SAKURA ふるきよきうつくしきもの 

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無双仕立ての袋の作り方

2010-02-24 00:02:00 | 







霞始めてたなびく 候となりました

寒い日が続きましたがようやく暖かになりました。今日は春霞が立つそうでまさに時候通りの陽気になりそうです。小鳥たちも囀って春を告げています。

画像は母からもらった携帯用裁縫セットです。針入れの蓋は象牙で竹製の中に待針ほどの鋏が納まります。40年以上も経っていますが鋏の切れ味は衰えていません。私が刺したスエーデン刺繍の袋に入っていましたが汚くなったので今回母の布で無双の袋に作り直しました。

隣に置いたのは母からもらった裁物鋏で大きく見えますが12センチほどなので針箱に納まってくれて便利です。うぶげや製でずっと以前(2006年4月12日)にいつかお見せしたと書いたので今回思い出して一緒に撮りました。これも40年も使っています。

今月の「作ってみましょう」は無双の小物袋にしました。
携帯入れやデジカメ入れのように縫い方を工夫するといろいろに出来ます。

作り方

入れる物の大きさ+厚みの4倍の布を4つ折りにします。輪が二つ重なっている所が口前で、その反対が底になります。これがちょっと不思議なので実践して理解して下さい。
脇を4枚一緒に縫ってから外側になる底を縫い、ひっくり返してから内側の底をかがって出来上がりです。簡単でしょ?
携帯用お針セットには裏芯もありません。携帯電話のは口前だけ芯を貼りました。デジカメ入れは総裏芯が貼ってあります。用途によって工夫して下さい。
携帯の袋を作った時の写真を掲示板に載せますので参考になさってくださいな。


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