周平の『コトノハノハコ』

作詞家・周平の作詞作品や歌詞提供作品の告知、オリジナル曲、小説、制作日誌などを公開しております☆

#90 『It's a party time』

2010年09月29日 | 作詞作品集
(2009年8月1日アップ)

さぁ 今夜はparty time
珍しくオシャレをしちゃって
期待し過ぎるのは
ムダだって分かってるけど


フラれたばかり
すごく寂しい日々
私 今すぐ抜け出したい
今夜のパーティー
「なんか良い出会いがあればいいな」
とか期待して

出会いは いつでも
そこら中に 転がっているさ
それを掴むか逃すかは 私次第

さぁ 始まるparty time
グラスを手にカンパイ交わして
期待し過ぎるのは
ムダだって分かってるけど
躍る胸 おさえられない


男子の質問
都合が悪ければ
平気でスルーするくせに
こっちの質問
ガンガンぶつけちゃう
容赦を知らない女子たち

好みや趣味とか仕事とか年齢とか
やっぱり少しは 
気になるの当然でしょ?

出会いのカタチなんて
この際 もうどうだっていいんだ
抜け出したい 寂しい日々
キッカケが何であっても
私は「運命」と呼ぶ


チャンスは そう いつだって
そこら中に 転がっているんだ

そう 今夜はparty time
珍しくオシャレをしちゃって
期待し過ぎるのは
ムダだって分かってるけど
躍る胸 おさえられない


#89 『For the earth』

2010年09月29日 | 作詞作品集
(2009年7月1日アップ)

食べ物も 着るものも
何でも揃う国に
生まれた僕らは そう
運が良いかもしれない

だけど そんな奇跡が
明日(あした)もある保証は
どこにもないって事を
僕らは知るべきだな

これ以上 無駄な物を
作って 捨てる事は
僕らの可能性そのものを
捨てるようなものなんだ

この地球(ほし)の叫び声が
君にも聞こえてるだろう?
大地を 空気を
汚さないでという 願いの叫びが
この地球に 今日まで
そう 生かされてきたんだから
今度は 僕らが
この地球を生かす番なんだろう


灰色のビルたちが
並び立つ街だから
僕らの心の中までも
曇っちゃうんだろう

緑が広がるなら
心も広がるだろう
まずはそう 
そんなイメージを持つ所から始めよう

この地球の未来は そう
僕らの手に懸かってる
生かすも 壊すも
僕らの行動 それ次第だから
争ってる場合じゃない
今こそ 手を取り合おう
世界中 みんなが
真剣になれば きっと変わるよ


この地球の叫び声が
君にも聞こえてるだろう?
大地を 空気を
汚さないでという 願いの叫びが

この地球の未来は そう
僕らの手に懸かってる
生かすも 壊すも
僕らの行動 それ次第だから
争ってる場合じゃない
今こそ 手を取り合おう
世界中 みんなが
真剣になれば きっと変わるよ

#88 『今日も誰かと手をつないで』

2010年09月29日 | 作詞作品集
(2009年6月1日アップ)

何の強さも持たずに
僕達はこの地球(ほし)に生まれ
今日まで歩いてきた
このたった2本の足で

坂道 凸凹の道
いろんな苦難があったけれど
倒れずに歩いてこれたのは
心の支えがあったから

それは そう 
道の途中で 出会ってきた人の優しさ
それがあるから人は
強くなれるのでしょう

嬉しい時も そう 悲しい時も
その気持ちを分かち合える「誰か」を
人は求めている
そんなに僕達は強くはないから
今日も誰かと手をつなぎ
生きてゆくしかない


早く自立しなきゃと
よく人は口にするけれども
この世に一人きりで
生きてゆける人なんていない

だから そう 
人はそれぞれ 自分にできる精一杯を
他の誰かのために
尽くせば良いのでしょう

苦しい時や 挫けそうな時は
誰かにちょっと甘えれば良い
それは決して悪い事じゃない
強さを分け合って 弱さを見せ合って
明日(あす)も誰かと手をつなぎ
生きてゆけたなら良い


周りを見れば こんなにたくさんの人
家族、友達、恋人、仕事の仲間…
皆がいるから 僕はいる

嬉しい時も そう 悲しい時も
その気持ちを分かち合える「誰か」を
人は求めている
そんなに僕達は強くはないから
今日も誰かと手をつなぎ
生きてゆくのでしょう

#87 『Spring☆Magic』

2010年09月29日 | 作詞作品集
(2009年4月1日アップ)

もう 冬は過ぎて
今年も 春が来たよ♪
ケータイばかり見てないで
さぁ 外へ出ようよ!!

