さくさく

中居正広ナシでは1日が始まらない、終わらない。元気をくれるのは中居&SMAP。

中居のかけ算2013(中居×たけし×伊集院静)

2013年01月02日 11時53分28秒 | 中居正広

1時間トークの抜粋です。
ホントのトークは、もっと流れてて・・笑いや動きがあったんですけど・・全部レポしきれず・・ポイントで申し訳ないですが・・

個人的に、中居君に関連してちょっとピックアップしてみました。

 

<中居のかけ算数2012> 中居正広×ビートたけし×伊集院静

オープニング。2人を待つ中居正広。

   

「この番組はまったく・・台本が無く・・あまり味わうことのない緊張感に僕は陥っております。さあ、かけ算のスタートです。」 


中居 「どうもよろしくお願いします。」

たけし 「どうみても伊集院さん、酔っ払ってる感じがしますね」

中居 「えっ もうお酒入ってるわけじゃないですよね?」

伊集院 「いやいや・・」

中居 「お酒お好きだとお伺いしましたが・・」

伊集院 (たけしさんの方を手で指して)ご一緒なんで緊張して・・」

中居 「・・伊集院さんと、たけしさん ですね!・・」

たけし 「そうよ!俺だって緊張するよ・・伊集院さんと・・」

 

そういって、始まった今年の「中居のかけ算」
冒頭の3人は、お互いに「緊張」してて 「さぐり」合いながら 「照れている」感じ。

それでも、中居君は司会者として、進行を頑張り・・・たけしさんは、沢山お話ししてくれて変な「間」は出来ずに(笑)いて・・伊集院さんは・・最初、中居君の方をうまく見れずにいたような・・でも「ゴロデラ」の時とは違ってて・・自身で言う通り「緊張」してるんだな、と改めて納得(笑)

それでも、たけしさんと伊集院さんが「仲良し」ではないにしろ、お互いに尊敬し、古い顔見知りであることが語られ・・・たけしさんが、伊集院さんのカッコいいエピソードを語るもんだから・・

伊集院さんは 「こっちも負け惜しみで言ったんだけなんですけど・・それをわざわざラジオとかで言っていただいてね・・」


中居 「でも、そのひと言スゴイですね、でもね。」
たけし 「すげーカッコイイと思って・・ それが・・伊集院さんにあんまり会ってないんだよ、だけどその(35年前の)印象がずーっと残っちゃってて・・いまだに残ってるんだよ、そのひと言が・・」

伊集院 「私はね、もうホントに 生涯いつもね、恩を忘れないっていうぐらいの・・助けられたんですよ」

中居 「どういうことですか?」

伊集院 「それは私・・女優とウワサになって・・エライ、バッシングされて。大変だったんですよ。 伊集院は人間じゃねえ・・みたいに言われて」
※(女優:夏目雅子さんとの恋愛で世間からバッシング)

「それで・・その時、たけしさんがね ラジオ番組持っておられて。 私ももう・・えらい叩かれるのはしゃあないな・・って相手は女優だしと思って・・そしたらね・・『そんなに悪いヤツですか?』ってたけしさんに振られたらしいんですよ 『いや、あれね、違うんだよ。 あれそういう人間じゃないんだよ。』つってね。」

「それを聞いたんですよ。 あ・・世の中、誰かいるんだ・・ちゃんとね・・ くそみそに言うヤツらばかりじゃないんだって・・」

中居 「それは救われますよね~・・」

「僕も・・変な話。 草なぎくんが・・僕のメンバー、ちょっとトラブルがあって・・ちょっと自粛した時に、あの~・・すごく どのニュース見てもバッシングが多かったんですよ。 ・・僕は忘れないですけど、たけしさんが 『いいじゃないか、こんなの』って。 『こんな縛られた世界に居るんだから。 草なぎくんをCMなんかに使う、活きのいいスポンサー出てきてくんねえかなぁ』 って。」

