禾実る候となりました。
猛暑も急にしずまって肌寒ささえ覚えます。風も光も、虫の音も秋の訪れを告げています。
月初は花包みですがいつも迷います。九月と言えば重陽もすぐですから菊が本流なのでしょうが昨年は桔梗でまだ菊包みを載せていません。あまり包みたい菊が見当たらないのです。
話がそれますが先日の大浦みずきさんのチャリティーコンサントーはみずきさんの大熱演で見ごたえがあり素晴らしいショーでした。
ジャンルは違いますが昔見た越路吹雪コンサートを彷彿させるほどでたいへん楽しめました。
その折り銀座の野の花へ寄って花を探しましたらこの乙女菊がありました。あまりの可愛らしさに包む花ではないと思いながら求めました。結局この小さな花を包んでみました。これは紙の大きさが9×12㎝ほどで高さは10㎝ほどのミニ花包みとなりました。 鹿の子の模様で軽くしてみましたが本来菊の持つ重厚さの包みにいはいささか不似合いなのでしょうか?
今日は蕾の背が伸びて写真の時よりはよいバランスになりました。
なかなかよい状態で写真が撮れなくて苦労するので浮羽さんのように寛大に見て頂けるのは有難いことです。いつも見守って下さって嬉しいです。
乙女菊、可憐な風情に心が洗われるようです。
野の花のような乙女の着物姿を思わせる花包みに、優しい気持ちにさせていただきました。
そろそろ浜木綿の種が採れそうです。もう暫くお待ち下さいね。風花さん。
そこまで秋がやって来ていますね、我家の庭でも夜になると虫の合唱が聞こえます。
名前のごとく可憐な乙女菊が鹿の子の包みと色もぴったりと合ってとても可愛らしい仕上がりですね。
いよいよ台風シーズンで今日はこちらも雨のようです。さくらさん。
言われるまで左前になっているのを気にせずに見過ごしています。
不思議です違和感がありません。
躑躅は端午の薬玉のお花ですから重陽と端午との繋がりで2つが左前なのでしょうか?
もう少し納得出来る理由がほしいものです。どなたかお助け下さいませ。
今年は茱萸袋も出しませんでしたが~ 旧暦の重陽は新暦では10月19日になります。菊も盛りでしょうね。月見さんの家の台風の被害は菊くらいで済みましたか? よかったですね。