そう モタモタして
出遅れてしまったら
いい人いても 他の娘(こ)に
取られちゃうよ!!

人生は一度で 二度目はないの
だからもう 遠慮はいらない
恋も夢も全部つかもう!!

スイッチをONにしてNew Days
寝グセを直して 化粧をして
何だって叶っちゃうような
気がしてしまう Spring☆Magic
前しか見てないよ New Ways
私は急に止まれない
人生はワガママすぎるぐらいが
ちょうどいいの♪


もし 気になる人
できたとしても いつも
告白はシミュレーションだけで
終わってしまう…

でも もう逃げない
もう後悔はしない
今度の恋は 絶対に
つかんでみせる!!

将来の夢とか まだないけれど
とりあえず笑っていれば
シアワセにはなれる気がする♪

毎日がドキドキ New Days
はじめて話した人 みんな
運命の人かも… なんて
思ってしまう Spring☆Magic
突っ走ってしまおう New Ways
勢いだけなら 誰にだって
負ける気がしない 殻を破って 
さぁ 花 咲かせよう♪


スイッチをONにしてNew Days
寝グセを直して 化粧をして
何だって叶っちゃうような
気がしてしまう Spring☆Magic
突っ走ってしまおう New Ways
勢いだけなら 誰にだって
負ける気がしない 殻を破って 
さぁ 花 咲かせよう♪

#86 『Destiny~君との出会い~』

2010年09月29日 | 作詞作品集
(2009年2月1日アップ)

この世に生まれ落ち
泣き叫んだ日から
これから先 出会う人なんて
決まってるのかもしれない

そう 例えば
君とめぐり会えた事は
偶然のように思えるけど
必然だとも思う

人はそれぞれに
形も長さも違った線 描き
生きてくけど

Destiny=
君の線と 僕の線とが
あの日 交じりあった事
そして 同じ時に
同じ未来(あす)や
同じ夢 見た事


ちょっとした きっかけで
僕ら 描く線が
二つに分かれてしまう時が
くるかもしれないけど

進む道は 人それぞれ
自分で決めてく
誰ひとり 邪魔はできない

Promise=
もしも いつか君と僕の線
離れる日が来ても
ずっと忘れないから
共に笑ったり 涙した事


もしも君に出会ってなかったらなんて
想像できないくらいに 君はきっと
小さな僕にとって
大きな存在で 強い味方だろう

Destiny=
君の線と 僕の線とが
あの日 交じりあった事
そして 同じ時に
同じ未来(あす)や
同じ夢 見た事
Promise=
もしも いつか君と僕の線
離れる日が来ても
ずっと忘れないから
共に笑ったり 涙した事

#85 『しあわせのカギ』

2010年09月29日 | 作詞作品集
(2009年1月1日アップ)

食べものや着るもの
何でも揃ってる
お金さえあったら
何も困らない街

でも なぜか誰もが
口を揃えて言う
「幸せになりたい」
「まだ何かが足りない」と

友達と遊んで はしゃいで
そして 心を満たされた気分に
少しだけ浸ってみても 虚しいだけ

何があれば 空っぽな日々
満たす事ができるでしょうか?
何があれば 明日(あす)という日が
煌びやかに見えるでしょうか?


「やりたい事は何?」
誰かに訊かれても
言葉に詰まるのは
「自分」を知らないからで

空き缶が転がるような音たて
暮らしは まわってく
生まれてきた理由(わけ)も
生きてく意味も 見出せなくて

愛があれば 何でも出来るという話 
ホントでしょうか?
夢があれば 少しは強くなったように
見えるでしょうか?


何を信じ 何を疑い
生きて良いか分からないけど
幸せへと続く扉の鍵を
今日も探しています

何があれば 空っぽな日々
満たす事ができるでしょうか?
何があれば 明日(あす)という日が
煌びやかに見えるでしょうか?

愛があれば 勇気があれば
夢があれば 希望があれば
今日より明日 少しだけでも
幸せへと近づきますか?

