半夏生ずの候となりました 。
今月の華包みは鉄線です。包みの名称は撫子の華包みですが、「夏ものの草花」に用いてもいいので手に入った鉄線を包んでみました。
鉄線の花言葉は高潔・精神の美・心の美しさ だそうです。鉄線にはか弱そうで凛とした意志を主張しているような佇まいを感じます。
紙は薄物の羅をまとったような感じで典具帖(http://purple.ap.teacup.com/applet/yaya/20051126/archive)のぼかしを使ってみました。ぼかしの色があまり写っていませんね。
その細き茎に重たき紫のその鉄線の意志秘めし蔓
今月の華包みは鉄線です。包みの名称は撫子の華包みですが、「夏ものの草花」に用いてもいいので手に入った鉄線を包んでみました。
鉄線の花言葉は高潔・精神の美・心の美しさ だそうです。鉄線にはか弱そうで凛とした意志を主張しているような佇まいを感じます。
紙は薄物の羅をまとったような感じで典具帖(http://purple.ap.teacup.com/applet/yaya/20051126/archive)のぼかしを使ってみました。ぼかしの色があまり写っていませんね。
その細き茎に重たき紫のその鉄線の意志秘めし蔓
濃い紫とみずみずしい緑の葉の凛とした鉄線に薄いぼかしの包みが涼やかですね。
お歌もとてもステキなので、何方のお歌か私も知りたいです。
連鶴も楽しみに拝見しております。
素晴らしい折もですが、お使いになってらっしゃる和紙が美しくてステキですね。
いつもそうですが急な思い付きで推敲もなにもないものですから~
急に蔓が出てきておかしいのですが、微風にさえ揺れるお花なのにその強靭な蔓に、なよやかに見える女性の隠された心意気を見た思いがしたので出来た歌です。
歌はお習いしたこともなく、おわらい草ですからお許しを。作家のお名前が分かればきっと書いておきましょう。
風花さん、お元気でしたか?ちょっとご無沙汰でした。紙ですけれど、鶴のは最近求めた「紙の市」の特売品が多かったです。主婦なので手ごろな紙しか買いません。
でも頂き物やふる~い(母から子供の頃に買ってもらった)紙などまだ持っています。
古い型紙の千代紙を見かけますのでいつでも手に入ると思って手持ちの紙から使ったりしますが、これが最近の物と大違いなのが分かりました。
色や形は版刷りなので見た目は同じなのですが紙の質が全く違います。 紙も古くなるとしっとりと折り易いのに質感はしっかりと丈夫です。紙の製造の仕方や原料が昔とは違うのでしょうね。古い千代紙があったら残しておいた方がいいですよ。古いものには年代が醸し出す味わいもありますし、大事にいたしましょうね。
「か弱そうなのに凛とした佇まい」というと立原正秋さんの小説のヒロインが思い出されます。
お歌もそういう女性の風情が感じられて私は好きです。
>立原正秋さんの小説のヒロインが思い出されます。
って節子さんかしら?
今の若い女性に欠けている気品と折り目が昔の女性には感じられますね。毎日の生活がきちんとしているところから生まれるのかしら?
服装も生活もなんだか今は乱れているような気がするのですが~
歌を褒めて頂いて恥ずかしいけど嬉しいです~ 風花さん、ありがとうございます。