「もう僕は・・嬉しくて・・こんなふうに言ってくれる人いなかったので。 どこのワイドショー見てても。」

「僕と・・SMAPとたけしさん、そんなにね、プライベートであるわけでもないですし・・」

たけし 「ようするに・・それに・・なんていうの・・分かってるのに避ける必要はないんだよ。 でも言ってやって、笑いにして・・変えてやるようなことしてないと・・」
中居 「そっちの方が楽ですね~・・」

たけし 「逆に「大変でしたね~」ってもヤだね。 ・・「えっ?刑事に追われてんの?」とか「こっち入って、入って」とか(笑)・・」

中居 「(そっちの方が)ぜったい、楽ですよね!」

たけし 「消防士だって放火してるんだ、しょうがねえよ。 警察だって痴漢するしよぉ。 同じじゃねえか。」

 

あの時。
中居君、やっぱり・・各報道をちゃんと見てたんだ

木村くんの時も・・きっと、吾郎ちゃんの時も

そして・・彼の中には「世間の反応」が・・ そして「誰が何を言ったか」「どんな態度をとったか」が鮮明に焼きついているに違いない・・

中居君の中では、たけしさんは「信用できる人」なんだろうなぁ・・

辛くても、ちゃんと現実を「見て」。
向き合って・・・次へ対処しようとする中居君jは・・やはりリーダーだよね。うん。

 

中居君から2人への質問
「お二人は、空いてる時間は何してますか?」

たけし 「空いてる時間・・ あ、でも「空いてる」ように見えるかもしれないけど、こっちは空いてないんだよね。ああ、空いてるな~・・とは思ってない。 テレビ見てても「空いてる時間だから」見てるわけじゃない。見たくて見てるし。・・変な版画を今、やろうとしてて・・ま、やってんだけど、それのもとになる絵・・こんなのどうかな、あんなのどうか、ってやったり・・」

中居 「趣味に・・趣味に使いますか・」
たけし 「俺、ずうずうしいから、趣味から銭にしてしまおう、って・・」 「あと、エピソードを書いて・・映画でこのエピソードは使えるぞ、って。」

中居 「と、いうことは たけしさんは、ずっと・・ずーっと・・気持ちはもう、ずっとなんかこう続いてるんですか?」

たけし 「いや、そうじゃなくて・・」
中居 「スパッ と切れない?」

ジッとしてることがなくて、次から次になにかしらやっている・・・のがたけしさんの日常のようだ。

中居 「ずーっとなんかやってるんですね。 それが仕事と結びつく事もあれば、結びつかない事もある。完全に自分の中でオフになることはないんですか?」

たけし 「“オフ”は・・寝る時だよね。 でも、寝るのにさ・・・やっぱり、寝ようと思って寝られないからねえ」
中居 「ええ!」

たけし 「“寝てしまう”んであって、寝るんじゃないんで。 落語のテープ聴きながら必ず同じ所で寝てるけどね。この落語はここで寝る・・ってだいたい決ってるけどね。 で、起きる時間もだいたい同じ。」

伊集院さんにも同じ質問を・・

伊集院 「空いてる時間は、この4~5年はほとんどやっぱり、無い・・無いっていうか、起きたらずっと書いてるから。 私が聞いたのは、散歩とかね。 だいたい散歩の時、見つかってんですよ。大きな発見って・・ニュートンとか。 いろんな事・・だいたい歩いてる時なんですよ。」

中居 「へぇえ~・・」

伊集院 「だから、行きたいんだけど・・その時間が無いから。・・家の中をウロウロすることが多いですよね。 だから、たけしさん今日おっしゃったように・・その辺(ゴルフの)クラブがあって振ってるんだけど、なんか違うな・・って帰ってきて・・って。 だからああいうのをビデオで撮ってるとひじょうに「何してるんだろう」っていうんだけど・・・一番いい時間、じゃないですかね。」

中居 「向上心・・じゃないですけど・・ 自分はもっと上達する・・いいものを見つける、いいものを創る、っていう欲っていうのは、常に・・もう・・ずーっとこの世界に入ったら、ずーっとあるわけですよね?」


