4/14「身近な運動」
今日、
神奈川では「鎌倉市議会議員選挙」の告示、
横浜では「脱原発会議 神奈川」の開催、
更には
「神奈川ネットワーク運動 旭」
の定期総会が開催された。
国政ではかなりの勢いで
「保守化」
が捏造され、
その余波で
神奈川でも先の総選挙では
幾つかの選挙区で革新系候補が
「共産党」だけ
と言う異常な事態になった。
私も選挙期間中
「貴方の選挙区の候補は誰か?
」と問われた時、
思わず絶句してしまった事を思い出しながら、
大手マスコミが演出する「茶番劇」をスルーするしかなかった。
今日の総会の中で
市会議員の梅野りんこさんが
「マスコミ報道による安倍政権の支持率はこんなに高いが、本当だろうか?
私が直接「安倍さんを支持しているか?」
と問うと
多くの人が「支持していない」と答える。
これは、どうゆう事なのだろうか」
と発言していた。
確かに安倍内閣は
「アベノミクス」
と称して、様々な政策をしている。
しかし、
私達の実感として、一部の物価が上昇したが、
これが労働者の賃金に跳ね返るという期待はあるものの、
結果として
「いつ」
「どのような形で」
表われるのかと言う事を確信出来ない状況にある。
その中で、
いわゆる「ワーキングプア」は
日増しに増加し、
国連の調査によると日本の相対的貧困率は
世界の中でも上位に食い込んでいるらしいと言う結果があるらしい。
基本的に,
「貧困」は
「経済活動」
によって解消されるものなのだが、
「ワーキングプア」は
「雇用の安定」に加えて、
「労働賃金の上昇」
を伴わないと解決しない問題だと思う。
そうなると、
賃金上昇は経済界の最も厭がる問題なので、
先送りになるケースが多い。
そこで
「政治」
が主導権を発揮して経済界をリードしてほしいのだが、
「アベノミクス」は
一部の資本家だけを優遇する事で、
それを
「成果」
として世界にアピールしようとしている。
今回、私が参加している
「神奈川ネットワーク運動 旭」ではその事を踏まえ、
「身近な政治」の原点である、
「一人一人が声を挙げる」
を第1目標に掲げている。
梅野さんの
この
「これはどうゆう事なのだろうか?」
と言う、素朴な言葉の裏には
「旭区」の住民が
足元からの政治を考える上で
最も基本的なものを教えてくれた様な気がするのである。