直江先生、今日は本当に春そのものです。
私の住んでいる町では、春を通り越して若葉の頃のような明るい日差し。
外を歩くと、汗ばむくらいです。
支笏湖はどうなのかな?
思わず、調べてしまいました。
・・・まだ、そちらは寒いのですね。
あの日。
2001年 3月18日。
あの日から、私の心の一部はずっと時間が止まっています。
すっかり忘れきったかのように過ごしていることも増えました。
だけど。
時が経てば経つほど、消えないその小さな、深い「跡」は存在感が際立ってくる。
どんなに時代が変わっても。
周りが変わっても。
私自身が変化しても。
その小さな「跡」は消えない。 ときどき、きゅぅ~と痛むこともあります。
直江庸介 様
黙って、やさしく微笑むあなたの大きな茶色の瞳を今、思い出してます。
あなたは、ずっと変わらずに30歳のままですね。 ずるいですね。