—ただ生きてるだけで幸せな事だと思えた時 人は はじめて幸せになる―


#84 『近距離恋愛』

2010年09月29日 | 作詞作品集
(2008年12月1日アップ)

遠すぎず 近づきすぎず
程よい距離を保つ事が
これからも 二人がずっと
続いてくためになる

頭の中では分かってるのに
私は 土足で君の中 踏み込んでは
今日も困らせてる

明日も 未来も 君にとって
そう きっと私が全てと信じたい
どんなに イタい奴だって
思われたっていいから
近くにいたい


ウザいとか 重たいだとか
思っても口に出さなくて
広すぎる君の心に
甘えちゃう 私なんだ

いつか捨てられてしまっても
仕方ないって 自分で思うから
余計 君にしがみついてしまう

明日は 未来は 私の中
そう もっと君で埋めたくて
この胸 すき間がなかったら きっと
ため息や涙なんか
少しも出ない


遠くて 近くて 程よい距離
二人の間におく事
大事な愛なら なおさら必要
分かってるけど どうしようもなくて

明日も 未来も 君にとって
そう きっと私が全てと信じたい
どんなに イタい奴だって
思われたっていいから
近くにいたい

#83 『青い若葉にもう一度』

2010年09月29日 | 作詞作品集
(2008年10月1日アップ)

季節は秋から
冬へと変わる途中
隙間の空いてる
この胸に冷たい風

まるで そう
枯れ葉のように朽ち果ててゆく
何のために生まれて生きてるのか
分からなくなって
月日だけ過ぎて

夢に向かい走って 手を伸ばして
がむしゃらだった頃 あったけど
叶わないと気付いた
でも 本当は
叶わないと決めつけていた
自分自身で


グレーのビルたち
青い空を隠して
上を見上げる事もなくなった日々
今日も下を向き
煙草に火をつけ

夢も空も未来も 見失って
腐ってる自分が 醜すぎて
戻りたいよ あの頃
なぜか いつも 
自信だけは満ちあふれてた
青い若葉に


素直な瞳で 描いてたはずの
未来図はどこに置いてきたの?
取り戻しに行こう
煙草の火を消して
夢に遅すぎる事はない

夢も空も未来も 見失って
腐ってる自分を 蹴飛ばして
戻ってみよう あの頃
なぜか いつも
自信だけは満ちあふれてた
空を仰ぐ 青い若葉にまた

#82 『大人にこそ夏休みを』

2010年09月29日 | 作詞作品集
(2008年8月1日アップ)

少年時代の はしゃいだ夏休み
思い出してた 仕事の帰り道

何も恐れず 飛び込んでた僕は
何処へ消えたんだろう?
今はいない

急ぎ足の社会の中
本当の自分を忘れてた
無邪気だった あの日は
もう 戻らないけど
次の休日(やすみ)
どこか行こう


探検ごっこしていた あの山
水遊びできた 綺麗な あの川は

時代の流れに 消されてしまった
でも残し続けよう
僕の中で

満員電車の毎日
揺られながら握る吊り革を
手放して スーツを脱いで
現実逃避していいよね?
疲れたら


大人にだって もっと
夏休みがあっていい
きっと 大人の方が
ほんとは 必要なのさ

急ぎ足の社会の中
生きてる喜びも忘れてた
仕事ばかりの日々は
そう 変わらないけど
次の休日(やすみ)
羽のばし どこか行こう

#81 『お前のペット』

2010年09月29日 | 作詞作品集
(2008年6月6日アップ)

付き合って 半年経った
お前と 俺だけど
出会った頃とは
何かが違う

優しさの ひと欠片すら
最近 ありゃしない
文句か わがまま
だいたい どっちか

俺は いつでも
お前の思いのままに
動いてあげる
ペットじゃないんだ

「じゃあな!」
自分から言ったくせに 結局
お前の帰り待つ
ペットみたいに


あぁ 俺が下手に出れば
「強気に来て」と言い
強気に出たなら
うざがる始末

面倒だ もう限界だ
だから そう 追い出した
だけども お前を
まだ好きでいる

いっそ 一生
お前に服従しようか
意地やプライド
全てを捨て去って

だけど 
肝心なお前がいない今は
体を丸めては
鳴き続けてる


そして
主人の帰りを待ってる俺は
気が付きゃ 完全に
お前のペット

#80 『幸せに気付かずに』

2010年09月29日 | 作詞作品集
(2008年5月7日アップ)

生まれてきた瞬間(とき)から
いつか死にゆく事も
決まっている 僕達は

幸か不幸かなんて
答えも出ない問いを
背負いゆく 最期まで

誰か 教えてほしい
答えがあるなら すぐに

傷ついて 傷つけて
涙して 落ち込んで…
そこまでして 生きる事
一体 何の意味がある?


