島根の地酒居酒屋 『朔屋(さくや)』の楽屋裏。

島根の松江にある居酒屋店主が、日本酒にまつわるお話を、面白おかしく、てきとうに書き綴ってまいります♪

鷹勇の大谷酒造

2008年03月31日 | Weblog
昨日は、朝早くから鳥取県の大谷酒造さんにお邪魔して来ました。

JRの時刻表が3月15日から変更になっているのに気づかず、約束の時間に大幅に遅刻してしまいました^^;

しかも!遅れていたので、急いでタクシーに乗ったら、タクシーの運転手さんが、大谷酒造を知らなくて、ガソリンスタンドで道を聞いていました・・・^^;
そしたらガソリンスタンドの店員さんは、僕たちが今来た道のほうを指差しているじゃありませんか。
しかもその道は、上りも下りも渋滞中・・・。

それでもタクシーの運転手さんに、頑張ってもらった甲斐もあって、30分の遅刻で済みました。
幸運なことに、僕たちを30分も待っていた蔵人さんは、去年の秋に家に遊びに行ったS君だったのです。

S君だから良かったと言うわけではありませんが、知らないベテラン蔵人さんよりは、気が楽でした。
あ~よかったよかった♪
(でも、S君ほんとはごめんよ)


S君は、夏は酒米を作り、冬は鷹勇を醸している、ちょっと変わっているけど面白い青年です。
そしてこの青年は、ざんねんなことに、天穏のO君の知人でもあり、ライバルでもあるんです。
あ~ぁ、ざんねん(笑)



そんなこんなで、半年ぶりの再会を果たして、色々蔵の中を見せていただきました。
S君の説明は、大変分かりやすく、サービス精神旺盛だったため、とても勉強になりました。

もろみも、強力の山廃があったので、利かせてもらいましたが、正直このまま製品化しても良いんじゃないかという、美味しさでした。

あと、酒母を暖めたりする『だきダル』というものがあるんですが、普通アルミ製のものとかをよく使っています。
(中にお湯を入れて、酒母の中に突っ込み、酒母を温めたりするものです)

それが、大谷酒造さんには、木で出来た『だきダル』があって驚きました。
なんかレトロな感じが味わいもあって、素敵でした。

S君、昨日は本当にありがとうございました♪


このあと、東郷温泉の近くにある、福羅酒造さんに行ったのですが、また明日報告します。。。

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