雪月花さんからコメントを頂いて急遽桐箱の紐の結びもアップすることにしました。
組紐で塗りの箱とは随分趣が違いますでしょ。お道具類は普通真田紐が掛けてあります。
真田紐のかけ方も箱の大きさや形状によって違います。
長い箱にはつづら掛けをします。お道具箱は中の器物を守るのが第一ですからこうして掛ければ安定します。一般的には出し入れをスムーズにする為もろなわに結びます。これは蝶結びのように見えますが中で結ばず紐の交差で締めて、後は蝶結びと同じです。
写真は箱が小さくてかわいいので、大きさが分かるように父のお杯を置いてみました。
http://www.kiyota-kougei.co.jp/silver/28.1.kiri.htm
http://www.harenet.ne.jp/toen/t-box01.htm
皆さんもこれをたよりに結んでみては如何でしょう。
拝見いたしました。そうなんです、紐は平紐で「四方左掛け」に掛けてありました。うわー、うれしい~ ^^ のちほどさっそく結んでみますね! 器もよろこびます♪ お心遣いに感謝いたします。ほんとうに有難うございました。
お父さまの利休梅のお杯、使いこまれたツヤがあるようで、とてもすてきです。
器物は箱に入って紐がかかって中身の値打ちも上がりますから向付さんも喜んでいるでしょう。
たしなみとして身につくといいのですが私もすぐ忘れて哀しい思いを致します。
ときたま結んでみるといいですね。
ちなみに器は「雨過天青」の色、青磁の向付け(筒茶碗)です。