泉水温をふくむ候となりました。
そろそろと日が伸びてきています。夕暮れが遅くなるにつれ春の訪れが近くなるようでうれしいものです。
これはお包みにかけた真の相生結びです。
あいおいは相老の字もありますがこちらは夫婦が仲よく連れ添って長命であることで、相生は 「相生の松」などと言うように一つの根元から二つ幹が分かれて伸びること。また、2本の幹が途中で一緒になっていることと辞書にあります。婚礼用に相応しい結びの名前です。
相生結びには真行草の三種があります。どれも左右対象の形となります。一度にと思いましたが結び方が見難くなるので順次アップすることにしました。
熨斗にも真行草がありますので(二年ほど前にアップしています)、これもそれぞれに付けてみることにいたします。
水引には金銀、紅白の色別と(不祝儀用としては黄白、黒白の水引があります)、7本、5本の本数別があります。格は前者の方が上になります。紙の格、差し上げる家の事も考えて選ぶことになります。
写真は金銀の七本なので紙も檀紙にして最高の格になると思います。
本当に美しいお包みですね。中身もたっぷり入りそう・・・
私は年末山村御流で若松の入れ方を教えて頂きました。
最後に金銀の水引をかけるのですが、あまりの不器用さに先生に「あなたお茶のお稽古なさってるんでしょ」と苦笑されてしまいました。
輪を一つ作るだけでもとても難しく感じます。
ちょっと仰々しい気がして出すのも気恥しくなってしまいます。かと言って美濃紙サイズでは心持ち小さいので檀紙や奉書を折って使うことが多いです。
あまり人様と違うことをするのも憚れますよね。
やはりお正月のお花には水引をかけますか。私も今年の一重切に水引をかけたのでそれをアップしようかどうか迷っています~ 水引関連ではありますがお花はお見せするほどのものでもありませんので~
月見さん、四苦八苦で結ぶのでまだ本番用にはならなと思います。
今年は活躍する時がありそうですが~
この折り方と水引の結びはシンプルに見えますが豪華な包ですね。
私は始めて拝見しました。
こんなお祝儀のお包を貰った方はきっとお幸せなご夫婦になられるのでしょう。
最近の市販のお包みは華やかではありますがちょっと格調が足りない気がしますね。
相生結びは紐でもありますが形が少し違います。真の相生結びと同じ形の紐の結びもありますがこれは別の名前になっています。
ご近所の梅が沢山ほころんでいますから掲示板に写真をアップしました(この梅は毎年いち早く開花しますが今年はお正月が暖かだったので例年よりも早く花開しています)
春を魁ての梅の写真、ありがとうございました。
連鶴は四苦八苦でしたがあれからもいろいろ折っています。でも上手く写真が撮れなくて(何羽もの鶴だとひっくりかえったり、重なったして何やら分かりません~)その後掲載出来ないでいます。いつかとは思っていますが~ 連鶴は本当によくできたパズルで、面白いです。