生活と引きかえに
働き続ける日々に
疲れ果ててる 僕達

いっそ 消えた方が楽かと
思ってしまう

愛があって 夢もあって
満たされた この暮らし
なのに何故? 胸の中
ぽっかりと穴があいてる


そう 自分だけじゃなくて
この地球(ほし)の全て
見渡せば 気付くはず
僕達の幸せに

愛があって 夢もあって
満たされた この暮らし
幸か不幸か なんて問う
それ自体が不幸なんだろう

#79 『confusion』

2010年09月29日 | 作詞作品集
(2008年4月11日アップ)

「やっぱり僕には君しかいない」
本気とも嘘ともとれる
去年の今頃は愛してた
あなたの久しぶりの声

やっと 葬り去れた恋を
もう 掘り起こさないでよ

帰って来ないで 私の所へ
もう二度と 見たくない
あなたの顔なんて
戻って来ないで 私の心へ
もう一度 あなたの事
好きになってしまうから


「やっぱり私もあなたがいい」
なんて考えたりしない
そのために 新しい恋して
必死にフタを閉めた感情

もう 二度とあなたを軸に
そう 振り回されやしない

答えて欲しい あの頃の愛は
本気だった? 嘘だったの?
今さらだけれど
答えなくていい 別にイヤならば
その代わり 本気だった
私の恋 返して


もう一度信じてみたい気持ち
もう二度と傷つきたくない気持ち
交差して火花を散らしてる
燃え尽きて 灰になったはずなのに

帰って来ないで 私の所へ
もう二度と 見たくない
あなたの顔なんて
戻って来ないで 私の心へ
もう一度 あなたの事
好きになってしまうから


#78 『弱気な僕とフキノトウ』

2010年09月29日 | 作詞作品集
(2008年3月13日アップ)

「いったい僕には何ができるの?」
自分自身に問いかけて
「いったいあなたは何がしたいの?」
逆に問いかけられ

真っ暗で出口の見えぬ迷路で
さまよい続ける毎日が
入り口に心当たりもないから
余計にもどかしくて

季節はもう冬から春
街も歩き出す頃だけど
僕は歩き出せずに
道端 しゃがみ込んだ

春の訪れを告げる
顔を出したフキノトウ
弱気な僕に向かって
「今から始めればいい」
輝く春の日ざしに
引きをとらぬフキノトウ
僕は今も雪の中
しゃがんだまま 凍えてる


「こうすればこうなる」っていう数式が
世の中にはあるけれども
数式じゃ表せない感情が
それを崩してゆく

「未来」という大きな希望
だけど それは恐怖でもあり
開くドアの その向こう
光を見出せずに

スタートの合図 告げる
早春の日のフキノトウ
弱気な僕に向かって
「失うモノはないだろ?」
何よりも大きく見える
誇り高きフキノトウ
誰も気付かぬ道端
小さくも堂々と咲く


輝く春の日ざしに
引きをとらぬフキノトウ
弱気な僕に向かって
「ここから始めればいい」

僕は恥ずかしくなって
フキノトウに「ありがとう」と告げて
行き先も決めず 全力で走り出した

#77 『普段は言えないけれど…』

2010年09月29日 | 作詞作品集
(2008年2月19日アップ)

今 叶えたい夢 抱いて
この都会(まち)に生きてる僕は

そう たくさんの愛
励まし 受けながら

もしも この都会(まち)に
ひとりきりだったなら
とっくにこの夢 
朽ち果てていただろう

Ah あなたがいて
今の僕がいるよ
笑顔のとなりには いつでも
Ah あなたがいる
だから歌に乗せて
普段は言えないけれど
「ありがとう」


家族や 友達とか
恋人や 仕事の仲間…
大切で何気ない
この瞬間を一緒に
生きてくれてる皆へ

Ah あなたがいて
今の僕はいるよ
涙のとなりには いつでも
Ah あなたがいて
励ましてくれるね
だから心を込めて
「ありがとう」

#76 『朧月(おぼろづき)』

2010年09月29日 | 作詞作品集
(2008年1月25日アップ)

空に浮かぶ春の月
淡い桃の夜桜 
照らし出し

都会の喧騒 すべて
ぼやかすように 今宵も輝く

満ちたり 欠けたり
時には 隠れたり
誰かの心を
映し出すかのように


海に映る春の月
静寂の夜(よ) 
さざ波に揺らされ

消える事のない 人の
胸の傷 洗い流すように

明日(あした)も この世に
争いは絶えない
このまま 夜明けが
来なければ良いのに


いつまでも この静寂に
包まれてたい

けれども 無情に
明日は来てしまう
満ちたり 欠けたり
心は繰り返す

憂鬱な 人の心 
映す 朧月