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島根の地酒居酒屋 『朔屋(さくや)』の楽屋裏。

島根の松江にある居酒屋店主が、日本酒にまつわるお話を、面白おかしく、てきとうに書き綴ってまいります♪

隠岐放浪記パート4

2007年05月18日 | Weblog
5月14日(月)

午前中より、隠岐誉の毛利さんに迎えに来ていただき、まずは隠岐誉さんにお邪魔しました。
蔵を見た第一印象は、『ワッ!デカ!』
聞けば県内一の生産量を誇るそうで、尚且つお酒の卸もされているとのこと。
この日も従業員の方々が、広い蔵の中を所狭しと忙しなく働いておられました。

隠岐誉さんは、昭和47年に隠岐の島内にある五つの蔵が、
「ちっちゃな島で、いがみ合ってもしょうがないけん、ひとつになぁか」
といって、隠岐誉というブランドが誕生したのだそうです。


この日案内してくださった、毛利さんの実家も以前は西郷町の中で造り酒屋を営んでおられたそうです。
いまは、隠岐誉の部長さんをされていて、お酒を飲むととても愉快で豪快な楽しい方です。

さていよいよ、酒蔵見学に突入していきます。
みなさん、メモの容易はよろしいですか?
ではいきますよ、アレ?おかしいなぁ~。
どうやらうっかり、メモを取り忘れたみたいなので、記憶のメモリーをフラッシュバックさせて頑張っていこうと思います。
(まぁ、いつものことですから、お馴染みですよね^^;)

蔵について最初に気になったのが、蔵の入り口にある『リポビ○ンデー』の自動販売機。
『仕事、お疲れ様』って感じが、漂っていました。


あと、隠岐について気になっていたのが、「水が美味しい!!」
聞くところによると、島根県内で唯一隠岐の島だけ『日本の名水百選』に選ばれた水があるそうです。しかも二箇所も!!
ここに隠岐誉の味の秘密が見え隠れしていました。

ただ、朔屋的に思うことは、隠岐料理は刺身醤油もサラッとしていて、たまり醤油とは違い甘みではなく、塩味をきかせているような印象を受けしたす。

煮付けにしても、松江出雲の甘辛系の煮付けではなく(比較的に)塩味を利かせたサッパリ煮付けのような感じです。
「潮(うしお)」汁ってあるじゃないですか、塩味をきかせた。
アレの煮付けバージョンぐらいに思ってください。

合わすお酒にしても、隠岐地方と出雲地方だとまた違ってくると思います。
が、しかしこれからの居酒屋料理は、多種多様。どんどん進化していきます。
日本酒をただの一銘柄として括るのではなく、もっと味を探っていき、よりよく皆様にお届けできるよう頑張っていきたい、と思う今日この頃でした。。。


まだまだ続きます!!

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