初春を寿ぎまつる
雪下りて麦のびる候となり、戊子(つちのえね)の年となりました。
寒波厳しい元旦となりましたがお健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
写真は屠蘇飾りです。今年は念願だった水引の結びに挑戦したいと思い年頭に据えてみました。
水引は包結を学ぶ上に欠かせないものでいづれと思いつつ避けてきた分野でした。結んでみると水引の結びは紐と同じ結び方であっても揃えるのが難しく難渋しました。
酒器の飾りには雄蝶雌蝶がありますが、これは対のものなので今回は屠蘇器など単独でも使える合蝶に折りました。水引の飾りは特定がなく複雑になればなるほど格式が出るようです。 ある本で見た宮家の婚礼の雄蝶雌蝶の水引は豪華絢爛でめでたさと慶びを具現しているようでした。
雄蝶雌蝶には水引の飾りの他に有職の造花がついたようです。この花はもう作り手が希少のようで最近では花が付いた物をあまりみかけません。
三人官女が持っているような長柄の酒器には長柄の飾りの折り方があります。これは簡単なのですが水引がかかるととても映えておめでたい席に相応しい晴れやかさになります。
雄蝶雌蝶は結婚式を筆頭に上巳の節句、端午の節句、七夕などの行事によって異なった折り方が伝わっています。
それを飾る水引にもさまざまな結び方があるようです。季節に準じていづれご紹介出来ればと思っています。
今年も包結をメインにふるきよきものをお伝えしたいと思います。
本年もSAKURAをよろしくお願いいたします。
雪下りて麦のびる候となり、戊子(つちのえね)の年となりました。
寒波厳しい元旦となりましたがお健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
写真は屠蘇飾りです。今年は念願だった水引の結びに挑戦したいと思い年頭に据えてみました。
水引は包結を学ぶ上に欠かせないものでいづれと思いつつ避けてきた分野でした。結んでみると水引の結びは紐と同じ結び方であっても揃えるのが難しく難渋しました。
酒器の飾りには雄蝶雌蝶がありますが、これは対のものなので今回は屠蘇器など単独でも使える合蝶に折りました。水引の飾りは特定がなく複雑になればなるほど格式が出るようです。 ある本で見た宮家の婚礼の雄蝶雌蝶の水引は豪華絢爛でめでたさと慶びを具現しているようでした。
雄蝶雌蝶には水引の飾りの他に有職の造花がついたようです。この花はもう作り手が希少のようで最近では花が付いた物をあまりみかけません。
三人官女が持っているような長柄の酒器には長柄の飾りの折り方があります。これは簡単なのですが水引がかかるととても映えておめでたい席に相応しい晴れやかさになります。
雄蝶雌蝶は結婚式を筆頭に上巳の節句、端午の節句、七夕などの行事によって異なった折り方が伝わっています。
それを飾る水引にもさまざまな結び方があるようです。季節に準じていづれご紹介出来ればと思っています。
今年も包結をメインにふるきよきものをお伝えしたいと思います。
本年もSAKURAをよろしくお願いいたします。
暮れの暖かな陽気とは裏腹に雪がちらつく元旦になりました。
今年も宜しくお願いいたします。
大晦日に屠蘇器を用意しながら屠蘇飾りを見てこの飾りも折り方と水引の結びの組み合わせだな~と思いながら・・・
偶然にyayaさんと思いがつながったようで何だか嬉しい気持ちです。
我が家は今年は塗り物ではなく有田焼の屠蘇器を出しました。
水引の結び、新たな挑戦を楽しみにしております。
普段の暮らしに生かせるような、オリジナルのアレンジなど教えていただけたら嬉しいです。
写真の屠蘇飾りは、水引の細工によりほんとうにおめでたい雰囲気が醸されていますね。
注ぐ人も注がれる人も一瞬あらたまった心持ちになりそうです。
今年も楽しみに拝見させていただきます。
挑戦してみたい事が有ります。お知恵拝借、その時は宜しくお願い致します。
本年もよろしくおねがいします。
毎回ブログ拝見するのが
楽しみで、勉強になります。
「丹青人語」は、年末、店の方がバタバタしてまして、
更新が思うようにできませんでした。
また頑張って更新して行きたいとおもいます。
寒波厳しいので、お身体気をつけてくださいませ。
◎ さくらさん、そちらは雪の元旦でしたか~
よいことが雪のようにたくさん降ってくる年になりますね。屠蘇器にはどんな水引がかかっていたか興味があります。昔のものほど貴重ですから。
◎ 浮羽さん、>注ぐ人も注がれる人も一瞬あらたまった心持ちになりそうです。
恥ずかしながら我が家の旦那さま、酒豪なのでとても屠蘇器など使いません。屠蘇器はお飾りになりました~
◎ 職人さん、お忙しいのに意欲的でお偉いです。
実は有職のお飾りのことを書く時に職人さんの事が頭を過り、書き添えようかと思ったのです。
皆様、この職人さんは有職の造花を作る貴重な方です。2007年の1月にこちらの島台をアップしています。職人さんのブログはこちらです。
http://hana-okahan.at.webry.info/ ご覧下さいませ。
ところで、私がお役に立つことがあれば嬉しいです。あまり自信はありませんが出来るかどうかお話お聞きしてみましょう~
多き年でありますように
お祈りいたします。
お身体をお大切のお過ごしくださいませ。
私は有職造花を手掛けて参りましたが、有職造花制作は京都に雲上流と銘打ち、伝承されているただお一人がいらっしゃるのみです。
厳密に言うと今の雲上流の鏝当ては、私が手本として参りました本来の雲上流の技術(昭和初期まで)とは、恐らく量産の必要から、残念ながら異なったものになってしまっているようですので、私の任務はそれを復元する事と考えております。
銚子飾りも復元した事がありましたが、実は京都で伝承されている水引の結びが解らず、私のHPにあるのは、不完全で簡易な方法でしかありません。
その後三井や岩崎の雛に使われている結び方の水引を手に入れましたが、まだ幾つか京都で結ばれていた方法や紙包みの折り方が不明です。
凝った水引の結びは、美しさに比例するように難度も高いものです。だいいち、別の水引を部分的に付け加えているの事など、実際に手にするまで想像だにしなかったのですから。
出来うるならば今後必要な折りに、婚礼に使われる水引結びを御指南頂けないものかと、願っております。
素十さまのホームペイジは拝見しており憧れておりますので私のような素人のものがお目に止まり穴があったら入りたい心境です。
包結はそれなりに独学してまいりましたが水引は昨年トライしたばかりで何も分かりません。
ただ古い本を頼りに苦吟しつつ一人よがりでございます。
若い方が少しでもふるきよきうつくしいものを知り先人の知恵を守っていってほしいとささやかに続けているブログです。ただの主婦の趣味の域を出ないものでおはずかしいばかりです。
有職の飾りはお香席にかけたいと一人で試行錯誤して作っておりますが、素十さまの七夕のお飾りもお香席に掛けたくて真似をいたしました。お断りをするべきか迷いましたが自室に飾るもので素人の手なぐさみでお断りもかえって失礼かと思いまして控えましたが申し訳ありませんでした。
こちらこそいろいろお教え下さいませ。よろしくお願いいたします。