小寒となり芹栄う候となりました。
めでたく庚寅の年があけました。
初春のお慶び申し上げます。
本年もSAKURAをよろしくお願いいたします。
年初の花包は稲穂をおめでたく包んでみました。オリジナルの花包です。
この稲穂は退職後農業を始めた友人にお願いして届けて頂き、以前から包んでみたかった思いが叶いました。
新春の飾りには日陰蔓を吊るす掛蓬莱がありますが日陰蔓は手に入りませんし不可思議な下がった姿も苦手です。そこで稲穂を立てて包むことにしました。
お正月に鏡餅や俵、蓬莱山に見立てた盛米など飾りますがお米は豊穣の兆として新年に欠かせません。
花柳界でも新年の出の衣装は黒の裾模様に髪には稲穂の簪をさしますし、初荷に稲穂が付いてきたりしますね。
お米とさくらの関連などもお話したいと思いますがいずれといたしましょう。
今年も月の呼び名を載せますので毎年少しつづ名前を覚えてまいりましょう。
1月は孟春 太郎月 年端月 年初月(としはづき) 霞初月 暮新月(くれしづき) 早緑月 子日月 初空月 初春月 初見月 祝月 正月 新春 端月(たんげつ)など。
今年も宜しくお願いいたします
新しき年に何良いことがありそうな稲穂の花包ですね。
写真の稲穂に朝日でしょうかお日様が当たっているのがとても良い雰囲気です。
日陰蔓(と思うのですが??)は友人がクリスマスの頃に山から採ってきてくれることがありました。
籐で作ったリースにそれを撒きつけてグリーンのリースを作った事があります。
結構水がなくても緑色が持つ蔓でした。
そんなに珍しい蔓なのですね。
掛蓬莱は壁から吊るように作るのでしょうか。
> 写真の稲穂に朝日でしょうかお日様が当たっているのがとても良い雰囲気です。
部屋の中で撮ったのが暗いので広縁に下げましたら丁度日が当って春らしくなったようです。
でも写真はなかなか思うようには撮れません~
> 掛蓬莱は壁から吊るように作るのでしょうか。
よく日陰蔓が手に入りましたね。
床の間から床に付くような長い日陰の蔓はなんだか不気味に思えます。
生命力が強いのと水が無くても青々としているので飾りにはよいのでしょうね。
リースにはいいかもしれません。
お正月の小物を下げて作ってみたくなりました。