SAKURA ふるきよきうつくしきもの 

包む 結ぶ 遊ぶ いにしえに学ぶ

小さなお細工

2010-03-26 00:16:00 | 







 桜始めて開く候となりました

我が家の桜も咲きだしたましたがその翌日から急に冷え込んで雨続きとなり可哀そうです。

蜆のお伽犬を載せるつもりでしたが可愛く出来ませんでした。やはりお顔があるものは絵心のない者にとっては無理なようです。仕方なくこんな小さなものをいくつか載せることになりました。
左の毬は妹のお友達から頂いたものです。とても可愛い市松人形を作られる方なのでいつかSAKURAにも載せて頂きたいと思っています。
右の蝶は先日撮み細工のお教室で習いました。鶴も作りましたが綺麗に出来なくて写真は諦めました。あとは風車のお細工です。

あまり書くこともないのでとりとめもないお話です。

里には長姉の誕生の折、祖父母が用意した立派な雛飾りがありますが不思議なことに写真がありません。
一枚だけ姉妹で着物を着て雛段の前の写真がありますがひょうきんだった私は大笑いをしていたと思います。多分9歳頃のものですが嫁いでから見たこともなく遠い記憶となりました。
雛祭りには姉妹の友人達もよく見えましたが写真大好きな父が撮らなかったのはきっと昼間居なかったからでしょう。

端午のお飾りはちょうど新築した家を写真屋さんに撮らせた折、飾ってあった総飾の写真が一枚だけ残っていますが、スナップはやはりありません。
この家は新築の翌年、東京大空襲で焼けてしまいましたがお節句のお飾りは蔵にあってどちらも助かり今に至っています。
東京の空襲は3月でしたから多くのお雛様が焼失してしまったのでしょうね~ 

一昨年一月、桜橘の薬玉に40年ぶりに対面しましたが綺麗に保存されていて嬉しく思いました。
戦火を免れたお雛様は私達姉妹が歳老いても変わらずに綺麗でいてくれるようです。


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