伊集院 「まだ今の方がねえ、みんながいい・・って言っても出来てないな、っていうのは当人が一番よく分かってて まだちょっとやれそうなことはあるんだ・・って。 ところがなかなかそれが・・みんながOKと言うものと繋がらない時が・・」

たけし 「だからね、俺ね。 「泳ぐ」ってことあるじゃん? ずっと泳いでる人って努力家じゃん? でも、魚は努力してるわけじゃないじゃん。 魚に「あんたよく泳ぐね」って言った人はいない。 だから、どうにかして魚になりたいんだよ。 仕事に・・というか、生きることにたいしては。

 

中居 「うわ・・究極だな・・それ、でも。」
たけし 「そうすっと、努力してないんだから、本人は。 泳いでねえ、ってことは死んでるってことだから。」

中居 「それは・・たけしさんは、魚の域まで達したい・・ということですか?この芸能・・」

たけし 「だから、無理・・ それをやろうとするとすっと、無理し過ぎて魚になろうとすると、そこに「努力」という人間的なことが出てくるんで。 ただ誰かが見たら「あいつ魚のように生きてるよ」 っていうふうには言われたいよね。」

中居 「最高ですけど・・ 難しいことですよね。 影も光も無いわけじゃないですか、その魚には。」



中居君から2人への質問
「今、仕事しているのは何のためですか?」

たけし 「えっ? 何の・・」(と考えこむ)

伊集院 「それはね、あの・・最初は家族のため、とかね・・あったりするけど、だけど・・あるところ・・家族ももう十分だろう、と。 なんとか生きてけるんじゃない?ていうところに来ると、“なんのため”っていちいち考えなくなっちゃって・・」

中居 「考えなくなるんですか?」
伊集院 「ひとつだけ、言えるのは「自分のためじゃない」ってのは、だんだんやってくうちに分かる。」

「これがすごく大事で。 自分のためだ、って自分がなんかよく思われたいとか、例えば・・楽に金が入る、とかね そういうことのうちはまだダメなんだ。 もうそういう事も考えないで、とにかく自分のためjyないな、こんだけやってる・・・ってことは・・ってのは、分かってくるの。」

「そうすると割と、質・・質っていうか、あの 仕事の格は良くなる。 格って大事だからね。 あの・・人格、人格、ってのは。」


たけしさんにも同じ質問・・

たけし 「やっぱり、お笑いの癖だね。 人が良かったって、「くだらねぇことやってたね」ってのが、俺にとっての一番の誉め言葉で。 「タケちゃん、この間くだらなかったね」って言ったら、俺は誉め言葉と思って、ありがとうございました・・って言うんだけど。」


映画でも、役者でも「評価」されると嬉しいけど、「くだらない」と言われると“ありがたい” という、たけしさん。 27時間テレビの、あの夜中のコーナー・・タケちゃんは、70過ぎてあんなバカやって池に落ちて、死んで上がって来る・・ってのが「最高」だ、と(笑)

中居 「でも、そうやってるたけしさんって凄く素敵に見えてしまう・・うん。 でも、自分に置き換えて、自分が出来るか・・っていっても出来ない・・ 代わりにやってくれてる、みたいな。 同じことやっても、おもしろくないんだろうな・・だとか。」

たけし 「中居君はまだ若いからだよ。 それでね、やっぱりねアイドルとしてね、きちゃったからね・・なかなかアイドルがくだらなねぇ・・ってのは、大変だよ。」


「だけど、俺は昔・・ 「ジャニーズのタレントがバラエティ出だしたら怖いね」って言ったら、着実に当たったもん。 ホントに当たったなあ、と思った。」(byたけしさん)

「絶対にそのうち、単なる顔のまずい喋りだけのヤツがテレビなんかで、バラエティなんか言わないぞ、って。 そのうち、いい男と音楽とか・・そういうの全部入ったバラエティになるぞ! って言ったんだ。 そうじゃないと、オカシイって。」

