SAKURA ふるきよきうつくしきもの 

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羽織の結び Ⅲ

2008-02-19 00:11:15 | 







雨水となり 土、潤い起る 候となりました

春はまだ名のみの寒さですが夕暮れが遅くなりました。そろそろ寒さも和らいでほしいものです。

これは叶結びです。
この結びは表が口、裏が十になるので合わせて叶結びです。平紐で結ぶと簡単で綺麗に結べます。何か願事がある時に結びたくなりますね。

辰巳芸者と言われる深川の芸者さんは羽織を着るので羽織芸者とも言われています。○奴、とか○吉など男名前を付けたのも辰巳芸者さんが始まりとか聞きました。男名前の源氏名で男物の羽織を羽織って気風も良かったのですから男装の麗人のような魅力があったのでしょう。

辰巳芸者は粋な姿の代表格ですが縞物など軽い着物を好んで着るので羽織を羽織ってを整えたのでしょう。こんな着物の約束事もだんだん忘れ去られていくようです。

水谷八重子さんや杉村春子、花柳章太郎さんなどは着物姿が素敵でした。着物の事に精通しているので何を着てもそれなりの味わいが出てお芝居も楽しめました。着物の知識が豊富な役者さんが減っているのは淋しいです。またお芝居の話になりました~



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7 コメント

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Unknown (yaya)
2008-02-24 00:13:21
そうですよね、風花さん、同感です。
見ためは綺麗に着ていますが少しも馴染んでいませんよね。「しっくり」と役に合った着方をしてこそ芝居の味も出るのです。

私の足はもう大半が過ぎました。あと10日ほどで取れてほしいと願っています。
何もしないでいたら2キロも太ってしましました。なんでもないような家事も結構エネルギーを使っているのですね。
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Unknown (風花)
2008-02-23 18:22:16
骨折されてたなんて・・・6週間もの間ギブスをしていなければならないなんて、ほんとうにご不自由なことですよね。遅ればせながらお見舞い申し上げます。
芸者さんの名前の由来初めて知りました。
水谷八重子さんや杉村春子さんの着物姿はほんとうに素敵で憧れます。
紬でも小紋でも、ちゃんと体に添って馴染んで着こなしてらっしゃるのがよくわかりました。
今の女優さんは、いかにも着付けてもらいましたという感じの皺ひとつない着方が、なんだか味気ないです。
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Unknown (yaya)
2008-02-23 01:20:46
実は骨を折りました、浮羽さん。
12月14日に捻挫をしたお話を書いたのですがたいしたこともないと放っておきました。
1月に走ったら又痛くなって今度は病院へ行きましたら骨折だったとか~
痛くなかったのでリハビリのつもりで無理をしていたのがいけなかったようです。
足の甲の小指側ですが、6週間くらいギブスをしていないといけないようでまだ取れておりません。
歩けるのですが歩くと着き難い場所だと言うのでじっとしております。
軽い捻挫だと思ってもやはり病院は早めにいかないダメですね。でも他は元気ですからご心配にはおよびません。

◎お孫さんって可愛いものでしょうね、さくらさん。私も持つのが夢なのですが~ お疲れさまでしたね。やっとさくらさんの日常が戻られるのでしょうがしばし寂しさが残ることでしょう。こちらも日毎に暖かになっています。
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Unknown (さくら)
2008-02-22 21:18:39
孫は来て良し帰って良しと言われることを実感しています。
今日2週間の楽しい思い出を置いて帰っていきました。
杉村春子さん素晴しい女優さんでしたね。
声も大好きでした。
福岡は昨日、今日と春のように暖かい日でした。
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Unknown (浮羽)
2008-02-22 16:24:06
いつも楽しみに拝見しております。
お怪我をなさったとありましたが、その後いかがでいらっしゃいますか?
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Unknown (yaya)
2008-02-22 06:42:58
梅の花が咲くと母を思い、すぐお芝居の話になるようです。すっかり忘れていましたが昨年も7日に夜の梅の写真があり、読売演劇大賞のことを書いていました。
梅→母→お芝居 、連想ゲームの回路はあまり変わらないようです。

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Unknown (萩の露)
2008-02-21 09:03:58
雑事に追われる日々の朝、輝く富士に心を引き締められ、yayaさんにきちんと美しいものがあることを教えていただいて気持ちが落ち着きます。良いお芝居や舞台をたくさんごらんになっていらっしゃるのですね。目、耳、心にさぞかしの蓄積をお持ちなのでしょう。なんて素晴らしい!
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