霜止み苗出ずの候となりました。
衣替えをすると寒くなり、気温の定まらない晩春です。
今頃の季語、亀鳴く、のその声は読経しているかのようだと聞いています。先日伺った宝亀山長寿禅寺の書道展はその縁か亀の文字があちこちに遊んでいてお経の合唱をしているようでした。新緑のお庭が清々しいお寺でした。
この結びは不祝儀や回忌など凶事の結びで逆鮑(さかさあわび)です。
お包みも正式には左前にするのですが、あまり本でも見かけません。そうした正式な形があることを頭に入れて私は順手のお包みにして水引で弔意を表しています。
ただ角切のお包みの場合は上下を欠くのでなく上は欠かずに包込むのが決まりなので、それは心がけています。
2006年8月25日に「祝儀用包の折り方」を載せています。
そこに祝儀用と不祝儀用を並べた写真がありますのでサイドメニューの過去ログからご覧になるとよく分かると思います。
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