
霞始めてたなびく候となりました。
寒くて暫く庭に出ないでいましたら椿が綺麗に咲いておりました。これからは三寒四温の予報ですがこうして春に移るのでしょう。待春の今頃は好きな季節です。
これは角杉と云う組方です。結んだのは五行鮑です。
四角に組めるので結びには適しませんがあえて結びましたので下の五行結が歪みました。もう少し堅く結ぶと形が締まると思います。
五行結びがないものが神社に下がっている荘厳の結びです。下を叶結びにしたものは御簾の飾りにも使われます。
この結びはあわじ結びが基本です。
亀結びや釈迦結、木爪結なども同じように紐を通しながら結んでいきます。
これに対し前回のけまん結びは輪を3つ作って引き結びます。総角も左右の重なった輪を左右に交互に引いて結びます。
こうした結び方は対面で結ぶ事が出来るので鎧などの武具にも結び易い結び方です。今なら相手のリボンを結ぶような感じで簡単に結んだことでしょう。花結びが生活に根差したものであったのが分かります。
SAKURAに出会ってから結びが色んな所で使われていることを再発見し、神社やお寺にお参りしても結びが目に付くようになりました。
我が家の梅の木ではありませんがご近所の梅の花の写真を掲示板にアップしますね。
綺麗に撮れていますね。梅の花の清楚さが伝わって見ていると心が洗われる思いです。
梅は静かで心が和みます。桜は反対に心が騒ぎます。良い写真を載せて下さってありがとうございます。