お庭に白鶺鴒が着ました。一羽で寂しそうです。昨年来た鶺鴒と同じでしょうか?
この写真は一ちゅう聞きの時に作ったものです。
一チュウ聞きは組香でなく香木そのものの香りを味わうものです。この時は名香を焚きましたのでこんなものを作ってみました。
名香は普通四角く高さのある袋に入れます。写真のような平たい包は特殊かもしれません。
これも香畳と同じく折紙のように折って出来ています。私は布に紙を貼って折り紙にして自分で裂折紙と呼んでいるのですがすでに先人がしていました。折って出来る物入れは結構あり、正倉院の裂でこれと似た折り方の物入れがあって驚きました。これも折据の変形ですが折据は随分古くからある折り方のようです。
これはちょっと遊んで裂の花紋折の中に銀葉入れを入れ、それも同じ裂で作り三点セットにしてみました。
こんなことをして一人楽しんでいますが一人よがりでこんなことをしていいのかしら?とお見せするには戸惑いがあります。