
小雨時々降る 候となりました。
急に冷え込んで初雪の便りも聞こえます。紅葉の見頃もこれからと思っていましたのにいきなり初冬のようになりました。皆さま風邪などお引きにならぬようお気をつけ下さいませ。
今月の『作ってみましょう』は古典折り紙を取り上げたこともありお三方にしました。
お三方は神前にお供えをのせる台で、鏡餅や切腹の時の小刀をのせる台がそれです。神聖なものをのせるのでたいてい「お」がつくようです。SAKURAでは名月にお団子をのせた画像があります。
これをおつまみ入れやお菓子入れに使ってみては如何でしょう。
基本の折り方は幼稚園などで習ったはずですがきっと忘れてしまっていると思いますがこうした古典の折り紙は是非伝承してほしいです。
手前左のが つの(角)三方ですがちょっとお星さまのようでクリスマスに向きそうです。
これは内側も模様が出るように折りましたがこうしないとぐっと容積も大きくなります。その右が足付きのお三方です。奥右の変化ですが足の分容積は減ります。
奥の左はお三方ではありませんが容器として安定した形です。
今回は基本のお三方の折り方を載せておきます。

左端から時計周りの順で折って下さい。
2番目は鶴のように外を表に三角に折って開いたところです。
3番目は四角の中心線を開き それを内側に折ったところです。
4番目は両サイドを折るところ です。文章よりご覧になった方が分かるかと思います。
足つきのお三宝も一枚の折り紙で折るのでしょうか。
足付は意外と簡単で3番目の画像で足になる所を上に折り上げます。両サイドが三角になります。
あとで掲示版にその写真を載せておきましょう。ご覧になればお分かりと思います。
丁度入れるところが半分になります。足の部分は弱いのでお菓子を入れるのは心配です。おままごとのチリチリとかがいいかもしれません~
普通のお三方がつまらない方は見た目が変わって面白いと思います。
画像で分からなければまたお知らせ下さい。