SAKURA ふるきよきうつくしきもの 

包む 結ぶ 遊ぶ いにしえに学ぶ

吊雛

2009-03-15 01:40:00 | 
 







 菜虫蝶と化す候となりました

お水取りもすんでいよいよ春本番です。
実家の庭のラッパ水仙は必ずお水取りの頃に咲き母が毎年感嘆しておりました。最近妹から分けてもらったミニラッパ水仙が花壇でこの時期に咲くようになり母の言葉を思い出しています。

この画像は友人のY子さんが作られた吊雛とその中ののアップです。(Y子さんお写真ありがとうございます
この鶏の袋は珍しいものですが
天を照らし闇を葬る。天照大神のお使い、伊勢神宮に放し飼いになっているニワトリとか。

昨年こちらの「吊雛の会」のお知らせを頂いたのですがまだ足が完治せずお伺いできませんでした。
下の写真はずいぶん沢山のお細工ものが下がっていて素晴らしいものですがこれだけ作るにはどれだけの思いがこめられているのかと感動を覚えます。


先日80年前の母の手作りの吊雛のお細工物を解いて型紙を取り直したと言う80歳の方のTVを見ました。母の跡を辿ることでその思いや形が継承されるのでしょう。
吊雛の中には袋物が多く、眺めるだけでなく女性達の楽しい持物でもあったと思います。

偶然さくらさんが掲示板に吊雛の写真を載せてくれました。この写真がY子さん宅の吊雛の会の折りの写真に似ています。合わせてご覧になって下さい。(さくらさんお写真ありがとうございます)


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4 コメント

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Unknown (yaya)
2009-03-16 06:37:15
投稿者:天照太御神 2009/3/16 1:21世界は日本から変わり始めてます
伊勢―白山道
http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/

yayaより
このコメントを「こんなブログです」にいただきましたがここはコメントを載せないところですのでこちらに移行いたしました。
天照太御神 さんご了解くださいませ。

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Unknown (さくら)
2009-03-18 11:40:20
関東では『吊り雛』と言うのですね。
福岡の筑後地方では『さげもん』と言って初節句のお雛様と一緒に飾られます。
写真の鶏の袋物色とりどりの尾羽が美しいですね。
お琴の爪入れに使えそうですね。
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Unknown (さくら)
2009-03-18 11:43:19
ごめんなさい。
操作を間違ったようです。
何個もコメントが入ってしまっています。
取り消せないので・・・
消して下さいね。
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Unknown (yaya)
2009-03-18 15:23:42
さくらさん、私も気が短いのでよくすぐにアップしないと又クリックして何度も投稿しています。どうぞ気にしないで下さい。気が付いたら重複は消しておきますから~

私も吊雛と言いなれていますが本当は雛とは違っていてそれぞれ単独のお細工物の袋のような気がしています。その意味では「さげもん」が適切かもしれません。
きっと生まれた娘にいろいろな物を持たせたくて、何不自由ないようにといろいろ提げたのでしょうね。親って本当にありがたいものです。
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