SAKURA ふるきよきうつくしきもの 

包む 結ぶ 遊ぶ いにしえに学ぶ

香の小物 一 香包

2006-10-08 11:45:56 | 






寒露 となり雁来る 候となりました  
雁はどんな便りを運んでくるのでしょうか。友によい便りが届きますように!

昨夜の満月は待った甲斐のある美しさでした。厨の窓から昇ってきたお月様を見た時は思わず拍手をしてしまいました。名月ってなぜこんなに心を打つのでしょうか。

秋の組香には「対月香」「時雨香」「玄猪香」「祷衣香」「秋草香」「新月香」「撰虫香」「三夕香」「重陽香」「秋夜香」「小萩香」etc沢山あります。秋の長夜にお香など楽しみたいところですがそれほど優雅でもありません。
今月は私の手作りの小物の香道具を載せたいと思います。
写真は名物裂で作った香包です。
こうした裂で作ったものには名香を入れて使っています。
折形でも伽羅を包む折り方がありますがとても複雑です。伽羅や名香はそれだけ尊ばれ特別に扱われました。外見を見ただけで中身の大事さが分かるのはよい工夫です。

昨年は玉梓から「心葉」の写真を載せました。よろしければこちらです。http://purple.ap.teacup.com/applet/yaya/20051008/archive



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2 コメント

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Unknown (maho♪ )
2006-10-09 20:30:45
手作り、ということはいわれのある布ですか??
とってもすてきですね♪
先日のお月様にはbananaもびっくりで
「あんな大きい奇麗なお月様は初めて!うさぎがみえた!」
と大騒ぎしてました
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Unknown (yaya)
2006-10-09 23:04:36
野分の後のお月さまは満月でしたから一際綺麗でしたね、bananaちゃんはこれから月を見てさまざまな事を思うのでしょう。
あの裂は残念ながらいわれはなくて京都展で求めたものです。つい手頃な裂を見ると買っておきます。古帛紗くらいの大きさでしたがちゃんと名前が付いた紙が入ったものでしたよ、mahoさん。
私はよく裂に紙を貼って折り紙のように折ます。これもそうしたものです。
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