「お笑いだって、なんか凄いね、難しいこと言うヤツが出てきたりするじゃない。 そうじゃないと進化してないじゃない。」

「へぇえ~・・」


たけしさんは、「スマスマ」の出現のことも予言・・というか見抜いてたのかな

中居君やSMAPのことはどう見てるんだろうな~・・

この後、小説がipad でも見れる話題に進み、伊集院さんも饒舌にご自分の関わる世界のことをお話し。「進化」については話がいろいろ拡がった。


中居君から2人への質問
「仕事に限らず・・見返りみたいなものは求めますか?」

2人は「見返り」?と思わず・・たけしさんは、「ねえちゃん、3回飯食わせたらやらせろ、ってこと? 当然、見返りは求めます。」

と、笑いをとる。(笑)

中居 (言い方を変えて)ご褒美 ってなんですか?」


大人な2人が・・言葉に詰まり・・ 何かを探してる・・

伊集院 「・・・形のあるものはね・・」
中居 「形のあるものじゃ、もうなくなってる?」

伊集院 「ノーベル文学賞、むこうがくれるって言うんだったら それは貰いますよ。 やる、って言わないんだもん。 」

たけし 「“ご褒美”・・自分で夢があって、あの・・とにかく「人間国宝」になりたいわけ。 ねっ? それで食い逃げで捕まりたいわけですよ。 だから・・人間国宝じたい貰いたいわけじゃないんだよ、“人間国宝が食い逃げで捕まった”っていう、ことをやりたいために人間国宝が貰いたいだけなんだよ。」

中居 「人間国宝をフリにするんですか」


お笑いの「性」だと、いうたけしさん。
この濃密なトークの、小さなシークエンス、シークエンス、に「笑い」のオチをつけてくれたのもやっぱりそうだろうか。
中居君はとても助けられたと思う。うん。





このあと、たけしさんと伊集院さんの同世代の「悪ガキ時代」の話や、バーチャルな初音ミクの話まで飛び出して・・冒頭の緊張から、和やかな自然な雰囲気が出て来たところで・・


「今日はもう時間ということで・・」

と中居君がひと言、切りだした。

え!もう? と思った人は多いだろう・・たけしさんも「あら、早いねえ!」

あっと言う間だった。

たけし 「伊集院さんの、あれだね・・バクチ論を聞きたいね」
中居 「聞きたかったなぁ~・・・」

作家界でも有名なギャンブラーの伊集院さんは、伝説もたくさん残している人。

今回は、限られた時間の中、テレビタレント(テレビ慣れしてるタイプ)ではない彼は、本来のキャラを出しきれず終わってしまった感じもあるし・・もうちょっとじっくり聞くと、おもしろエピソードが聴けたのかも~と。


「もうちょっと お話聞きたかったですねえ」・・と立ち上がる中居君。

2人も立ちあがる・・

例の 「3掛けました」のセリフを手を繋いで言ってほしい・・と中居君からお願いされ・・・ 65歳・世界の北野武、62歳・伊集院静、の「は?」って顔が可愛かった(笑)

はずかしそう でね。ふふ。(^m^)

  

「3掛けました!」

 

中居君の2人へぶつける「質問」は、彼が聴いてみたいことでもあり。

若者ではない
でも、熟練でもない 
・・芸能界ではベテランかもしれないけど、まだ若々しくみずみずしい部分を持ち合わせた、中居正広のストレートな質問で

まだ、彼に伸びしろが十分にあり、発展途上であることを感じさせた

 

やわらかく空気を調整して 人懐っこい笑顔で 緊張している側の「大先輩」の鎧を解いてしまう

ストレートな質問も まったく嫌みがない

「もっと聴きたい」

と思う、ところで終了する・・・ってのがミソかもしれないね。
『中居のかけ算』 なんて贅沢なトーク番組でしょう。 ・・・また来年もやってほしい・・ そして、もっと各エリアで放送してほしいんですけど・・
見たい人、いっぱいいるはず。(>人<)

第1回 2011/1/2 『中居×秋元康×小室哲哉』 『中居×城島茂×坂本昌行』
第2回 2012/1/4 『中居×萩本欽一×三谷幸喜』
第3回 2013/1/2  『中居×ビートたけし×伊集院静』


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