SAKURA ふるきよきうつくしきもの 

包む 結ぶ 遊ぶ いにしえに学ぶ

お包

2008-11-27 23:54:04 | 








北風木の葉を払う候となりました

庭のもみじも紅葉してきました。毎年五色に染まるもみじですが今年はどんな染め模様になるのか寒くなるのもちょっと楽しみです。

こんなお年玉袋を折ってみました。
左のお包みは古典的な鶴のお包みですが右のお包みはお香の総包を長くしてみました。これは本来金封の包ではありませんがそれを心得て応用してもいいのではないでしょうか。簡単なお包みなのにしっかりととまってよろしいかと思います。

折り方                  
掲示板の方に大きい画像と簡単な説明をつけておきますのでお試し下さいませ。
この千代紙は丹青堂さんから頂きました)
       


羽根のお箸置

2008-11-22 00:08:19 | 







小雪となり 虹隠れて見えず の候となりました

初雪の便りも聞かれ寒さが厳しくなりました。

こんな羽根のお箸置きを作ってみました。これは水引であわじ結びをして手芸店で買った玉をつけて作りました。上の羽根は玉ではなく釈迦結びですが玉の方が簡単に出来ます。同じあわじ結びをお箸袋にもつけてみましたが二つ揃うとうるさいのでどちらか一つがよいでしょう。この箸袋も簡単に出来ます。こちらはA4の紙、縦半分のサイズです。

あわじ結びの結び方は飯田水引協同組合のサイトを載せさせて頂きます。
http://www.iidamizuhiki.jp/making/awaji/awaji/index.html こちらを参考にして下さい。絵が描けないのですみません。
あわじ結びは3つ作って三羽根にしてまとめてから玉に差し込むだけです。あわじ結びはお箸のより長めにして羽根らしくみえるように結んで下さいね。
あり合わせの水引で作りましたが金銀と紅白の水引を買えば組み合わせがいろいろ出来ると思います。
(お箸の手元は右側ですがお箸置きが隠れるのでこうしましたので間違えないで下さいね)



瓶子の蓋

2008-11-17 00:31:31 | 












金盞花香しの候となりました

紅葉が美しくなりました。落葉も繁くなり朝夕せっせと落葉かきをしてくれる夫に感謝しないとなりません。

20日にはボジョレーヌーボーが解禁されます。お正月のワインにこんな飾りをつけてみては如何でしょう。食卓に迎春気分を演出出来ると思います。

酒器にお飾りをするのは雄蝶雌蝶のように神聖なものの印でしょうがこれは瓶子の口を包む折形で蓋の意味もあるようです。名前がよくわかりません。
本来もっと開いて飾るようですがワインボトルは丈が長く形が悪くなると思い少しつぼめてみました。水引はあわじ結びにしましたが試みられる時はきりりと駒結びにする方が引き締まり美しかもしれません。

折り方は下の図を参考にして下さい。
正方形を△形に十文字の線にをつけ、その線に左右を合わせるように折ったものです。下の写真は裏側です。



花兆会

2008-11-14 00:14:03 | 
今日より花兆会が始まります。akakabu
私は15日 2時半~6時  17日 11時~2時半 がお当番となりました。 もしその時間にお出かけの折りはお声をおかけ下さいませ。kabu
花兆会のお知らせは掲示板に貼ってあります。akakabukabu

箸袋

2008-11-12 23:44:37 | 








地始めて凍る候となりました

雪の便りもきこえてくるようになり当地も冷え込んでくるようになりました。風邪にも気をつけるようにいたしましょう。

お正月にこんな箸袋は如何でしょうか。
簡単にと思い17センチの折り紙で折ってみましたので少々小さめです。
白い千両をさした箸袋はポケットを作ってお花を差せるようにしたオリジナルです。

折方は下の図を見て折れると思います。これはオリジナルの方の折り方です。左端は最初に8等分の線の目安で、実際にはその線より重なり分だけ深く折りますので折り線はつけなくてよいです。赤い線が山折で緑が谷折りです。左側から番号順に折って下さい。 

赤い箸袋は白を参考にすれば折れると思いますが上前は表のままで襞を綺麗に出すように工夫してみて下さい。出来上がりは17センチの折り紙で折ったものです。下の折り方は小さいので大きく見えるのを掲示板に貼っておきますね。クリックで大きくなります。
(このお箸は柳箸なのでこんな風に置いてみましたが箸先は箸置きにのせて下さいね)