緒にいる気持ちになります。
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